8月22日(月)、1学年の総合的な探究の時間でノリウツギ学習を行いました。
ノリウツギとは、アジサイ科の樹木で、手漉き和紙の原料に用いられています。標津町にはノリウツギが多数自生しており、今後の地場産業としても期待されています。
今回の体験授業は、地域の素材に直接触れたり、地場産業について理解を深めることを目的に授業を行いました。
はじめに「ノリウツギと宇陀紙について」というテーマで、文化庁文化財第1課 中野慎之様に講演をしていただきました。
文化財の保護における和紙の必要性を学びました。
次に、吉野和紙の手漉き体験を行いました。こちらは、福西和紙本舗の福西正行様からご指導をいただきながら、生徒一人ひとりが和紙を漉きました。
均一な和紙になるように動かします。
少しですが、色付きの和紙も作ってみました。
今回は、標津のノリウツギの重要性を学んだり、伝統的な和紙を漉くという貴重な経験をすることができました。
この講演・体験会は、標津町農林課と協力して実施しました。ありがとうございました。