カテゴリ:自然環境系科目
ほだ木の管理
自然環境系では、現在シイタケ、ナメコ、クリタケの3種類のキノコを育ています。すべて原木栽培です。
クリタケのほだ木の場所が、ここ最近湿地のように水が上がり、ズブズブになってきてしまい、ほだ木の管理がしにくい状況になっていました。
そこで本日は、ほだ木の移動です。なれない一輪車を押して、みんなですべてのほだ木を移動させました。お疲れ様でした。
海洋教育 プランクトン学習
7月、標津の海もすっかり夏模様となりました。そして、海での活動に気持ちの良い季節となりました。
今回は、海洋教育である春の干潟の生物学につづく、夏のプランクトン学習を行いました。標津町にある海の公園の釣り突堤でプランクトンを採集しました。初めて見るプランクトンネット、使い方を説明してサンプリングを体験しました。夏季なので、植物プランクトンは少なめ、動物プランクトンが泳ぐ姿が確認できました。これらは、夏休み明けに検鏡して、分類したいと思います。
次は、人工の磯で生物採集。これは、盛り上がります!。水もぬるく水浸しになっても大丈夫!網でバシャバシャ魚を捕ったり、カニを手づかみするのに手こずったり、40分程度で、多くの生物をサンプリングできました。さいごに、生物をソートして終了です。エビやカニと一緒にサンプリングしたフジツボが同じ甲殻類、しかも脱皮することに「えぇぇぇ~」と驚きの声があがっていました。2年生の選択生徒にとっては、初めてのサンプリングでしたが、とても楽しめたようです。この学びは、潮間帯の生物学に繋がっていきます。
海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で実施しています。
クロユリ開花
生物選択者で個体数調査をしたクロユリですが、4株が花を咲かせてくれました。株数では、80株を超えていましたが、花を付けたのは4株。花芽を付けるまで時間がかかるのでしょうか。
学校の近くにひっそり佇むクロユリ、可憐です。
選択生物 クロユリの観察2
5月19日(金)前回の観察から3週間が経ちました。クロユリもすくすく育っています。ということで、実際にコドラード法で推定した数と実際に計数した数の比較をしてみようと思います。
目視で確認。82個体でした。推定値120個体でしたので、どうなんでしょうか・・・。まぁ、方法は理解できたかな。そして、生長したところで、個体の分布状態を確認。生物で学んだランダム分布、一様分布、集中分布なのか・・・なんとなく集中分布でしょうか。
そして、クロユリのつぼみが膨らみ始めたので、草体の観察とスケッチです。5枚セットになって広がる葉が角度をもって重ならないように4段程度積み重なっていました。植物の光に対する戦略についても垣間見ることができました。
もうすぐで開花してくれると思います。花が咲いたら、再び観察ですね。
キノコ実習
5月10日から15日にかけて、キノコ栽培の実習を行いました。
まずは、新たなほだ木への駒打ちです。
シラカバにはナメコ、ミズナラにはクリタケを植菌しました。
今年度はナメコ、クリタケともにそれぞれ約30本のほだ木に植菌しました。
ドリルで種菌を植える穴を空けていきます。
穴に種菌入れて、金槌で叩きます。
ほだ木をリアカーに積み込んで、仮伏せをする場所まで運びます。
これまで、ほだ木を置いていたキノコの山ですが、スペースが手狭になったので、笹を刈り、木の枝を打ち、スペースを拡張しました。
分担・協力して作業を行いました。
続いて、今年、植菌したほだ木を積み重ねて、仮伏せをします。乾燥を防ぐために筵をかけて完成です。
バランスを考えながら積んでいきます。
キノコの山には、今年、植菌をしたほだ木の他、令和元年度から栽培をしているナメコ、シイタケのほだ木があります。今回は、昨年までに植菌をしたほだ木もきれいに並べました。
先輩の代から受け継いでいるほだ木も大切に管理しています。
春のキノコ栽培の作業はこれで一段落です。仮伏せしたほだ木の乾燥防止や草刈りなど継続的に管理を行っていきます。キノコが採れる季節が今から楽しみです。
キノコ栽培は、標津町農林課からの支援により実施しています。この場を借りて、お礼申し上げます。
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