カテゴリ:生徒会関係

防災教育(後編) 生徒会防災研修 熊本地震~球磨川水害~普賢岳火山災害

後編です。

 7月31日(水)は、熊本からフェリーで対岸に渡り長崎県島原市へ。ここでは、火山災害を学びます。

 平成2年からの噴火活動による火砕流で大きな被害を受けた島原へ。当時の噴火の様子は、生徒達は知りません。平成新山ネイチャーセンターで当時の噴火のときの状況をスタッフの方から聞くことが出来ました。火砕流の恐ろしさを学び、避難の大切さ、前もって避難さえすれば被害は最小限に食い止められることを学びました。

 普賢岳を望み、その後火砕流で被害を受けた地域をバスで見学しました。砂防ダムの工事が進んではいますが、当時火砕流が流れ出たところは、明らかに他とは様子が違っていました。道の駅に併設されている埋もれた家屋を見学しましたが、家が飲み込まれ屋根しか見えなくなるほど火山噴出物でおおわれた地域、火山の力の凄まじさを実感しました。

 ということで、今回の防災研修は終了です。最終出発地の福岡に向けて、九州新幹線さくらで博多へ。とても暑い夏の九州でしたが、暑さ以上に有意義な研修となりました。

 研修中お世話になった皆様、この場を借りてお礼申し上げます。

 

防災教育(前編) 生徒会防災研修 熊本地震~球磨川水害~普賢岳火山災害

 今年の生徒会防災研修は、7月29日(月)~8月1日(木)の3泊4日で九州へ行きました。対象の災害は、直下型地震・水害・火山災害の3つです。ということで今年の日程は・・・

 7月29日(月) 標津~熊本市

 7月30日(火) 益城町~球磨村

 7月31日(水) 熊本市~島原市~熊本~福岡

 8月 1日(木) 福岡~標津

ということで、前編と後編に分けて更新します。

まずは、標津から熊本へ向かいました。夏の九州、熊本は大変な暑さでした。初日は、ゆっくり静養し、翌日の研修に備えました。

 

 最初の研修は、益城町。ご存じ2016年の熊本地震の最大の被害を受けた町です。最大震度7を2度も受けた町は、復旧に向けて進んでいます。当時、避難所となった町の総合体育館へ。綺麗に立て直されて居ましたが、この場に多くの避難者を受け入れ、対応していたと思うと当時の苦労が忍ばれます。陸上のトラックには、テントが建てられ車中泊の方も受け入れたそうです。ここには、ワンピースのサンジの像が建てられています。

 

 次は、布田川断層帯(谷川地区)の見学です。地学的にも貴重な場所で、天然記念物に指定されています。活断層が地表に現れ、2本の断層が作り出す共役断層が見られます。民家の玄関先に突如現れたこの断層、住民方は、とても驚かれたようです。当時家屋から出ることが出来なくなったガイドさんは、地域の人に助けられたと語ってくれました。

 次に訪れたのは、布田川断層帯(堂園)です。自称変なおじさんのガイドさん。豊富な人生経験から、当時の地震の様子や昔の方の教訓を大切にすることなど語って頂きました。地震の時は、地域の顔の見える繋がりが大切であって、その後の生活でもあたりまえの日常から避難生活になったときにその生活をどう捉えるかで生き方が違ってくることを強く生徒達に語りかけてくれました。

 とても暑い中、お時間を割いて頂き、貴重なお話を頂いた皆さまに感謝申し上げます。

 午後からは、球磨村に向かいました。次は水害です。令和2年の大水害、当時役場の災害担当であった中渡さんからあのときの緊迫した状況をお話し頂きました。日本3大急流の球磨川、この日はエメラルドグリーンのとても綺麗な流れとラフティングを楽しむ観光客が見られました。この川が暴れるとは想像もつきません。実際に当時の様子をスライドを用いて見せていただくと、その豹変ぶりにびっくりです。凄まじい水位の上昇、避難する国道も水没、どうにもならない状況の中、住民の避難を呼びかけ災害対応にあたったと思うとその苦労は大変なものだったと思いました。

 地域の皆さんが自助・共助でその地区で生き延び、避難生活をしていたことを教えてくれました。地域の繋がりがいかに大切か、そして、早期避難の大切さを伝えてくれました。印象に残った言葉に「防災無線が聞こえるうちに避難するべき、無線が聞こえないと言うことは、被害が起こっている」という言葉でした。改めて、防災無線の大切さを気付かされました。

4月の生徒会活動① 挨拶運動

 (更新が遅れてしまいました・・・)
 4月8日から15日まで、春のあいさつ運動に参加しました。生徒会役員を中心に、弥栄町交差点と高校前の2か所で実施しました。

この日は、前日に降った雪が解けて足元が悪い中でしたが、登校途中の生徒も加わり、にぎやかな活動となりました。生徒会では、今後も定期的に玄関前の挨拶運動を行う予定です。

 

4月の生徒会活動② 対面式

4月9日に対面式が行われ、新入生と在校生の初顔合わせとなりました。

 新入生も若干緊張しての入場でした

生徒会による年間行事紹介

 

部活動紹介(バドミントン部・卓球部)

部活動紹介(陸上競技部)

部活動紹介(陸上競技部)

新入生代表からの挨拶

在校生、教職員一同、新入生を心から歓迎いたします。皆さんにとって充実した3年間になるように願っております。

 

 

能登半島地震災害義援金

3月12日(火)標津町社会福祉協議会へ、能登半島地震災害義援金を引き渡しました。
これは本校ボランティア部が校内で募金活動を行い、生徒や教職員から集めた義援金です。募金活動は2日間行い、合計11,379円を集めることができました。

社会福祉協議会が入る、標津町保健福祉センター「ひまわり」にボランティア部員が伺い、標津町共同募金委員会会長、今野千昭さんに募金をお渡ししました。

生徒会長でボランティア部員でもある生徒から今野会長へ引き渡し

募金活動を行ったボランティア部員と今野会長

また、ボランティア部では、標津町社会福祉協議会からの依頼で、寄付された使用済み切手の切り取りや整理のお手伝いも行っています。こちらも今年度の成果を、引き渡すことができました。

改めまして、能登半島地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げますともに、被災地の皆様の安全と1日でも早い復旧・復興をお祈りいたします。