標高ニュース

防災研修(1学年)

7月28日(月)から2泊3日の予定で、岩手県、宮城県へ防災研修に行ってきました。

1日目は、仙台空港に到着後、石巻市震災遺構大川小学校へ行きました。語り部さんから当時のことをガイドしてもらいながら見学しました。

2日目は、釜石市内のホテルから歩いて、釜石市役所、避難路、グリーンベルトの見学をしました。高台からの景色を見て、震災直後の映像と同じ場所だと気付き、復興の力を感じました。

続いて、根浜海岸、宝来館裏の避難道のガイドをしていただきました。宝来館に津波が押し寄せ、避難道へ避難する実際の映像を見て、津波の怖さを改めて認識しました。

バスにて移動し、うのすまいトモスへ行き避難路の追体験、いのちをつなぐ未来館、祈りのパークを2班に分かれ交互に見学しました。避難路の追体験では、実際に釜石小学校・東中学校の生徒さんが避難した経路を歩きました。いのちをつなぐ未来館、祈りのパークでは、ガイドさんの説明の聞き、震災で犠牲になられた方々の芳名が刻み込まれた慰霊碑で献花をしました。

宝来館での昼食後に、女将さんから当時の話をしていただきました。

バスに乗り、東松島市震災復興伝承館へ行き、ガイドさんから話を聞き、東松島市からのメッセージという、被害に遭われた方々の体験談やメッセージの映像を見ました。その後、施設内の展示を見学し、2日目の宿「花ごころの湯新富亭」に向かいました。

3日目は、松島の観光船に乗りました。行程の半分ほどのところで、津波注意報が発表され、急ぎバスに乗り千年希望の丘へ向かう予定でしたが、バスの中で津波警報に変わり、仙台空港へ避難をしました。

いつ警報が解除され北海道に帰れるか、津波が本当にきてしまうのか、仙台空港に泊まるのかと不安でしたが、幸い旅館に泊ることができ、7月31日(木)は新幹線で新函館北斗駅まで行き、バスに乗り美沢へ、バスを乗り換え釧路駅、さらにバスを乗り換え、最後は標津高校まで無事に帰ることができました。

今回の防災研修は、多くの方々の協力で貴重な体験ができました。今回の研修で学んだことを地域に還元できるように、取り組みます。

地域循環型防災教育 生徒会防災研修 新潟県~石川県③

 研修3日目は、石川県中能登町へ。新潟から北陸新幹線で金沢へ、そこからバスで中能登町まで向かいました。中能登町役場で、能登半島地震の当時の話を伺い、行政がどのような対応をしていたのか、また防災の備えはどうなっていたのか伺いました。発災当時は、インフラがストップし、その中でも断水の継続が大変だったそうです。上水道は流せても下水が流せないと使えず、たいへん困ったそうです。

 

 役場の次は、高校生の交流事業として、中能登町にある石川県立鹿西高校の皆さんと交流を行いました。発災当時の様子を理科の先生や探究チーム3名の生徒さんに語っていただきました。当時の大変な様子がとてもよく伝わりました。その後は、一緒にHUGを行いました。標津町オリジナルHUGを持参し、鹿西高校の皆さんと取り組みました。最初は、ぎこちなく進んでいましたが・・・やはり、進むにつれて賑やかになってきました。HUGを通して、避難所について考えるきっかけになってくれればと思います。また、これを通して交流が深まればと思います。

 最後は、防災道の駅の見学をしました。発災前に整備をしており、当時重要な施設となったそうです。ここでも、行政の備えの大切さを実感しました。ちょっとした工夫が地域の人たちの命を守ることになることを学びました。

 お忙しい中、震災の話やHUGに取り組んでくれた鹿西高校の皆さん、中能登町役場の皆さんありがとうございました。

 

地域循環型防災教育 生徒会防災研修 新潟県~石川県②

 研修2日目(7月30日)は、長岡市と旧山古志村の研修でした。

 2004年10月23日に発災した新潟中越地震を覚えていますか?あれから20年が経った被災地を訪れました。長岡市を中心に中越メモリアル回廊として当時の震災のことを学べるように整備されています。まず私たちは、長岡震災アーカイブセンターきおくみらいへ行きました。

 

 ここでは、当時どのような震災が起こったのかを学び、そこからさまざまな備えについて考えることができました。長岡で学んだ4つの備え「物のそなえ」「家の中のそなえ」「安全避難のそなえ」「コミュニケーションのそなえ」が印象に残りました。研修の報告では、是非、皆さんと共有したい内容でもあります。

 

 午後からは、旧山古志村(現長岡市)に向かいました。途中立ち寄ったのが妙見メモリアルパークです。ここは、当時起こった地滑りの崩落現場で亡くなった方を追悼する施設です。ここは,奇跡的に92時間後に助け出された2歳の子供のニュースで有名な場所でもあります。ここでは①風景・記憶・再生の軸線、②祈りの軸線、③未来と希望の軸線、に沿って見学をしました。とても大きな崩落跡で今でも崩落した斜面の様子がわかります。

 

 山古志村では、関さんがガイドをしてくれました。山古志村に住んでいた関さんは、家族とともに避難所生活、仮設暮らしを体験したそうです。発災当時の様子を語りかけるような口調でお話しいただき、自分ごととして当時の様子を考えることができました。全村避難という苦渋の決断、当時ペットまでは避難できず、つらい思いをしたことも教えてくれました。地域の産業の錦鯉や肉牛、闘牛といった伝統や文化を今まで守り続けてきたことも教えていただきました。山古志村は、小さな集落が山間に点在し、行き来する道は、とても険しく感じました。だからこそ、地域の繋がりと地域の生きる力が山古志村の強さだと感じました。

 山古志村には、今アルパカがいます。これも震災をきっかけにやってきたそうです。アルパカにちょっと癒やされ、山深い山古志村を後にしました。

地域循環型防災教育 生徒会防災研修 新潟県~石川県①

 令和7年度の生徒会の防災研修が7月29日(火)~8月1日(金)に実施されました。今年の研修先は、新潟県長岡市の中越地震と石川県中能登町の能登半島地震です。

 今年の研修のスタートは、新潟空港。晴天でとても暑い研修初日となりました。まず向かったのが国立研究開発機構 防災科学技術研究所 極端気象災害研究領域 雪氷防災研究センターです。ここでは、中村センター長さんより研究センターのこと、気象災害の研究の最前線、これからの災害対応など科学的な側面のお話を伺いました。特に雪氷による災害について長岡や標津の例を挙げて教えてくれました。標津でも吹雪の観測をしていることなど、地域とこの研究センターが繋がっていることを実感しました。

 センターの見学では、雪の重さの比較をしました。長岡で降る雪と標津で降る雪の違いを体で体験することができました。また、低温室では、不思議な過冷却現象を体験したり、外では、気象観測機器を学ぶことができました。

 お忙しい中、高校生のためにご対応いただきありがとうございます。

標津水産教育プログラム 標津マルシェ開催

 7月27日(日)標津町サーモンパークを会場に標津水産教育プログラム「うみちる」の一環である”標津マルシェ”が開催されました。待ちに待ったこの日、朝の天候はあいにくの小雨。お客さんの数が心配でもありましたが、今日までフードデザインの3年生たちは、授業、放課後を使って丁寧に準備を重ねてきました。

 

 当日は、会場設営から始めました。初めての出店にあれこれありましたが、なんとか準備完了!標津高校のブースにおなじみの登りを立ててお客さんをお待ちしました。今回のメニューは、クロカレイのカレー春巻き、カジカフレークザンギ、出汁たこ焼き、うしべつプリン、しべつメープルの5品目。どれもこの日に臨むために真剣に生徒たちが探究を重ねて来たメニューです。

 

 11時半から販売開始、標津高校のブースに次々にお客さんが来てくれました。販売のブースでは、ボランティア部の2年生や1年生も手伝ってくれました。販売開始早々に売れ切れたのがうしべつプリン、そして限定20個の標津メープル。

スティック状に工夫したカレイのカレー春巻きは、手に持ちやすく、食べやすく、ふわふわしたカレイの食感がとても好評で食べてくれたお客さんは皆さん笑顔でした。

 

 たこ焼き、ザンギの販売は、列ができるほどお客さんが並び、すべての商品が売れ終わるまで約2時間!あっという間に販売は終わってしまいました。ちなみに特別販売したうしべつくんキーホルダーも大人気でした!

 準備からこの日まで探究を重ねた3年生の成果が実りました。開会の挨拶で「マルシェでの主役は、生徒です。」とおっしゃっていただいたとおり、今回は、生徒たちがキラキラ活躍し、たくさんの笑みであふれ主役となれた一日になりました。

 波心会、標津町観光協会の皆様、標津町サーモン科学館の皆様、関わっていただいた大学生の皆さん、温かく生徒を見守り声をかけていただきありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。

 当日の様子は、本校のInstagramでも発信しております。ご覧ください。