2023年5月の記事一覧
海洋教育 藻場学習
5月9日(火)例年より少し早いのですが、生物を選択した3年生6名を対象に、標津町海の公園の人工の岩礁で藻場学習を行いました。講師は,毎年お世話になっている北大臨海実験所の仲岡教授です。そして、今年も学部生、院生の皆さんにもご協力いただくことができました。
胴長をはいて、いよいよ藻場実習へ。大潮の干潮の時間なので、潮間帯の最下部まで露出しており、サンプリングには最高の時間帯でした。まずは、とにかくさまざまな生物をサンプリングしました。
目の前に広がっていたのは、海藻の藻場。大きなマコンブやスジメ、クロバギンナンソウやカヤモノリ、道東の海岸に特徴的な藻類が広がっていました。その隙間に網を入れると・・・稚魚が網に入りました。カジカの稚魚?やクサウオの稚魚、ギンポの仲間と種類も数もたくさんサンプリングできました。また、甲殻類では、モエビをはじめさまざまな小型のエビやイソガニの仲間、ヤドカリを捕まえることができました。軟体動物では、カサガイ、エゾチヂミボラなどの巻き貝、二枚貝のアサリ、そして、環形動物では、イトヒキゴカイなどのゴカイの仲間をサンプリングしました。
サンプリングの後は、分類です。生物をグループごとに分けるというとても重要な作業です。仲岡先生からは、アマモを中心に生物のつながりや生態系について、大学院生からは、ヨコエビを通して、種の多様性について解説していただきました。
あっという間の楽しい2時間、とても有意義な時間となりました。毎年、遠いところお越しいただきありがとうございます。この場を借りて感謝申し上げます。
この授業は,(日本財団)海洋教育パイオニアスクール単元開発部門の一環として行っています。
スタディサプリ適性診断
5月8日(月)、1・2学年を対象にスタディサプリ適性診断を実施しました。今回は講師として、株式会社リクルートの大橋様にお越しいただきました。
1学年は、初めての適性診断でしたので、迷いながら質問の選択肢を選んでいました。個人の端末を利用して行ったので、結果もすぐに確認することができ、自分の意外な一面や、適性について知ることができました。
2学年は、適性診断に加えて、分野研究ワークブックに取り組みました。適性診断の結果や本人の興味に応じて、3つの分野を選び、その分野に属する職業や必要とされる知識などをまとめました。将来の職業について、幅広く学ぶことができました。
今回の適性診断では、どちらの学年でも、自分自身に対する理解を深め、将来について考えることができました。今後も、さまざまな進路活動を通して、後悔のない進路選択ができるようにサポートしていきます。
所在地
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