2024年2月の記事一覧

シカ学習

2月28日(水)の2・3校時に、探究基礎を選択している2年生を対象にシカ学習を行いました。

 今回の講義はオンライン形式で、北海道立総合研究機構の亀井 利活氏に授業をしていただきました。テーマは「エゾシカの生態と被害」です。
 
 前半ではエゾシカの生態について、クイズも交えながらわかりやすく解説していただきました。

モニターを使いオンライン形式で実施しました。

 後半では、エゾシカによる被害について、特に90年代以降から増加してきていること、道東では牧草を食べられてしまう被害が多いことなどを解説してくださいました。また、標津町における被害やその調査についても教えていただきました。

画面を見ながら要点をメモしていました。

 今回のシカ学習では、エゾシカの生態や身近に起こっている被害について理解することができました。今後は、エゾジカによる被害の調査にも協力できたらと考えております。
 
 この授業は、標津町役場農林課の協力により実施しています。お礼申し上げます。

 

サケ稚魚飼育中

 2月に入り、孵化したサケ稚魚が浮上を始めました。予定していた積算水温480℃で浮上。サケは、水温に正直に応えてくれます。浮上した稚魚は、餌を食べ始める事ができるので、餌やりの準備です。
 まずは、浮上したときの体重と体長を測定しました。体重は、0.30gでしたので、6℃飼育での給餌量を計算しました。徐々に餌にも慣れて食べてくれることと思います。
   
 そして、2月27日(火)2回目の体重測定です。給餌開始が2月15日ですので13日目となります。体重は、0.375gと0.075g増加していました。餌を食べて、成長しているようです。
 今後は、徐々に水温を上げ、給餌量を増やし、餌の粒径を大きくしながら、元気なサケ稚魚を育てていきたいと思います。

金融リテラシー(1年家庭総合)

2月2日(金)1年生家庭総合の授業にて、金融リテラシー講座を受講しました。
財務省北海道財務局釧路財務事務所より3名の方々に講師としてお越し頂きました。
前半は全体講義で、「将来のライフプランについて」「家計管理について」「お金を備える方法について」学びました。

後半は、グループごとに分かれ、資産形成体験ゲームをしながら資産形成について体験的に学ぶことができました。
発表されるイベントについて、どこにどのように投資をしていくかをグループごとに話し合います。

「ここの株はもう売った方がいいよ」「いや、上がる可能性もあるよ」
「もっと分散させた方がいいよ」「現金として持っておいた方がいいよ」
どのグループも活発な意見を出し合いながら、投資内容を決めていきます。

最後に、「資産形成で抑えておきたい考え方」と「これからの人生で覚えておいて欲しいこと」をお話してくださいました。
生徒たちは、楽しみながら資産形成について学ぶことができました。

釧路財務事務所の皆さん、遠路お越しいただき、大変貴重な体験をさせて頂きまして誠にありがとうございました。

 

海洋教育 アイスフィッシング

2月8日(木)5,6時間目 氷の下の生態系を理解する!ためのアイスフィッシングに挑戦しました。今回の場所は、野付湾。結氷した野付湾は、雪原が広がりとてもきれいです。寒さが厳しくなってきましたがお昼には穏やかな日差し、青い空と白い雪原とても贅沢な景色の中授業がスタートしました。

本日は、標津町観光ガイド協会の皆様にご協力をいただき、アイスフィッシングのサポートをしていただきました。まずは、皆さんにご挨拶。ガイド協会の皆さんが事前に釣りの準備を整えていただいたおかげでスムースに始まりました。

本日の狙いは、チカ。野付湾でみんなが狙う魚です。

釣果は・・・ぽつぽつ。でも大きなチカが釣れると生徒たちの歓声が上がります。寒い中、それぞれあたたかい飲み物を飲みながら、そして、ガイド協会の方から焼きチカの差し入れもいただきました。寒いなか、はふはふして食べるチカの干物は、とても美味しく、体が温まりました。

氷の上での授業はきっと日本中でここだけの特権!大自然の中で貴重な体験学習ができました。本授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発の一環で実施しております。

授業にご協力いただいたガイド協会の皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。