2025年2月の記事一覧

タイムライン防災カンファレンスin 愛媛2025 に参加しました <2日目の様子>

2月14日、最初に大洲市にある「肱川河川防災ステーション」を見学しました。ここでは、肱川流域の説明や平成30年7月豪雨での被害状況、日本で唯一の道路可動橋(長浜大橋)、日本3大あらしの「肱川あらし」について説明がありました。その後、上流にある鹿野川ダムへ移動し、鹿野川ダム改造工事の概要や流域の治水事業について説明がありました。

 

 

 

 

 

 

鹿野川ダム見学後、西予市へ移動、「乙亥(おとい)会館」に到着しました。西予市は相撲競技が盛んで、この会館で毎年大会が開かれているとのことです。この会館も平成30年7月豪雨の際は建物の2階まで水が到達し、大きな被害を受けた場所です。実際、VRによる洪水の再現映像では、一気に水かさが増し、水が建物を覆う様子を見ることができました。語り部さんの案内で建物を見学した後、高校生と今日のシンポジウムでお世話になる河田教授との昼食会があり、「高校生防災セッション」の進行方法について確認しました。

 

 

 

 

 

 

午後1時、全体会が始まり、ステージ上でのセッションとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

標津高校、大洲高校、野村高校の順番で各校の取り組みが発表され、河田教授からコメントをいただきました。本校の「地域循環型防災教育」を継続するために必要な取り組みについて、「防災教育に定番のメニューはないので、各学校で、『役に立つこと』を考えて実践するとよい」と助言をいただきました。今後、出前授業等でどのように役に立つことができるかを意識しながら活動したいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この度は本校の活動・取り組みに関して発表する機会を提供していただいた「タイムライン防災・全国ネットワーク国民会議」の事務局の皆様、発表終了後に声をかけていただいた参加市町村の担当者・首長をはじめ多くの方々にたいへんお世話になりました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。今回の経験は私たちにとって非常に大きなものとなりました。この経験を糧に、次の出前授業や防災活動を通して標津町へ恩返しを行い、地域の防災力を高められるように頑張りたいと思います。

 

(オフショット・・・「蛇口からみかんジュース」に感動! ビタミンCをたっぷり補給して、標津へ戻ってきました)