カテゴリ:防災・減災関係
防災DAY
3月15日 3~6時間目に防災DAYを行いました。
今回の設定は「標津高校が避難所となり、避難所での役割が振り分けられた」です。
3、4時間目は炊飯と設営に分かれて活動します。
最初は班ごとに自己紹介から!
2年生が先頭になって班を引っ張っていきます。
炊飯班は、ハイゼックスでの炊飯、カレー、ぜんざいの炊き出しを作ります。
全校の人数分食事を作る経験はあまり経験が無いことなので
「全校何人だっけ?」「このくらいで全員分足りるかな・・・」などと仲間で確認し合いながら黙々と作業に取りかかっていました。
設営班は、避難所の設営を行います。
仕切りには何を使うか、炊き出しの際にどのように人の流れを作るか試行錯誤して作業していました。
仕切りとしてレッドカーペットを敷いている様子や、立て看板を作成している様子がうかがえました。
炊き出しが完成し、昼食です。
美味しくておかわりしている生徒もいました。
自分たちでほとんど全てをこなし、非常に自主性あふれる活動になりましたね。
5.6時間目は、命を守る大切さを語りつなぐ 代表 三浦 浩 様による防災講話でした。
三浦さん自身が奥尻島で体験した地震や津波の時のことを、紙芝居を用いて講演いただきました。災害から命を守ることの大切さについて改めて深く考えさせられる内容でした。
防災DAYを通して、全員で協力してそれぞれの役割を果たすことができたと思います。
また、海が近いこの地域における防災の重要性を実際に体験しながら学ぶことができました。
標小6年生 防災出前授業(地域循環型防災教育)
11月29日(水)標津小学校にて防災出前授業を実施しました。対象は、6年生です。
今回は、標津町住民生活課としべつ未来塾の皆さんも一緒に授業を行いました。
高校生からは、被災地研修から小学生に伝えたいことをパワポでプレゼンしました。
絵本を読み聞かせたり、釜石で学んだ市民憲章などをわかりやすく、かつ大切なところが伝わるように工夫を凝らして、授業を行いました。
後半は、「とっさの一言」。
プレゼンで伝えたことを踏まえたテーマを選び、高校生がリードしながら、こんな時どんな言葉が入るのか、児童のみんなに自分事にして考えてもらいました。
未来塾では、てこの原理を応用した人命救助、そして毛布タンカの体験に取り組み、高校生も少しばかりお手伝いさせていただきました。
地域循環型防災教育の広がり、徐々に進んでいます。
地域循環型防災教育 標津中学校出前授業
9月28日(木)標津中学校で出前授業を行いました。地域循環型防災教育の一環でもあるこの出前授業、今年は、生徒会の防災研修の報告とオリジナルHUGを行いました。
まずは7月に生徒会の生徒で行った防災研修のお話です。中学生に向けて、防災研修で学んだ事をわかりやすくスライドにまとめ発表しました。今年は、宮古市から釜石市、宮城県、そして、厚真町へ研修へ行きました。それぞれの地域で学んだり体験した事を伝える事ができました。途中のクイズを入れたり、中学生に答えを求めたり、和気藹々とした時間を過ごすことができました。
さらに、今年度は「とっさのひとこと」をやりました。こんな時なんて言うか?中学生でグループワークしてもらいました。どのグループもしっかりとした発表をしてくれました。
後半は、HUGです。毎年中学2年生とHUGを行っています。そして、今年は,新旧の生徒会役員でHUGの進行の仕方を引き継ぐ目的で、新旧の役員が混ざったチームで進行しました。中学生も活発に意見を言ってくれたり、みんなで一緒に考えたり、あっという間の50分間となりました。
地域循環型防災教育 川北小学校4年生
8月29日(火)川北小学校4年生が来校しました。
本日は、防災教育の一環で、標津高校の防災機能を学んでもらいました。
これは何?と聞いてみると、貯水槽!宇宙食!・・・発電機!たくさんの答えが返ってきました。正解は、発電機。これがあれば、避難所になっても電気は大丈夫です。
体育館に入り、次は、体育館や格技場の避難所設備を探検しました。ダンボールベットや卓球の仕切り、シャワー設備を見学してもらいました。
卓球の仕切りも小学生には寝袋になりました!
最後に、中村教諭から、まずは自分の命を守ること、そして、家族と防災について話をすること、避難先を確認することなど、日頃の防災で大事なことを子どもたちに伝えました。
地域循環型防災教育、次は、中学生で一緒にオリジナルHUGができるといいですね。
防災研修(1学年)
7月26日(水)から2泊3日で、1学年全員で岩手県・宮城県へ防災研修へ行ってきました。
1日目は、仙台空港に到着後、石巻市震災遺構大川小学校へ行きました。
献花をし、語り部さんによるガイドのもと見学を行いました。
2日目は、三陸ひとつなぎ自然学校の伊藤さんのガイドにて、釜石市内のホテルから歩いて高台まで歩きました。
建物にある津波の浸水域の標識を見て、津波の高さを目の当たりにしました。
高台から見下ろした街並みを見て、震災直後の映像を事前に見ていた生徒たちは、「ここ映像で流れていた場所だ」とすぐに気付き、復興の力の大きさを感じました。
続いて、鵜住居復興スタジアムへ行き、伊藤さんのお話を聞き、実際に釜石小学校・東中学校の生徒さんが避難した経路を歩きました。
いのちをつなぐ未来館では、ガイドさんの説明の後にそれぞれが本を読んだり、映像を見たり、写真を撮ったりしながら見学しました。
祈りのパークでは、震災で犠牲になられた方々の芳名が刻み込まれた慰霊碑で献花を行いました。
宝来館での昼食後は、東松島市震災復興伝承館へ行き、ガイドさんに施設内の写真パネル等を案内してもらい、震災当時の記録映像を見ました。
外へ出ると、野蒜駅のプラットホームが震災時のまま残されていました。
東松島市震災復興伝承館を出て、2日目の宿「花ごころの湯 新富亭」にて宿泊しました。
3日目は、松島の地形を学ぶため、観光船へ乗りました。
日本三景の松島の島々を間近で見ることができました。
最後の研修地である、千年希望の丘2号相野釜公園に行きました。
ガイドさんの説明のもと、千年希望の丘を登りました。千年希望の丘は、先進的な復興モデル実現の場であることを学びました。
今回の防災研修は、多くの方々に関わって頂き、実現できたものです。
この場を借りて、心より感謝申し上げます。
このような貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
今回の防災研修で学んだことを、地域へ還元できるよう、夏休み明けからは、防災研修のまとめ学習に取り組んでいきます。
所在地
〒086-1652
標津郡標津町
南2条西5丁目2番2号
TEL
0153-82-2015(事務室)
0153-82-2364(職員室)
FAX
0153-82-2021
年間行事予定表