カテゴリ:防災・減災関係

防災教育 川北中学校 出前授業

 11月12日(火)本日は、川北地区の川北中学校での防災出前授業を行いました。対象は、1,2年生です。今回の内容は、中学生が対象でもあるのでHUGと研修の報告です。

 研修の報告では、日本で起こりうる災害のこと、それに対する防災や現地で学んできたことを中学生に伝えました。また、和田さんからは、高校生の伝えてくれた内容の中から備えるということを取り上げて、さらに解説を深めて下さいました。

 後半は、HUGです。中学2年生8名を二つのグループに分け、それぞれ高校生と合わせて8名のチームでHUGを行いました。はじめは、遠慮しがちな中学生達でしたが、次第に打ち解け合い和気藹々とHUGに取り組めました。結果を見比べると明らかな違いが・・・同じHUGをやってみてもやっぱり違うんですね。

 最後に中学生の代表の生徒からお礼の言葉を頂きました。ありがとう!

 次の出前授業は、こども園です。どんな内容で園児と防災学習をするのか準備していきます。

 

 

防災教育 1日防災学校

 11月8日(金)1日防災学校が行われました。

 今年は、探究発表が充実した1日防災学校となりました。まずは、恒例の避難訓練。今年は、津波による垂直避難です。津波から逃げる余裕がないという想定で、それぞれの教室から3階までの垂直避難を実施、その後、さらに津波が高まるという想定で屋上への避難を実施しました。落ち着いて冷静に真剣に取り組むことができました。屋上では、初冠雪の山々を観て、冬の訪れを感じる事ができました。

 体育館に戻り、探究の発表です。今年は1~3学年までそれぞれ発表を行いました。

 まずは、2年生の平和学習です。今年、見学旅行で行った沖縄での研修から「平和する」というkeywordで4班に分かれて探究し、発表しました。それぞれが平和とは?という問いに向き合い、高校生が平和に向けて標津でできる事を発表しました。次は、1年生の防災研修の探究です。3班に分かれ、「大川小学校」「東松島市と松島町」「千年希望の丘」について研修をまとめ、標津への提言を発表しました。最後は、フードデザイン選択の3年生からの発表でした。ハイゼックス袋を用いた防災食作りの事例と備えについて発表することができました。

 午後からは、標津町住民生活課危機管理室長の和田さんより「標津町と地域循環型防災教育」というタイトルで、標津町との関わりや地域循環型防災教育の流れを話していただき、高校生に期待することを伝えて下さいました。最後は、トークセッションです。今年は、生徒会4名と和田さん、中村先生に参加いただきました。トークの中でkeywordとして「油断しない」という言葉がでてきました。今年の防災研修では、この言葉がよく出てきていました。また、大切なこととして「自分事に捉える」というワードも出てきました。和田さんからは、学年の探究で提言した事を実行してほしいと生徒に伝えてくれました。標津町は、高校生のチャレンジを試せる場所、自分たちで行動を起こしてほしいと語ってくれました。全生徒会長の太田さんからは、ここで学んだことを進学先でも大切にして、近くの人にも伝えていくことや吉江君からはネットの情報を鵜呑みにするのではなく、想定にとらわれず判断し行動することが大切だとみんなに語ってくれました。

 今日は、多くの学びがあった1日でした。これからも防災減災活動を推進していきましょう。

地域循環型防災教育 標津小学校(6年生)出前授業

 10月30日(水)本日は、標津小学校6年生の防災教育でした。地域循環型防災教育の一環で取り組む出前授業です。

まずは、生徒会で取り組んでいる防災研修の報告しました。今回、研修したのは直下型地震、洪水、火山噴火と3か所。それぞれから学び、地域に伝えたいことを6年生に伝えました。パワポの資料は、小学校用にアレンジして漢字にフリガナを振ったり、わかりやすくゆっくりと説明するなど、先日の中学生に行った出前授業とは、また違う雰囲気で伝えることができました。

 その後は、住民生活課の竹村さん、和田さんの毛布タンカ体験の補助、そして、HUGカードからの思考学習を行いました。毛布タンカでは、いつも登場するクマくんを落とさないように慎重に運ぶことができました。そして、HUGカードです。イベントカードから抽出したカードの内容をグループでディスカッションしました。高校生とも積極的に意見を交わして、グループごとに自分たちの考えを発表することができました。

 最後に、6年生の担任の先生から、今日の学びを家族に伝えることが今日の学びの大切なところですとおっしゃっていました。まさしく、地域循環型防災教育が狙う一つの波及効果です。ありがとうございます。

能登へ届きました!

能登支援グッズとして本校から送った支援物資が能登へ届きました。

 生徒の手書きメッセージカード入りの鮭節とレシピ集が無事手渡されました。今回、配布にあたって協力いただいたのは、本校ではおなじみのさんつなの伊藤さんと齋藤さんです。いま、RQ能登でも活動されており、そんなご縁で配布していただけました。手渡しされたグッズは、他に北海道だしや標津羊羹、標津を感じるグッズです。遠い標津町との繋がりが深まれば良いですね。

 まだまだ震災、水害の爪痕が残る能登半島、できる事をできる時に支援していきたいと思います。

 伊藤さん、齋藤さん、そしてRQ能登の皆さん、届けていただきありがとうございます。

地域循環型防災教育 標津中学校出前授業

 9月25日(水)10:40~12:30 標津中学校で防災出前授業を行いました。これは、地域循環型防災教育の一環で実施しました。毎年標津中学校で行わせていただいています。

 

 まずは、1年生~3年生までの全校生徒の前で夏休みに実施した防災視察研修の報告をしました。熊本の地震と水害、長崎の火山と3つの災害に注目した報告です。研修のまとめをPowerPointで作成、研修から伝えたい事を考え、中学生に伝えることが出来ました。

 後半は、HUGです。標津高校で作成したオリジナルHUGを使って、中学生とHUGを行いました。オリジナルHUGの設定は、春の融雪洪水。最近水害のニュースも多く、心配な災害でもあります。

 高校生がアドバイスしながらゲームを進めました。最後にHUGの振り返りをしました。同じカードでHUGをしたのに、全く違う結果に体験した中学生も驚いた様子でした。

 HUGを通して中学生とも交流することが出来ました。ぜひ、標津高校へ進学して、一緒に防災減災活動をしましょう!高校で待ってます。