2025年1月の記事一覧

自然科学部 オショロコマプロジェクト 発眼卵

 1月29日(水)本日オショロコマの発眼卵を受け取りました。この発眼卵は、昨年12月16日にサーモン科学館で部員たちによって人工授精した卵となります。あの日から1ヶ月とちょっと。サーモン科学館の仁科さんのおかげで無事発眼卵までたどり着きました。今回無事発眼まで至った卵数は、36粒。このうち半数の18粒を標津高校の水槽で管理します。

 届けてもらった発眼卵見て、ニコニコの部員たち。丁寧に孵化用の水槽に移しました。自分たちでオショロコマを釣って、学校で飼育して、熟した成魚から採卵、採精して、喜びもひとしおです。

 今日は、卵の管理や観察ポイント、孵化までの積算水温について仁科さんに教わりました。積算水温から推定すると来週にも孵化するのではないかという感じなので、楽しみに観察を続けていこうと思います。

自然環境系コース 課題研究発表会

 1月27日(月)5,6時間目に令和6年度課題研究発表会が行われました。日頃活動でお世話になっている町の方々にご参加いただきました。

 

 今年の課外研究テーマは、①2年間の活動内容のまとめ ②キタワセソバの栽培における有機肥料の効果」 ③カルシウム肥料がハナシベツの塊茎収量に与える影響 の3本でした。

 緊張の中、生徒は、作り上げた原稿とスライドを使って発表しました。発表後の質疑には、上手に返答できるか不安でしたが、なんとか発表をやり遂げました。

 参加していただいた皆さんから、今後に向けてのアドバイスや後輩に引き継いでさらによい探究になるようお言葉をいただきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

冬のぱるまつり スライムコーナー

 1月25日(土)標津町のあすぱるで行われた”冬のぱるまつり”に参加しました。今年も自然科学部だけでは、不安なので、ボランティア部にヘルプを依頼(ありがとう!)。おかげさまで子供たちの対応助かりました。

毎年参加しているお祭りですが、懲りずに今年もスライム作りです。今年の目玉は、動くスライム。砂鉄を混ぜ込み、磁石を近づけると・・・動きます。自然科学部では、このスライムの開発のため多くの活動時間を割き、研究をし、理想に近いスライムを開発しました。結構、試行錯誤しています。

 当日は、真っ白なふわふわスライムと真っ黒な砂鉄スライム。どちらも大人気!椅子がいっぱいになるほどの子供たちが来てくれました。手をベタベタにしながら、スライム作りを楽しんでくれた皆さんありがとうございます。

海洋教育 鮭山漬け学習 根室海峡鮭茶漬け編

 1月24日(金)3,4時間目 海洋学習で取り組む鮭の山漬け学習の最終回が行われました。最終回は、食文化の伝承です。本日の講師は、標津町内でガイド業を営むAmutoki代表の齋藤さんにお願いいたしました。そして、山漬け講師!?のサーモン科学館の西尾さんにもお越しいただきました。

 今日は、「根室海峡鮭茶漬け」と題して、根室海峡の旨い出汁と山漬けのおいしい授業となりました。まずは、自分たちで作った鮭の山漬けを贅沢に輪切りにして、こんがりと焼き上げます。その間に、うまみの学習。羅臼昆布出汁、ホタテ出汁、椎茸だし、さけ節出汁と飲み比べをしました。出汁は、合わさることでさらにうまみが増すことやその成分について学びました。

 鮭が焼き上がったところで、まずは、そのまま焼いた山漬けを食べました。普通に食べる鮭の切り身とは異なる深いうまみがじわぁ~としみだしました。そして、自分でブレンドした出汁を温め、山漬けで鮭茶漬けにしました。鮭のうまみと出汁のうまみが相まって、それはそれは、おいしい鮭茶漬けとなりました。

 生物学的な鮭、産業としての鮭、文化としての鮭、鮭からの学びは、まだまだ深まりそうです。この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発の一環で行われました。Amutokiの齋藤さん、サーモン科学館の西尾さんにあらためてお礼申し上げます。

 

 

 

海洋教育 サケ稚魚の観察

 1月23日(木)サケ稚魚の観察です。

先月孵化したサケ稚魚、まだ腹部には大きな卵黄がついています。でも、魚体ははっきりし、各鰭も観察できます。そして、サケ科の特徴でもあるパーマークが見られました。

 

胸部を観察すると、真っ赤な心臓が鼓動しているのがわかり、全身に血液を送り出す動脈が卵黄に透けてきれいに見えています。孵化してから、1ヶ月です。浮上までは、あと1ヶ月くらいかかりそうです。

「道東スペシャル 災害から命を守るために 」に出演しました

1月18日(土)本校3年生の太田さんと吉江君がNHKテレビ「道東スペシャル 災害から命を守るために 」に出演し、本校の防災・減災活動について紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

当日は帯広放送局からの生放送となりました。スタジオでは全体の流れを確認し、立ち位置やマイクのテストなどを入念に行っていました。スタッフの方が優しくサポートしてくれたおかげで緊張も幾分和らいだ様子でした。2月1日までNHKプラスで見逃し配信を行っています。本校生徒の様子をぜひご覧ください。

 

すごしやすい学校づくりリーダー会議に参加しました

1月14日(火)、標津町内の小中高校生が集まり、「すごしやすい学校づくりリーダー会議」が行われました。前半は各学校児童会・生徒会の取り組みについて意見交流を行いました。後半は、 「BE A HERO PROJECT」の特任研究員である新保友映さんを講師にお迎えし、「いじめのない世界を作るために私たちができること」について話し合いました。

 

 

 

 

 

 

高校生が話し合いを先導し、小中学生から意見をを引き出しながら内容をまとめていました。

標津高校では、今回話し合ったことや学んだことをまとめ、後日、校内で活動報告会を行う予定です。

 

 

 

 

 

 

 

「親子交流館おひさま」高校生ボランティア

1月8日(水)、15日(水)の2日間、標津町生涯学習センターあすぱるにて、標津町教育委員会主催の「親子交流館おひさま」の高校生ボランティアに希望者5名が参加しました。

0歳から5歳までの子どもたちと保護者の皆さんと交流をしました。

遊具で遊んだり、塗り絵をしたり、ブロック遊びをしたりしながら、子どもたちと交流を深めました。

特に、子どもたちと保護者と高校生と全員で行った宝探しゲームは、盛り上がりました。

参加した高校生は「子ども達が本当に可愛いくて、すごく楽しい」「保育士をやっている母親や姉がすごいと思った」

「赤ちゃんが私の腕の中で眠ってくれたのが、すごく嬉しかった」等の感想を述べ、とても有意義な2日間であったようです。

地域の子どもや保護者の方と触れ合うことのできる貴重な機会をいただき、ありがとうございました。