2024年12月の記事一覧

スポーツ大会

12月20、23日の2日間、体育大会を開催しました。

キンボール、ソフトバレーボール、バドミントン、バレーボールの4種目で総合優勝をかけ白熱した試合が展開されました。

キンボールでは、教員も助っ人として参加し、全員が笑顔になるような教員の珍プレーも飛び出し大いに盛り上がりました。

ソフトバレーボールは2年生が圧巻の強さで優勝、1年生の健闘も光りました。

3種目目のバドミントンでは2、3年生が上位を争い拮抗した展開となりました。

この時点で総合得点は3年生が僅かにリードし1位、最後のバレーボールに結果が委ねられました。

最終種目のバレーボール。1年生vs2年生では、序盤一進一退の展開も徐々に2年生が点差を離し、ストレート勝ち。続いて1年生vs3年生は2セットとも1点差の競り合いを3年生が制しました。最終戦、2年生vs3年生。1ゲーム目を2年生、2ゲーム目を3年生が奪い、最終3セット目に突入します。開始から2年生のサーブが決まり連続得点を奪い一気に勝負を決め優勝。2年生が総合優勝となりました。

 

海洋教育 サケ学習 サケ稚魚孵化

 12月23日(月)サケ稚魚が孵化しました。翌24日(火)には、ほぼすべての発眼卵が孵化しました。孵化直後に見られる泡・・・無事稚魚たちが孵化した証です。

 

 本日の自然環境系コースでは、サケ稚魚の観察です。孵化したばかりのサケ稚魚は、大きな卵黄を抱えています。注目してもらいたいのは、魚体です。これから、卵黄を吸収しながら、稚魚は成長します。すべての卵黄を吸収した頃に浮上して泳ぎ出します。栄養を吸収するだけの体から、餌を食べ消化することができるからだへ、浮き袋が成長して、浮上できる体に変化するサケ稚魚の成長を学んでほしいと思います。

NoMaps釧路・根室2024 高校生ビジネス&地方創生コンペティション

12月19日(木)釧路プリンスホテルで開催された「NoMaps釧路・根室2024 高校生ビジネス&地方創生コンペティション」に2年生の代表5名「知羅海水族団」が出場しました。

「私たちにできる標津町改良計画」のテーマで、標津町活性化するための企画を考え、発表しました。

オリジナルのキャラクター「うしべつくん」の発案や、高校生ガイドの発案を評価していただき、審査員特別賞を受賞することができました。

これからも標津町活性化のために、高校生ができることを探究し続け、行動していきたいと思います。

クリスマスケーキ作り

12月17日(火)3年生フードデザインの授業にて、クリスマスケーキ作りを行いました。

市販のスポンジにいちごと生クリームを使ってクリスマス仕様にデコレーションを行います。

生クリームを塗るナッペに苦労しながらも、デコレーションを楽しみながら作りました。

パティシエ並みの腕前を発揮する人や、キャラクターのチョコレートを持参して飾り付けしていた人、19人19色のクリスマスケーキが完成しました。

思いを込めて作った世界にたった一つのクリスマスケーキを大事な人と一緒に召し上がってください。

少し早いですがメリークリスマス!!

令和6年度PTA研修会

12月17日(火)令和6年度PTA研修会を行いました。

前半は、保護者と教員で4つのグループに分かれ、オリジナルHUG体験を行いました。

HUGとは、標津高校生徒会が制作したオリジナルの避難所運営ゲームで、地域循環型防災教育として生徒会が出前授業にて行っているものです。

標津高校が避難所だと仮定し、様々なシチュエーション、避難中に人々が抱える課題の解決に向けて、話し合いながら避難所運営をシュミレーションします。

後半は、恒例となりつつあるスリッパ卓球大会です。

保護者と教員がペアになり、スリッパを片手に熱い試合が繰り広げられました。

約10名の保護者に参加していただき、交流が深まった時間となりました。

参加していただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

引き続き、本校のPTA活動推進のためにご協力をよろしくお願いいたします。

自然科学部 オショロコマプロジェクト 人工授精

 12月16日(月)本日、オショロコマプロジェクトに大きな一歩が刻まれました。今朝、サーモン科学館の仁科さんから連絡があり、急遽放課後にサーモン科学館で、オショロコマの人工授精を行うことになりました。学校で飼育している魚と同じ日にサンプリングして、サーモン科学館で飼育していた個体の成熟が進んで来たようです。

 まずは、気合いを入れて前掛けを着用、普段入ることができない飼育実験棟の奥へ。いつものようにオショロコマに麻酔をかけて、採卵に入ります。

 腹部を肛門まで優しく押していくと黄色の綺麗な卵が排卵されます。メス2匹の卵を絞りました。絞り終えるとメスのお腹は、ぺっちゃんこになります。卵を抱えていたことがわかります。やや過熟な卵もありましたが無事、卵を確保。

 次は、精子の採集です。イワナ属は、精子の粘性が高く、しかも出る量が少ないようで、今回は、うまく絞れるかわかりませんという状況。なんとか状態の良い精子を採集したいところです。絞り出した精子を丁寧にスポイトですくい取り、人工授精を行います。少ない精子を丁寧に卵に混ぜていきます。この後は、水につけて1時間静置、消毒して孵卵器に収容します。

 うまく受精できていることを願います。昨年は、できなかったオショロコマの人工授精、今年は、一歩先へ踏み出すことができました。なんとか受精して、発眼までしてほしいです。

薬物乱用防止、ネットトラブル防止講話

12月13日(金)4時間目に「薬物乱用防止、ネットトラブル防止講話」が行われました。

薬物乱用防止では、処方された薬でも使用方法を誤ると乱用になってしまうこと

ネットトラブル防止では、安易な発言や写真の送信でいつの間にかトラブルに巻き込まれてしまうことがあるということについて講話いただきました。

さらに、闇バイトの恐ろしさについてもお話いただきました。

 

他人事ではなく、かなり身近な場所に危険が潜んでいることを学ぶことができました。

釧路方面中標津警察署 淺坂 美穂 様、本日は、大変お忙しい中講話いただきありがとうございました。

 

海洋教育 潮間帯の生態系

 12月12日(木)本日の学びは、潮間帯。北里大学名誉教授の加戸隆介先生にオンラインで講義を頂きました。本日は、「潮間帯とは」と「海洋外来種」の2つについて学びました。藻場学習に始まり、標津港で潮間帯の観察、ホタテ学習にサケ学習と海の学びを繋ぐとても大切な講義です。

 

 まずは、潮の満ち引きの仕組みを学び、潮間帯は、さまざまな環境ストレス要因が多く、生物にとり厳しい環境であること、でも、厳しいが故にそこには固有種が多いこと、生き物どうしの関係が複雑に絡み合った環境であることを学びました。また、潮間帯から我々にとって、さまざまなサービス(恩恵)を受けていることにも気付きました。文化的側面もあり、サケ稚魚の成長の場にもなり得ることなど多面的に捉える事で潮間帯という場所はとても重要なことも理解できました。

 後半は、海洋外来種。道東の外来種といえば、必ずあがるのがウチダザリガニです。でも、海の外来種というとあまりピンとこないと思います。今回は、加戸先生の専門であるフジツボを例に海洋外来種についてお話を頂きました。題材となったのは、キタアメリカフジツボ、北アメリカから分布を広げてきた種ではありますが、南米、南アフリカ、そして東北・北海道太平洋沿岸と分布を広げています。そして、サケ稚魚とフジツボの関係も学びました。沿岸でのサケ稚魚の餌料生物として、フジツボの幼生も利用されているのではないか?また、外来種のキタアメリカフジツボの幼生も食べられているのではないか?ということでした。

 最後は、加戸先生に質問コーナーでした。見学旅行で行った沖縄の海で見たサンゴについて、そして、暖流である黒潮のお話、温暖化と海洋大循環の関係についてとても興味深いお話を伺うことができました。

 加戸先生、ありがとうございました。本授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環として行いました。

働くことについて考える授業

 12月10日、3学年を対象に「働くことについて考える授業」が行われました。社会のワークルールを知り、働くことの大切さを学びました。弁護士の倉本和宜様、講師として貴重な話をしていただき、ありがとうございました。