カテゴリ:自然環境系科目

サケ稚魚の放流

 5月8日(水)、サケ稚魚の放流を行いました。この稚魚は、昨年の11月に発眼卵の状態から約半年間、大切に飼育してきたものです。

 まずは、これまで飼育してきた水槽から、稚魚を網ですくって、バケツに移します。このバケツを持って、標津町サーモン科学館へと移動しました。

 サーモン科学館では放流の前に、市村館長から講義を受けました。稚魚の体は保護色をしていること、周囲の色に合わせて体色変化ができること、サケの人工授精と放流の問題点などについて学ぶことができました。

 市村館長の話を聞きながら、生徒達はじっくりと稚魚を観察していました。

 これまで育ててきた稚魚ともいよいよお別れです。大きくなって再び戻ってきてくれることを願いながら、サーモン科学館の池に稚魚を放流しました。稚魚たちは元気に泳いでいきました。