11月30日(金)サーモン科学館にてサケの発眼卵を受け取り、サケの産卵行動についての学習を行いました。
冷え込みの厳しい午後、まずはサケ学習です。この日は、副館長の西尾さんに講義をしていただきました。道内でも珍しいサケの行動展示を行っているサーモン科学館では、とくに11月には水槽内でサケの産卵が見られるチャンスも・・・。と思いながら魚道水槽にいくと、「この時間では産卵の可能性は2%」っというお厳しい言葉。でも、魚道にはサケのペアーが2組。産卵した卵に砂利をかける行動は見ることができました。西尾さんの講義は、とても興味深く、サケの生態を常日頃から観察していないとわからない話ばかりでした。雄の役割、雌の役割、婚姻色にもどうやら違いがあることなどなどサケ知識をまた一つ増やすことができました。
一生懸命に講義を受ける生徒たちと西尾副館長
講義の後は、実習棟で10月に受精させた発眼卵の受け取りです。今年は、発生が早めですでに孵化している稚魚もいましたが、元気な姿を見せてくれました。
大切に受精卵を管理!(感謝)
これから今年もサケ稚魚の飼育実習が始まります。チョウザメ、イトウ、サケ稚魚・・・生徒玄関が賑やかになってます。