2024年8月の記事一覧
自然環境系コース トウモロコシと言えば・・・
自然環境系 2年生の授業で育ているトウモロコシがとても立派に生長し、いよいよ収穫となりました。
あれ、これ、この感じどこかで見たような・・・やりたくなりますね、これ。
工藤先生へという気持ちを込めて、最初の1本は担任の先生へプレゼントしました。
海洋教育 野付巡検探究発表会
8月28日(水)6時間目に1年生の野付巡検探究発表会を行いました。6月に野付巡検を実施し、その後各班で課題とそれに対する探究を重ね、発表資料を作り上げました。1年生ですので、探究の基本を学ぶことも目標です。
今年の課題は、
「アマモが支える生態系とブルーカーボンの関係性」
「海洋プラスチック(海洋ゴミ)の現状と解決に向けて」
「野付の植生の形成と植生の保全について」
の3本です。
ということで、各班工夫を凝らしたスライドで良い発表となりました。
探究して、まとめて、発表、そしてまた課題が見つかり、学びが深まるというスパイラル。次は、防災研修の探究活動に繋がります。11月の発表に向けてがんばりましょう。
防災減災 能登半島地震 メッセージカード作り
夏休みが明け、普段通りの学校生活が始まりました。先月の学校祭の募金活動で得た募金で標津町のさけ節を購入しました。これを、能登支援グッズとして能登へ送ります。
生徒が考えたさけ節レシピとさけ節に生徒一人一人が手書きしたメッセージカードを添えました。すこしでもみんなの気持ちが能登へ伝わればと思います。被災し、避難所生活、仮設生活を強いられている皆さんの気持ちを生徒一人一人が考え言葉にしました。
9月に能登へ送る予定です。
夏季休業明け全校集会
8月22日(木)の1時間目に夏季休業明け全校集会を行いました。
はじめに、校長先生から、夏季休業中に実施した中学校訪問と地域みらい旅についてのお話と、先日行われたパリ五輪の陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手の「厳しいトレーニングの先に、成長した自分がいる。」という言葉を引用して、才能だけではなく日々の努力の積み重ねが大事だというお話をしていただきました。
次に、進路指導部長から、就職・進学してからすぐにやめてしまわぬよう後悔しない進路選択をして欲しいというお話と、高校卒業後に活躍できる人材となるために必要なことは高校生らしい高校生活を送ることだというお話をしていただきました。
例年より長い夏季休業が終わり、久しぶりの学校が始まります。9月4日からは前期期末考査が控えていますので、生徒たちには休みモードを切り替えて頑張って欲しいと思います。
知床圏4校生徒会フォーラム オンライン開催
8月5日(月)斜里高校主催で知床ユネスコフォーラムが開催されました。今回は、11月の大会のプレ大会。オンラインで各校を結び開催されました。
協議課題は、環境問題、地域との関わりについて。4校が現在取り組んでいるゴミゼロ運動など報告がありました。11月には、対面でのフォーラムが予定されています。地域とSDGsの観点を取り入れた活動をさらに続けていきたいと思います。
防災教育(後編) 生徒会防災研修 熊本地震~球磨川水害~普賢岳火山災害
後編です。
7月31日(水)は、熊本からフェリーで対岸に渡り長崎県島原市へ。ここでは、火山災害を学びます。
平成2年からの噴火活動による火砕流で大きな被害を受けた島原へ。当時の噴火の様子は、生徒達は知りません。平成新山ネイチャーセンターで当時の噴火のときの状況をスタッフの方から聞くことが出来ました。火砕流の恐ろしさを学び、避難の大切さ、前もって避難さえすれば被害は最小限に食い止められることを学びました。
普賢岳を望み、その後火砕流で被害を受けた地域をバスで見学しました。砂防ダムの工事が進んではいますが、当時火砕流が流れ出たところは、明らかに他とは様子が違っていました。道の駅に併設されている埋もれた家屋を見学しましたが、家が飲み込まれ屋根しか見えなくなるほど火山噴出物でおおわれた地域、火山の力の凄まじさを実感しました。
ということで、今回の防災研修は終了です。最終出発地の福岡に向けて、九州新幹線さくらで博多へ。とても暑い夏の九州でしたが、暑さ以上に有意義な研修となりました。
研修中お世話になった皆様、この場を借りてお礼申し上げます。
防災教育(前編) 生徒会防災研修 熊本地震~球磨川水害~普賢岳火山災害
今年の生徒会防災研修は、7月29日(月)~8月1日(木)の3泊4日で九州へ行きました。対象の災害は、直下型地震・水害・火山災害の3つです。ということで今年の日程は・・・
7月29日(月) 標津~熊本市
7月30日(火) 益城町~球磨村
7月31日(水) 熊本市~島原市~熊本~福岡
8月 1日(木) 福岡~標津
ということで、前編と後編に分けて更新します。
まずは、標津から熊本へ向かいました。夏の九州、熊本は大変な暑さでした。初日は、ゆっくり静養し、翌日の研修に備えました。
最初の研修は、益城町。ご存じ2016年の熊本地震の最大の被害を受けた町です。最大震度7を2度も受けた町は、復旧に向けて進んでいます。当時、避難所となった町の総合体育館へ。綺麗に立て直されて居ましたが、この場に多くの避難者を受け入れ、対応していたと思うと当時の苦労が忍ばれます。陸上のトラックには、テントが建てられ車中泊の方も受け入れたそうです。ここには、ワンピースのサンジの像が建てられています。
次は、布田川断層帯(谷川地区)の見学です。地学的にも貴重な場所で、天然記念物に指定されています。活断層が地表に現れ、2本の断層が作り出す共役断層が見られます。民家の玄関先に突如現れたこの断層、住民方は、とても驚かれたようです。当時家屋から出ることが出来なくなったガイドさんは、地域の人に助けられたと語ってくれました。
次に訪れたのは、布田川断層帯(堂園)です。自称変なおじさんのガイドさん。豊富な人生経験から、当時の地震の様子や昔の方の教訓を大切にすることなど語って頂きました。地震の時は、地域の顔の見える繋がりが大切であって、その後の生活でもあたりまえの日常から避難生活になったときにその生活をどう捉えるかで生き方が違ってくることを強く生徒達に語りかけてくれました。
とても暑い中、お時間を割いて頂き、貴重なお話を頂いた皆さまに感謝申し上げます。
午後からは、球磨村に向かいました。次は水害です。令和2年の大水害、当時役場の災害担当であった中渡さんからあのときの緊迫した状況をお話し頂きました。日本3大急流の球磨川、この日はエメラルドグリーンのとても綺麗な流れとラフティングを楽しむ観光客が見られました。この川が暴れるとは想像もつきません。実際に当時の様子をスライドを用いて見せていただくと、その豹変ぶりにびっくりです。凄まじい水位の上昇、避難する国道も水没、どうにもならない状況の中、住民の避難を呼びかけ災害対応にあたったと思うとその苦労は大変なものだったと思いました。
地域の皆さんが自助・共助でその地区で生き延び、避難生活をしていたことを教えてくれました。地域の繋がりがいかに大切か、そして、早期避難の大切さを伝えてくれました。印象に残った言葉に「防災無線が聞こえるうちに避難するべき、無線が聞こえないと言うことは、被害が起こっている」という言葉でした。改めて、防災無線の大切さを気付かされました。
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