6月15日(水)、1学年の総合の探究の時間で野付巡検を行いました。
前々日には事前学習を行い、野付半島ネイチャーセンターのネイチャーガイド 坂口様に講義をしていただきました。
野付半島の成り立ちや動植物について解説してくださいました。
巡検当日は、天候に恵まれました!
午前中は先端部を歩きながら、動植物の観察やゴミ拾いをしました。
道具を受け取る生徒たち。ここから片道45分程度歩きます。
先端部に向けてどんどん進んでいきます。潮が引いていたため、海面付近のアマモを観察することができました。
こんな素晴らしい景色はめったに見られないでしょう。
講義の後は、野付半島の先端部のゴミ拾いを行いました。今年度、生徒が拾ったのゴミの量は、燃えないゴミ33.3kg、燃えるゴミ2.5kg、ペットボトル3.5kg、ビン0.8kg、缶1.2kg、合計41.3kgでした。
ゴミの種類ごとに分別して拾っていきます。
午後は、ネイチャーセンターからトドワラへと続く遊歩道で花の観察を行いました。今年は、咲いていた花の数は少なめでしたが、数種類の花を見ることができました。
タブレット端末で、花の写真を撮影しています。
今回の巡検は、素晴らしい景色の中で、野付半島の豊かな自然について実際に観察しながら理解するとともに、ゴミ問題が深刻であることを改めて実感することができました。
事後学習では、野付半島に関わる環境問題について、SDGsの観点から学びを深めていきます。
この授業は、海洋教育パイオニアスクール(日本財団)の一環で行われました。
最後に、ゴミの処理等でご協力いただいた別海町役場に感謝申し上げます。