5月14日(月)サケ稚魚放流。
昨年の11月から育ててきたサケ稚魚を標津川へと放流しました。体長5cm、体重1g程度まで育てたサケ稚魚、200個頂いた発眼卵から放流までたどり着いた稚魚は、約180匹強。今年はとても上手に育て上げることができました。これは、ひとえに選択生徒のみんなで世話をした成果です。
放流前にサーモン科学館の有名な市村館長からサケ稚魚の体色についてのレクチャーをいただき、実際に自分たちで育てた稚魚で実験してみました。黒いバケツに入れると体色は黒ずみ、その後白いバケツに入れるとみるみる体色が白くなりました。体色変化が上手にできたことは、健康なサケ稚魚の証拠。
そんなサケ稚魚をサーモン科学館の池から放流。大きなコイに食べられないか心配でしたが、稚魚たちは元気に泳いで行きました。
サケ学習の最後は、サケの回遊ルートについて。稚魚たちの4年間旅に思いをはせて、市村館長の話を聞きました。
サケ学習に関わり関係諸機関から多くのご協力をいただき感謝申し上げます。また、今年の秋からよろしくお願いします。