標高ニュース

海洋教育 藻場学習

 6月26日(水)海洋教育パイオニアスクール単元開発として取り組む鮭の聖地の物語がはじまりました。海の豊かさを学ぶ第1章。本来なら干潟の学びから始まるところでしたが、雨で中止。今回やっと海洋実習に取り組む事が出来ました。

 本日は、標津町海の公園での実習です。そして、今回の講師は、学社協働として標津町サーモン科学館の副館長西尾様にご協力を頂きました。稚魚採集では、その名を知れた地域の海のスペシャリストです。

 

まずは、ご挨拶。

 

早速、胴長に履き替えて、まずは、生き物を探します。すぐ目に付くのは、カニの仲間。今回は、ケフサイソガニ、イソガニ、モクズカニの3種。しかもメスは、抱卵していました。西尾さんは、次々と魚を掬ってきます。西尾さんから稚魚がいるポイントを教えてもらいみんなでチャレンジすると・・・イソバテングやギンポの仲間が次々と掬えました。藻に隠れている魚も好みの藻があるらしく、藻と魚の微妙な関係を学ぶ事が出来ました。ヤドカリの仲間(テナガホンヤドカリ)も藻場から次々出てきました。さらに、ヘラムシの仲間やワレカラの仲間、小さなエビにアミ類まで採集できました。

 

慣れてくれば、どんどん生き物が集まってきます。

付着する生物では、外来フジツボであるキタアメリカフジツボや在来種のキタイワフジツボを観察して、岩にへばりつくコケムシや管棲ゴカイの仲間、カキ、タマキビの仲間やエゾボラ等の巻き貝やカサガイの仲間を観察しました。海藻も観察することが出来ました。緑藻のアナアオサや褐藻のコンブ類、紅藻のフノリなど多様な藻類が見られました。

 今回は、サーモン科学館とのコラボ企画となりましたが、魚の専門家が加わることで、生徒達のモチベーションもアップ。楽しい実習となりました。次年度からも恒例企画として学社協働を推進していきます。西尾さんありがとうござました。

本授業は、日本財団海洋教育パイオニアスクール単元開発の一環として行われています。

ポー川史跡自然公園巡検

6月20日(木)、2年生の総合的な探究の時間にてポー川史跡自然公園巡検を行いました。

南知床標津町観光協会のガイドさんの案内のもと歴史民俗資料館と伊佐仁カリカリウス遺跡見学を行いました。

 

 

生徒たちは、ガイドさんの説明を聞きながらワークシートに記入していきます。

標津町の自然環境や風土、歴史について体験的に学びました。

 

最後にカヌー体験を行いました。ハプニングもありましたが、貴重な体験となりました。

ガイド協会の皆さん、標津町ポー川史跡自然公園の皆さん、この度はありがとうございました。

また、根室管内高等学校地理歴史・公民科の研究会としても実施し、参加した先生方もカヌー乗船等の体験を行っていただきました。

 

キノコの山 ほだ木の管理

6月14日(金)2年生の自然環境系科目の授業は、キノコのほだ木を見に行きました。

何とナメコのほだ木からシイタケが・・・

近くのシイタケのほだ木から胞子が飛んだのでしょうか???

キノコの山の管理は、ほだ木の整理整頓です。

立てかける棒を作り、ほだ木を立てかけます。これで綺麗にシイタケも育ってくれることでしょう。キノコの山のほだ木の管理、まだまだやることがたくさんです。

ノリウツギ学習 

 6月14日(金)ノリウツギに関する学習会を行いました。今回の講師は、標津町にお住まいの鈴木先生です。植物の専門家でもある東北大学名誉教授の鈴木先生です。

 高校生に向けて、標津町のノリウツギについてわかりやすく講義をしていただきました。なんでノリウツギなのという素朴な観点からノリウツギが日本の文化財を守る為の重要な役割をになっていること、標津町には、ノリウツギが多く生育していることを学びました。

 そして、ここからがポイント。このノリウツギを持続的に将来も安定して供給していくためにどうするべきなのか、そのために今やらねばならないことを教えていただきました。萌芽再生によるノリウツギの再生産、萌芽再生と成長についての基礎データの集積が今の課題。これを高校生達が担うことで、標津町のノリウツギを大切な資源として活用出来るに違いありません。

 ということで、ノリウツギ・・・高校での課題の1つとなりそうです。調査が楽しみになってきました。

裏山散策 クロユリを探せ

6月11日(火)ギョウジャニンニクを採った裏山へクロユリ探しに行きました。

森は、すっかり初夏。さてクロユリは見つかるのでしょうか。

いつもの木道に行ってみると、木道の近くでクロユリ発見。

早速、計測です。高さや花の付き方などデータを集めます。さらに木道を進むと、湿原の食虫植物であるモウセンゴケが見られました。初夏の花であるエゾカンゾウも咲き始めました。

クロユリの花 両性花 雄花

6月3日(月)学校前の体育館の裏に毎年花を付けるクロユリがいよいよ開花しました。

独特な香りが漂いますが・・・それはまぁ我慢。

クロユリの花を観察して下さい。違いに気付きましたか???

どこかが違います。どこが違うか探してみて下さい。

鮭節を使ったオリジナルレシピ(3年フードデザイン)

5月16日(木)3年生フードデザインの授業にて、「鮭ぶしを使ったオリジナルレシピ」の調理を行いました。
標津町の特産品である鮭ぶしを使い、各グループごとにオリジナルレシピを考案しました。

作った試作品を校長室に持っていき、校長先生から講評を頂きました。
頂いた講評をもとに第二回試食会に向け、更なるメニュー開発を行っていきます。
校長先生のお気に入りレシピは、「鮭ぶし焼きおにぎり」「バニラアイスの鮭ぶし和え」「鮭ぶし塩ラーメン」「鮭ぶしのせ鮭茶漬け」でした!

他にも「じゃがいもの煮っころがし鮭ぶし和え」「レタスと鮭ぶしのナムル」「鮭ぶしジャーマンポテト」「大学いも鮭ぶしのせ」「鮭ぶしポテトサラダ」「鮭ぶしバナナヨーグルト」を調理しました。

全国募集の学校説明会に参加してくれた中学生に標津町から鮭ぶしのお土産をお渡しします。
その際に、こちらのレシピ集も配布しますので、楽しみにしていてください!

 

 

森林学習 ほだ木作りです

 5月8日(水)本日は、毎年恒例のほだ木作りです。今年は、川北の森林研究会の皆さんと一緒に作業をしました。

 まずは、森とキノコの関係について学習です。間伐材の有効利用には、このほだ木が最適。キノコも食べれるし、森に間伐材も戻っていく、グリーンカーボンの循環を考えると利に叶っています。

 木に菌を植えるポイントと植え方を教えてもらい作業に入りました。電動ドリルで千鳥に孔を開けます。ちどりって???キノコの菌糸が伸びやすいように気をつかいます。

 次は、コマ打ちです。あらかじめ菌の廻っている駒を孔に一つ一つ入れて打ち込みます。打ち込みかたも大事、深すぎず浅すぎず、手際よくです。

 無事、駒打ちも終わり、ほだ木が完成です。

 今年も学校の森の中でほだ木の管理が始まります。ご協力頂いた皆様ありがとうございました。

4月の生徒会活動① 挨拶運動

 (更新が遅れてしまいました・・・)
 4月8日から15日まで、春のあいさつ運動に参加しました。生徒会役員を中心に、弥栄町交差点と高校前の2か所で実施しました。

この日は、前日に降った雪が解けて足元が悪い中でしたが、登校途中の生徒も加わり、にぎやかな活動となりました。生徒会では、今後も定期的に玄関前の挨拶運動を行う予定です。