防災研修(1学年)

7月26日(水)から2泊3日で、1学年全員で岩手県・宮城県へ防災研修へ行ってきました。
1日目は、仙台空港に到着後、石巻市震災遺構大川小学校へ行きました。
献花をし、語り部さんによるガイドのもと見学を行いました。

2日目は、三陸ひとつなぎ自然学校の伊藤さんのガイドにて、釜石市内のホテルから歩いて高台まで歩きました。
建物にある津波の浸水域の標識を見て、津波の高さを目の当たりにしました。
高台から見下ろした街並みを見て、震災直後の映像を事前に見ていた生徒たちは、「ここ映像で流れていた場所だ」とすぐに気付き、復興の力の大きさを感じました。

続いて、鵜住居復興スタジアムへ行き、伊藤さんのお話を聞き、実際に釜石小学校・東中学校の生徒さんが避難した経路を歩きました。

いのちをつなぐ未来館では、ガイドさんの説明の後にそれぞれが本を読んだり、映像を見たり、写真を撮ったりしながら見学しました。
祈りのパークでは、震災で犠牲になられた方々の芳名が刻み込まれた慰霊碑で献花を行いました。

宝来館での昼食後は、東松島市震災復興伝承館へ行き、ガイドさんに施設内の写真パネル等を案内してもらい、震災当時の記録映像を見ました。
外へ出ると、野蒜駅のプラットホームが震災時のまま残されていました。

東松島市震災復興伝承館を出て、2日目の宿「花ごころの湯 新富亭」にて宿泊しました。
3日目は、松島の地形を学ぶため、観光船へ乗りました。
日本三景の松島の島々を間近で見ることができました。

最後の研修地である、千年希望の丘2号相野釜公園に行きました。
ガイドさんの説明のもと、千年希望の丘を登りました。千年希望の丘は、先進的な復興モデル実現の場であることを学びました。

今回の防災研修は、多くの方々に関わって頂き、実現できたものです。
この場を借りて、心より感謝申し上げます。
このような貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。

今回の防災研修で学んだことを、地域へ還元できるよう、夏休み明けからは、防災研修のまとめ学習に取り組んでいきます。