カテゴリ:自然環境系科目

エゾシカの利活用を学ぶシリーズ3 まとめ編 自然環境系2年

 6月24日(水)2時間目 毎週授業に来ていただいた小野田さんの最後の授業でした。本日は、学習のまとめです。

 前回、秋の狩猟で捕獲されたエゾシカと春の有害駆除で捕獲されたエゾシカを食べ比べてみました。どちらも特徴があっておいしいお肉でしたが、その背景をじっくり考えることに・・・。狩猟と有害駆除、いま道内で問題になっているシカの増加。毎年、狩猟や有害駆除でその個体数を調整しています。現状の捕獲数だと、エゾシカの個体数は現状維持か微減というところ。狩猟よりも有害駆除で捕られるシカのほうが多い現状を学びました。

 また、利活用の課題も見えてきました。食肉として安定した流通をさせるためにどうしたら良いのか。素材はいいのに処理ができない、コストがかかる、さまざまな課題を示してくださいました。

 標津町のいいところも最後にお話ししてくれました。都会では、食材の背景が見えない、でも標津町は、その素材の背景をすべてみることができる。狩猟を通して、おいしい食材が手に入る素晴らしい環境であることを大切にしていこうと思う授業でした。

 お忙しい中、多大な準備をいただき授業をしていただいた小野田さんにこの場を借りて改めてお礼申し上げます。

ごぼうと長ネギを植えました 自然環境系3年

 寒さが続く標津町。今日も海から吹く風が冷たく、気温が上がりません。ハウスの植物たちを畑へ定植したいのですが、もうちょっと先になりそうです。

 さて、本日の3年生の自然環境系は、きのこの山と畑作業でした。きのこの山では、季節外れのシイタケが大きく育っていました。例年6月になると発生しないシイタケだったのですが、今年は、寒さもあってか大変よく育っています。また、季節外れのナメコも発生していました。

 畑では、ごぼうを植えました。昨年、初めて育てたごぼうでしたが、とてもおいしかったので、今年は、大きくてまっすぐなごぼうを作ることを目標に畑を柔らかく、深く掘りました。

 最後に、長ネギを定植しました。大きく育ってほしいですね。隣の畝からは、ジャガイモの芽が出てきました。

エゾシカの利活用を学ぶシリーズ2 実習編 自然環境系2年

 6月15日(月)5,6時間目に先日のシリーズ1の続きとなる実習編を行いました。本日もお忙しい中、小野田さんにお越しいただきました。

 今日のテーマは、利活用の実際を感触や味で考える授業です。先日、駆除されたシカの肉と秋に捕獲したシカの肉の比較です。

 まずは、小野田さんから肉の塊を見せていただきました。同じ部位なのに全く見た目が違います。いわゆるロース肉、秋のシカにはたっぷりと脂肪がついていました。

 班に分かれて、肉の成型をしました。筋を丁寧に取り除きながら、肉の弾力を確認。どうやら春のシカの方が固いみたいです。成形が終わったシカをローストしました。じっくりと火を入れながら仕上げました。さらにもう一品。シカ肉のハンバーグです。ミンチ肉に調味料を入れてハンバーグに・・・生徒は、利活用を忘れおいしそうなハンバーグに夢中、おいしそうなにおいがしてきました。

 実食です。ローストは、食感に大きな違いが、秋のシカのほうが柔らかい感じ。そして、ハンバーグ。生徒には、とても好評でした。少し手を加えたソースもよくマッチして、おいしいハンバーグとなりました。最後は、とくべつにしゃぶしゃぶにして食べました。薄切り肉と脂の感じがとてもおいしく、ついつい箸が進む一品となりました。

 来週は、まとめです。見て感じて食べて学んだシカの利活用、さらに深めていきたいと思います。

エゾシカの利活用を学ぶシリーズ1 自然環境系2年 

 6月10日(水)標津町の地域おこし協力隊として活動している小野田さんを講師に迎え、「エゾシカの利活用」についての学びがスタートしました。全3回のシリーズ、今回は第1回目となります。

 

 全道各地で被害が深刻なエゾシカ問題。標津町で活躍する小野田さんからその現状について講義をいただきました。エゾシカによる食害、エゾシカの増加の変遷など多面的な学習でとても引き込まれる内容でした。

 次回は、実習編です。エゾシカの利活用について考える実習に取り組みます。

自然環境系 きのこ学習

 5月12日(火)本日の自然環境系2年生は、外部講師をお招きしてのきのこ学習です。毎年、この時期に行う恒例の授業、今年も標津町役場の農林課よりほだ木を用意していただきました。そして、講師は、根室振興局森林室の譜久里様にお越し頂きました。

 まずは、譜久里さんのきのこ講義です。改めてきのことはどんな生き物なのか、分類や生活史を学習しました。また、原木に植菌したきのこがどのように生長するのか、そして、駒菌の植え方を学び、早速作業開始です。

 最初は、ほだ木に穴を開けます。初めてドリルを使う生徒もいるのでけがをしないように注意して、作業しました。なれてくると、穴を開けるのも楽しくなってきます。次々に穴を開けていきました。

 次の作業は、駒菌を打ち込みます。一つ一つ丁寧に木槌で打ち込みます。コンコンといい音を響かせ、作業が進みます。合計16本のほだ木にシイタケとナメコの菌を打ち込み、次の作業へ。

 最後は、仮伏せするためにきのこの山の麓まで運びました。みんなで力を合わせてリヤカーを引いて、運びました。これで本日の作業は終了です。最後に、きのこの山でシイタケを収穫しました。今年は、春のシイタケが豊作です。

 お忙しい中、本校のきのこ学習にご協力頂いた根室振興局産業振興部林務課の皆様、根室振興局森林室の皆様、この場を借りてお礼申しあげます。また、ほだ木、駒菌をご用意頂きました標津町農林課の皆様にお礼申しあげます。