2024年10月の記事一覧
地域循環型防災教育 標津小学校(6年生)出前授業
10月30日(水)本日は、標津小学校6年生の防災教育でした。地域循環型防災教育の一環で取り組む出前授業です。
まずは、生徒会で取り組んでいる防災研修の報告しました。今回、研修したのは直下型地震、洪水、火山噴火と3か所。それぞれから学び、地域に伝えたいことを6年生に伝えました。パワポの資料は、小学校用にアレンジして漢字にフリガナを振ったり、わかりやすくゆっくりと説明するなど、先日の中学生に行った出前授業とは、また違う雰囲気で伝えることができました。
その後は、住民生活課の竹村さん、和田さんの毛布タンカ体験の補助、そして、HUGカードからの思考学習を行いました。毛布タンカでは、いつも登場するクマくんを落とさないように慎重に運ぶことができました。そして、HUGカードです。イベントカードから抽出したカードの内容をグループでディスカッションしました。高校生とも積極的に意見を交わして、グループごとに自分たちの考えを発表することができました。
最後に、6年生の担任の先生から、今日の学びを家族に伝えることが今日の学びの大切なところですとおっしゃっていました。まさしく、地域循環型防災教育が狙う一つの波及効果です。ありがとうございます。
鮭の解体実習
10月29日(火)、3年生フードデザインの授業にて、鮭の解体実習を行いました。
講師として、標津漁業協同組合の女性部の方々にお越し頂きました。
活締めした鮭としていない鮭の解体の違いを見せてもらったり、臓器の説明等も聞きながら、目の前で大きな雄鮭が解体されている様子は圧巻でした。
解体された鮭の骨を丁寧に抜いていきます。骨の抜き型も女性部の先生方に丁寧に教えてもらえたので、
どのグループも上手にできていました。
その後、グループごとに「三平汁」「鮭とチーズの春巻き」「鮭ザンギ」を作りました。
作り方を教えてもらい、スムーズに完成させることができました。
地元食材の生態を学び、解体から自分たちで行い調理して食べる鮭料理は絶品でしたね。
女性部の皆さん、貴重な時間をありがとうございました。
地学基礎 火成岩の観察
10月23日(水)、3学年の地学基礎で火成岩の観察を行いました。
前半は、肉眼またはルーペを用いて岩石を観察しました。
火山岩と深成岩のどちらであるか、班員と協力しながら考えました。
これまで学習した知識を生かして、正しく判別することができていました。
後半は、岩石標本のプレパラートの観察です。
使っているのは普通の顕微鏡ですが、偏光板を2枚用いることで、岩石の組織を観察できます。
顕微鏡を使いこなして、組織を観察し、きれいな写真を撮影できました。
今回の授業では、斑状組織と等粒状組織の違いについて、実際の標本の観察から理解を深められました。
海洋教育 サケ学習(人工授精)
10月23日(水)自然環境系コース2年生の3名が標津町サーモン科学館にてサケ学習を行いました。毎年、実施していただいているサケ学習ですが、鮭の聖地のための大切な学びとなります。学習の内容は、サケの人工授精と解剖です。
本日の講師は、サーモン科学館の仁科さんです。まず、仁科さんから教えていただいたのが、サケの締め方。アイヌの文化では、サケが泣いて神の国に帰らないように、木の棒で一気に絞め、サケを苦しませないということを第一に考えていたそうです。
早速、サケの人工授精です。採卵刀で腹部を切開し、二人一組で卵を取り出します。オレンジ色に輝く綺麗な卵でした。そして、受精。オスの精子を混ぜて、そーっとかき混ぜ、全体に行き渡らせたら水につけます。この時点で受精が起こります。卵門に達した精子が、卵に入り込みます。命の神秘を感じます。
最後は、解剖です。サケの形態と脊椎動物の進化の話をしていただきました。サケから両生類、は虫類と進化して哺乳類へ、想像を膨らませて話を聞くことができました。5感の話では、魚の味覚の不思議を教えていただきました。体の表面で味がわかるってどういう感覚なんでしょうか。
最後に受精後の卵の堅さを確認。受精前のしっとりした卵から、水を吸い弾力があるいわゆるプチプチした感じの卵になっていました。
今年も無事に人工授精を行う事ができました。次は、発眼卵の飼育管理です。1ヶ月後の受け取りまでに学校の水槽を準備して、サケの発眼卵を待とうと思います。
本授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行われました。
自然科学部 全道高文連
10月19日(土)・20(日)、苫小牧東高等学校で開催された、第63回全道高等学校理科研究発表大会に参加しました。
研究発表では、サトウカエデ樹液の研究について発表しました。審査員や他校の生徒の前で、研究内容を堂々と発表しできました。
研究発表以外にも、司会・計時係の務めもしっかり果たしました。
全体の前での部活動紹介でも、練習の成果を発揮できました。
研究発表の結果は努力賞でした。他校の生徒の発表からも多くのことを学ぶことができました。
今回の反省を生かしながら、今後の活動をさらに充実させていきます。
キノコの山 シイタケが出てきました
10月22日(火)本日の探究基礎は、キノコの山の手入れをしました。
山のほだ木から次々とキノコがにょきにょき生えてきています。今日は、綺麗なシイタケが出てきていました。クリタケと合わせて収穫できました。秋のシイタケのシーズンも始まりました。
そして、ここのところちょくちょく顔を出してくれるのがシマリス。今日も、頬袋を一杯にしたシマリスがちょろちょろしていました。枯れ葉をくわえていたので、きっと冬ごもりの準備でしょう。あと少しで雪も降る季節になりますね。シマリスが季節の移ろいを教えてくれました。
自然環境系 ニンジンの収穫
10月18日(金)は、ニンジンの収穫と畑仕舞いを行いました。学校の畑のニンジンは大きく育ってくれました。
町民畑は、ソバの刈り取りも終わり、そのままになっていたところを綺麗に整地。来年に向けて準備を進めました。
新聞購読授業
10月16日(水)2年生を対象に新聞購読授業が行われ、新聞記事の構成、新聞記事の読み方について学びました。高校生の活字離れが進む中、「価値ある」記事、情報メディアについて考える貴重な機会となりました。今後は、新聞記事の購読を通じて地域農業についても学びを深めていく予定です。お忙しい中、高校生のために準備して下さった、日本農業新聞北海道支社の阪上様、波多腰様、ありがとうございました。
町内企業見学
秋晴れの10月9日(水)、10日(木)町内企業見学が行われ、1学年13名が、2日間かけて町内企業5社を訪問しました。高校生たちにとって、普段訪れることのない職場を知り、「仕事」について改めて考える貴重な機会となりました。お忙しい中、高校生のために、時間をかけて準備し、丁寧に案内して下さった、(株)上田組様、さけ・ます増殖事業協会様、標津町役場様、大地みらい信用金庫標津支店様、標津簡易裁判所様、大変お世話になりました。
キャンパス体験学習
秋が深まる10月8日(火)、大学キャンパス体験学習が行われ、1学年13名が、網走市にある東京農業大学オホーツクキャンパスを訪問しました。この日のオホーツクキャンパスは、平日の講義が行われており、高校生たちは、研究棟を行き交い学生食堂やラウンジに集う大学生の姿から大学の雰囲気を味わい、大学講義から進路選択や地域産業について理解を深める、有意義な一日を過ごしました。大学職員の方々、大学生の方々、同行して下さった標津町教育委員会の方々、お忙しい中、対応していただき、ありがとうございました。
JICA海外協力隊オンライン講話(2年生総合的な探究の時間)
10月17日(木)2年生総合的な探究の時間にて平和学習の一環でJICA海外協力隊でケニア国滞在の松井秀人様に講話をしていただきました。
まず最初にケニアの主要な食べ物クイズを行いました。生徒は今日の講話を楽しみにしており、とても興味津々な様子でした。
松井様はケニアの児童保護施設で働かれており、現地の食事や生活スタイルや子どもたちの現状をリアルにお話してくださいました。
親がいること、自分の名前があること、自分の誕生日を知っていること、当たり前のことが当たり前ではないということを学びました。
特に印象的だったのは、大きな水たまりで楽しそうに水遊びをしている子ども達の動画でした。
松井様は「物がない環境にいる子どもたちはかわいそうではないし、不幸ではない。ちゃんと楽しく生活が送れている。」という言葉がとても心に響きました。
サポートしてくださったJICA出前講座支援事業者の皆さん、講師の松井様ありがとうございました。
保育体験実習(2年生家庭総合)
10月16日(水)2年生家庭総合の授業にて、保育体験実習に行ってきました。
今回は二回目の訪問なので、高校生たちは各年齢児ごとに手作りおもちゃを作ったり、遊びを考えたり、
景品を作ったりして準備をしながら、この日を待っていました。
0歳児は、音のなるおもちゃを作りました。
1歳児は、音のなるおもちゃと引っ張って遊ぶおもちゃを作りました。
手作りおもちゃで遊んでくれて高校生も嬉しそう!
2歳児は、手作りの音のなるおもちゃを使って、音楽に合わせて遊びました。
3歳児は、カードめくりゲームと宝探しゲームをしました。
4歳児は、むっくりくまさんや鬼ごっこをして遊びました。
5歳児は、鬼ごっこやフルーツバスケットをして遊びました。
最後に遊んでくれてありがとうの気持ちを込めて、高校生から折り紙メダルをプレゼントしました。
すると、こども園のみんなからも高校生へ素敵なプレゼントをもらいました。
とても可愛いプレゼントに心が温かくなりました。
認定こども園あおぞらの皆さん、2回の子ども園実習大変お世話になりました。
先生方の温かいサポートに大変感謝申し上げます。
令和6年度 芸術鑑賞
10/15 標津文化ホールにて標津中学校と合同で芸術鑑賞を行いました。
劇団ムカシ玩具 舞香さんによる一人芝居にいわさききょうこさんによる綺麗な歌声が織り交ぜられた圧巻の講演でした。
最後にはオリジナルCDをいただきました。素敵な講演ありがとうございました。
自然環境系 キノコの本伏
10月15日(火)秋も深まり、そろそろ仮伏していたシイタケとナメコを本伏しなければということで、本日は、キノコの山の管理です。山に入ると、今日はゲストがお出迎えしてくれました。かわいいシマリスです。頬袋に目一杯餌を詰め込んで喉元まで膨らんでいます。秋の貴重な食料を溜めているシマリスでした。
キノコの山も秋模様。埋めていたクリタケのほだ木からは、綺麗なクリタケがにょきにょきと・・・そして、春先に立てかけたほだ木からもクリタケが・・・えぇぇぇ?間違っていました。シイタケと思っていたのがクリタケでした。ということで、急遽クリタケを埋没させる場所を整地しました。
今日は、ナメコにクリタケ、シイタケと秋のキノコを収穫できました。
地域調査(3年)
10月11日(金)に、3学年で地域調査を行いました。
今回は「標津町を謎解き観光!メナシの伝説3」の標津町内散策編に取り組みました。
5つの班に分かれて、あすぱる、転車台と蒸気機関車、標津神社などを巡り、謎解きに挑戦しました。
どの班も真剣に取り組んでいました!
無事に全班ゴール地点の標津番屋に到着することができました!
今回の謎解きを通して地域についての理解を深めることができました。
謎解きのあとは、標津番屋にてバーベキューをしました!
バーベキューでは、生徒が栽培実習で育てた、ジャガイモやカボチャも焼いて食べました。想像以上に美味しかったようで、収穫の喜びも味わえました。
火起こし、調理、片付けまで、みんなで協力してスムーズに行うことができました。
今回の地域調査を実施するにあたり、標津町謎解き観光実行委員会と標津番屋にご協力いただきました。
ご協力いただき、誠にありがとうございました。
令和6年度 見学旅行4日目
見学旅行4日目
午前中は首里城の見学に行きました。完成した首里城を見ることができませんでしたが、
建設途中だからこその貴重な展示が多くみることができました。
那覇空港から釧路空港に戻り、解団式を行いました。生徒は長旅を終え、疲れた様子でしたが、
充実した表情をしていました。4日間お疲れ様でした。
海洋教育 水産学習~鮭の聖地と地域の繋がりを学ぶ~
10月10日(木)1年生を対象に水産学習が行われました。これは、標津サーモン科学館の市村館長に講師をお願いして、毎年1年生を対象に水産という産業からサケ科魚類のこと、鮭の聖地である標津町の学びを深めます。
今年は、魚道水槽の鮭の前で講義です。こんなところで講義を受けられるのも標津ならではです。生徒達は、熱心にメモをとりながら学びを深める事が出来ました。鮭の聖地について理解深まったかな。
後半は、お楽しみサーモン科学館の見学です。天井からは、標津のノリウツギが使われた宇陀紙(和紙)で作った鮭提灯が飾られていました。そして、人気のチョウザメコーナーです。標津の生徒は、チョウザメを見ると指パクするものと思っているかも知れません。最後は、「鮭の聖地」の展示も学習。標津町が鮭の聖地とよばれるその所以を学ぶ事が出来ました。
この授業は、日本財団の海洋教育パイオニアスクール単元開発の一環で実施しています。
令和6年度 見学旅行3日目
見学旅行3日目
午前中は美ら海水族館に行きました。生徒は初めて見るジンベイザメの大きさに圧倒されている様子でした。
昼はフルーツランドでソーキそばを食べました。ボリュームがあり、生徒はおなかいっぱいの様子でした。
午後からは国際通りで自主研修を行いました。家族や友達へのお土産を両手いっぱいにしていました。
令和6年度 見学旅行2日目
見学旅行2日目
午前中は平和記念公園、ひめゆりの塔に行きました。墓苑や慰霊塔・碑をはじめ、沖縄戦の資料を展示されています。生徒は学芸員さんからのお話を真剣に聴いて記録をとっていました。貴重なお話をありがとうございました。
午後はマリンスポーツを行いました。天気も良く海が透き通っていました。海水浴が初めてという生徒がほとんどで、新鮮な体験に生き生きとしていました。
令和6年度 見学旅行1日目
見学旅行1日目
定刻通り皆集合!滞りなく目的地へと出発します。
沖縄の気温は30℃!涼しい格好に着替え始めました。
みんなでかりゆしウェアを着て、ラフテーや沖縄そば、サーターアンダギーなど沖縄料理を満喫しました!
能登へ届きました!
能登支援グッズとして本校から送った支援物資が能登へ届きました。
生徒の手書きメッセージカード入りの鮭節とレシピ集が無事手渡されました。今回、配布にあたって協力いただいたのは、本校ではおなじみのさんつなの伊藤さんと齋藤さんです。いま、RQ能登でも活動されており、そんなご縁で配布していただけました。手渡しされたグッズは、他に北海道だしや標津羊羹、標津を感じるグッズです。遠い標津町との繋がりが深まれば良いですね。
まだまだ震災、水害の爪痕が残る能登半島、できる事をできる時に支援していきたいと思います。
伊藤さん、齋藤さん、そしてRQ能登の皆さん、届けていただきありがとうございます。
オショロコマプロジェクト 発表
10月5日(土)自然科学部は、標津サーモン科学館で行われた”標津サケパクッ!フェス”に参加しました。2023年から取り組み始めたオショロコマプロジェクトについて、その意義や目標について一般の来場者の前で発表いたしました。
オショロコマプロジェクトを通して、オショロコマの飼育や繁殖に関する基礎的な知見を集めることとオショロコマから北海道の自然について考えることについて発表しました。スライド作成に時間をかけ、発表練習も念入りに・・・しかも、サーモン科学館の仁科さんに放課後来校してもらい指導を仰ぎ・・・これは失敗できません。
発表は、堂々としっかりと出来ました。きっと、オショロコマの魅力が伝わったと思います。
標津町長 表敬訪問 内閣総理大臣表彰報告
10月3日(木)町長へ表敬訪問をいたしました。今回は、9月にいただいた防災功労者内閣総理大臣表彰の報告です。
日頃から、町から多方面のご支援を、また、地域循環型防災教育の構築のためにご尽力をいただきありがとうございます。今回このような形で標津町へご報告することができ、幸いです。
表敬に伺った前生徒会役員からは、防災活動を通して学んだ事や学びから成長したことを報告、また、標津町の避難所となる本校での備蓄の見直しについて町長へ伝える事が出来ました。
これからも標津町と協働した防災教育を推進していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
令和6年度 強歩遠足
10月4日に強歩遠足を行いました。一度延期になりましたが、当日は天気も良く無事にスタートすることができました。
道ばたに落ちているゴミを拾いながら歩いて行きます。
今年は参加した生徒全員が完歩することができました。疲れた様子でしたが充実した表情をしていました。
後期始業式
10月2日(水)の1時間目に後期始業式を行いました。
まず、校長先生から、客観的に前期の自分を評価することで自分の成長を実感でき、後期からの新たな挑戦につなげて欲しいというお話がありました。
次に、防災功労者内閣総理大臣賞の賞状伝達を行いました。生徒を代表して第72期生徒会長が登壇し、賞状を受け取りました。
最後に、第73期生徒会役員認証式を行いました。新生徒会役員が登壇し、校長先生から認証を受けました。
その後、新生徒会役員から活動テーマと抱負の発表がありました。今年の活動テーマは『全身全霊』です。
教職員一同も生徒達の新たな挑戦を全身全霊で応援していきたいと思います!
所在地
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標津郡標津町
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