カテゴリ:防災・減災関係

地域循環型防災教育 北海道地域防災マスター認定研修会

 7月26日(土)標津町生涯学習センターあすぱるで行われた根室振興局主催の「北海道地域防災マスター認定研修会」に生徒7名、教員1名が参加しました。これは、北海道で認定する地域の防災リーダーを育成する狙いとそのリーダーが地域の防災を担うことを目標としています。本校で推進している地域循環型防災教育、本校で目指す防災リーダーとして是非生徒たちに学んでほしい研修でした。

 

 当日は、DIG、気象・災害に関する専門知識、救命講習と1日たっぷり防災について学ぶことができました。地域の方と高校生が一緒になってDIGに取り組み、互いの意見を交わし、考え進めていく姿がとても印象的でした。

 標津高校では、標津町オリジナルHUGを用いた防災教育をはじめ、生徒会を中心にさまざまな防災教育に取り組んでいます。地域住民との交流を深めるオリジナルHUGやリアルHUGを再び実施してもいい時期に来たかと感じています。

 これで標津高校には、北海道地域防災マスターが教員3名、生徒7名で11名となります。防災減災教育の推進にこれからも励んで参ります。

地域循環型防災教育 川北小学校4年生来校

 6月30日(月)、先日、川北小学校4年生で防災の出前授業を行ったところですが、本日は、その4年生が来校してくれました。地域の防災施設の見学ということで、町役場住民生活課危機管理室と共同した防災学習の一環です。

 学校に来てもらった理由は・・・標津高校が避難所だからです。

 学校にある避難所設備を見てもらいました。まずは、非常用の大きな発電機。発電機があると、停電でも様々なことに対応することができます。子供たちもスマホの充電ができる!とか暖房使える!など考えを発表してくれました。その次は、体育館と格技場での防災で使えるもの探検。ホワイトボードは「頭を守るのに使えそう」とか「卓球台は机にできる」とか子供たちは想像力を発揮していました。

 防災用の卓球の仕切りを紹介すると、早速寝袋に・・・いざというときにマットにもなるし、寝袋にもなる。日常学校にあるもので十分災害に対応できるということがわかってもらえたでしょうか。

 地域循環型防災教育がまたひとつつながりました。

地域循環型防災教育 川北小学校へ

 6月25日(水)地域循環型防災教育の一環として、町内川北地区の川北小学校4年生に対して、防災出前授業を行いました。生徒会8名がそれぞれのパートに分かれ、子供たちに伝わるように工夫して授業に取り組みました。

 今回の内容は、昨年度に取り組んだ防災研修の報告と絵本の読み聞かせ。熊本・長崎で学んだ地震や水害、火山災害を元に子供たちに伝わるように工夫したパワポをつくり、また、授業の後、気象台の津波発生装置による学習もあったので、福島の請戸小学校物語を読み聞かせしました、絵本に出てくる「あなたにとっての大平山」、標津町だったらどこになるのか想像してもらえたでしょうか。災害にとても大切なキーワード「備える」を家に帰ってから、おうちに人と共有してくれたらありがたいです。

 

 

 

避難訓練(火災)

6月16日(月)の6時間目に避難訓練を実施しました。

授業中に調理室で発生した火災に対し、駐車場への避難という想定で行いました。

放送による避難指示から、避難後の人数確認完了までの時間を計測します。今年は1分51秒でした。

生徒も教職員も緊張感を持ちつつ、冷静に避難することができました。

標津消防署職員の方から、教職員は生徒に適切な避難指示が出せること、生徒は先生の避難指示をしっかり聞くことが一番大切だというお話をしていただきました。

また、校長先生から、実際に起きた学校での火災を例に、いつ起こってもおかしくない身近な災害であり、起こった際には命を守る行動を最優先にとってほしいというお話をしていただきました。

その後、各クラスの代表者に避難梯子を使用した避難の実演をしてもらいました。

地上で見ていた生徒から「がんばれ~!」という声をかけられながら無事に避難することができました。

今回も生徒だけでなく教職員にとっても防災減災意識が高まる避難訓練となりました。

ご協力いただいた標津消防署職員の方々、ありがとうございました。

防災研修事前学習(1年総探)

6月13日(金)、1年生の総合的な探究の時間に防災研修に向けての事前学習として、標津町住民生活課危機管理室長の和田さんに出前授業をしていただきました。

 

地震・津波に関する基礎知識や防災研修で見てほしいところなどを教えていただきました。

生徒には、今回の出前授業の学びを7月の防災研修での学びにつなげてほしいと思います。