防災DAY 開催

 3月13日(金)本校では、恒例となった防災DAYが行われました。防災DAYは、東日本大震災の起こった3月11日を忘れないためにこの週に設定しています。1,2年生は、東北への防災研修の経験があるので、この防災DAYがどれほど大切な日なのかを理解しています。

 

 今年の防災DAY、午前の部は、1年生のHUG(避難所運営ゲーム)と2年生の炊き出しを行いました。1年生だけでHUGに取り組むのは初めてです。生徒会役員がリードして、HUGの準備をしました。今日のHUGは、避難所運営はもとよりクラスでの仲間作りもかねて行いました。

 2年生は、炊き出しです。先日、家庭科の実習で防災食を学んだ2年生。みんなで協力して全校生徒分の炊き出しにチャレンジしました。メニューも盛りだくさん、4種類のパスタ、肉じゃが、わかめスープ、ご飯、蒸しパンです。すべてビニール袋で作り、湯で煮るだけという物でしたが、どれもとても美味しくできあがりました。人気メニューは、おかわりもしてくれるほど。2年生の頑張りが、キラリと光りました。

 

 お昼を食べて午後の部は、それぞれの学年で分かれ、1年生は、防災研修の振り返り、2年生は、防災クロスロードに取り組みました。1年生は、「もし最後だとわかっていたなら」ということをキーワードに、岩手日報の新聞記事を教材に、あたり前の日常を考えました。当たり前に学校へ送り出してくれる保護者、それって本当にあたり前?と改めて見つめ直しました。ワークシートで、もし最後の日だとしたら、大切な人へ何を伝えるのかじっくり考えました。生徒たちは、いろんな人に支えられ、感謝の気持ちを忘れず、これからの日々もたくましく生きていってくれると思います。防災を学んでいる標高生だからこそ、あたり前の日常を大切にしてほしいなぁと思いました。

 2年生は、究極の選択です。阪神淡路の大震災の教訓から考案された防災クロスロード、究極の選択を考え、仲間と意見を交わし、合意形成を図ります。正解は、ありません。そのときの最適解をみんなで共有し、ゲームを進めていきます。他人の考えと自分の考えは違います。違ってあたり前だということを理解しながら、互いに歩み寄って、思いやりの共通解を共有することの大切さを学びました。

 今年の防災DAYは、一人一人が考えることの多い1日でした。防災のことを毎日考えるのは、大変。でも時々でいいから防災のことを考える。そして、考えたことを家で話すこと、それが地域へ広がる防災となります。