カテゴリ:自然環境系科目

ソバの被害とイチゴのランナー

 本日の2年生の自然環境系では、畑の管理を行いました。手入れも丁寧に行って、例年以上に作物も順調です。本日は、ニンジンの間引きと草抜き、ピーマンとナスの定植を行いました。

 そんななか・・・「あれ?」トウモロコシの一株が・・・先端部分がなくなっています。さらに・・・ソバも食べられた形跡が・・・。今年の探究データー用のソバが・・・無残です。容疑者は・・・おそらくシカ。最近グランドにシカがいるなぁと思っていましたが、ついに畑まで来たようです。これ以上の被害を出さないように、厳重に防鳥テープを張り巡らせ、シカやカラス被害の軽減つながるよう対策をしました。

 イチゴは、葉を青々と茂らせてきました。そして,ランナーが伸びてきました。来年のイチゴのために元気な走出枝を育てたいと思います。ジャガイモは、いよいよ開花です。ハナシベツの綺麗な花が咲いてきました。

イチゴとソバの観察です

 7月1日(月)イチゴが膨らんできました。

早いものは、もう赤みもあり、食べ頃までもうちょっと。標津の寒さにも耐え、定植してくれたイチゴたち。これからの実りが楽しみです。カラスにいたずらされないように防鳥テープでガードしました。

 今年の課題研究のテーマとしているソバ、本葉が展開してきたタイミングで形質を調査しました。丈、葉の数などこれからのデータを集めました。

宇陀紙 紙すき体験 ノリウツギ学習

6月28日(金)標津町文化会館にて2年生3名で紙すき体験と宇陀紙の勉強を行いました。

 標津町で取り組んでいるノリウツギの産業化、3年生は、それにともなうノリウツギの調査をこれから始めることになります。町全体で取り組み、国の文化財を守るという大切な役割を持続的に続けて行くために、高校生ができる事で協力していきたいと思います。

 2年生は、初めての紙すきでしたが、福西さんのご指導の下、綺麗な和紙をすくことが出来ました。

海洋教育 藻場学習

 6月26日(水)海洋教育パイオニアスクール単元開発として取り組む鮭の聖地の物語がはじまりました。海の豊かさを学ぶ第1章。本来なら干潟の学びから始まるところでしたが、雨で中止。今回やっと海洋実習に取り組む事が出来ました。

 本日は、標津町海の公園での実習です。そして、今回の講師は、学社協働として標津町サーモン科学館の副館長西尾様にご協力を頂きました。稚魚採集では、その名を知れた地域の海のスペシャリストです。

 

まずは、ご挨拶。

 

早速、胴長に履き替えて、まずは、生き物を探します。すぐ目に付くのは、カニの仲間。今回は、ケフサイソガニ、イソガニ、モクズカニの3種。しかもメスは、抱卵していました。西尾さんは、次々と魚を掬ってきます。西尾さんから稚魚がいるポイントを教えてもらいみんなでチャレンジすると・・・イソバテングやギンポの仲間が次々と掬えました。藻に隠れている魚も好みの藻があるらしく、藻と魚の微妙な関係を学ぶ事が出来ました。ヤドカリの仲間(テナガホンヤドカリ)も藻場から次々出てきました。さらに、ヘラムシの仲間やワレカラの仲間、小さなエビにアミ類まで採集できました。

 

慣れてくれば、どんどん生き物が集まってきます。

付着する生物では、外来フジツボであるキタアメリカフジツボや在来種のキタイワフジツボを観察して、岩にへばりつくコケムシや管棲ゴカイの仲間、カキ、タマキビの仲間やエゾボラ等の巻き貝やカサガイの仲間を観察しました。海藻も観察することが出来ました。緑藻のアナアオサや褐藻のコンブ類、紅藻のフノリなど多様な藻類が見られました。

 今回は、サーモン科学館とのコラボ企画となりましたが、魚の専門家が加わることで、生徒達のモチベーションもアップ。楽しい実習となりました。次年度からも恒例企画として学社協働を推進していきます。西尾さんありがとうござました。

本授業は、日本財団海洋教育パイオニアスクール単元開発の一環として行われています。

季節外れの・・・

ナメコが発生。

6月の冷涼な気候がナメコを呼び出したようです。今年は、春シイタケが豊作でしたが、ナメコまで出てくるとは思ってもいませんでした。