標高ニュース
海洋教育 サケ学習(人工授精)
10月23日(水)自然環境系コース2年生の3名が標津町サーモン科学館にてサケ学習を行いました。毎年、実施していただいているサケ学習ですが、鮭の聖地のための大切な学びとなります。学習の内容は、サケの人工授精と解剖です。
本日の講師は、サーモン科学館の仁科さんです。まず、仁科さんから教えていただいたのが、サケの締め方。アイヌの文化では、サケが泣いて神の国に帰らないように、木の棒で一気に絞め、サケを苦しませないということを第一に考えていたそうです。
早速、サケの人工授精です。採卵刀で腹部を切開し、二人一組で卵を取り出します。オレンジ色に輝く綺麗な卵でした。そして、受精。オスの精子を混ぜて、そーっとかき混ぜ、全体に行き渡らせたら水につけます。この時点で受精が起こります。卵門に達した精子が、卵に入り込みます。命の神秘を感じます。
最後は、解剖です。サケの形態と脊椎動物の進化の話をしていただきました。サケから両生類、は虫類と進化して哺乳類へ、想像を膨らませて話を聞くことができました。5感の話では、魚の味覚の不思議を教えていただきました。体の表面で味がわかるってどういう感覚なんでしょうか。
最後に受精後の卵の堅さを確認。受精前のしっとりした卵から、水を吸い弾力があるいわゆるプチプチした感じの卵になっていました。
今年も無事に人工授精を行う事ができました。次は、発眼卵の飼育管理です。1ヶ月後の受け取りまでに学校の水槽を準備して、サケの発眼卵を待とうと思います。
本授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行われました。
自然科学部 全道高文連
10月19日(土)・20(日)、苫小牧東高等学校で開催された、第63回全道高等学校理科研究発表大会に参加しました。
研究発表では、サトウカエデ樹液の研究について発表しました。審査員や他校の生徒の前で、研究内容を堂々と発表しできました。
研究発表以外にも、司会・計時係の務めもしっかり果たしました。
全体の前での部活動紹介でも、練習の成果を発揮できました。
研究発表の結果は努力賞でした。他校の生徒の発表からも多くのことを学ぶことができました。
今回の反省を生かしながら、今後の活動をさらに充実させていきます。
キノコの山 シイタケが出てきました
10月22日(火)本日の探究基礎は、キノコの山の手入れをしました。
山のほだ木から次々とキノコがにょきにょき生えてきています。今日は、綺麗なシイタケが出てきていました。クリタケと合わせて収穫できました。秋のシイタケのシーズンも始まりました。
そして、ここのところちょくちょく顔を出してくれるのがシマリス。今日も、頬袋を一杯にしたシマリスがちょろちょろしていました。枯れ葉をくわえていたので、きっと冬ごもりの準備でしょう。あと少しで雪も降る季節になりますね。シマリスが季節の移ろいを教えてくれました。
自然環境系 ニンジンの収穫
10月18日(金)は、ニンジンの収穫と畑仕舞いを行いました。学校の畑のニンジンは大きく育ってくれました。
町民畑は、ソバの刈り取りも終わり、そのままになっていたところを綺麗に整地。来年に向けて準備を進めました。
新聞購読授業
10月16日(水)2年生を対象に新聞購読授業が行われ、新聞記事の構成、新聞記事の読み方について学びました。高校生の活字離れが進む中、「価値ある」記事、情報メディアについて考える貴重な機会となりました。今後は、新聞記事の購読を通じて地域農業についても学びを深めていく予定です。お忙しい中、高校生のために準備して下さった、日本農業新聞北海道支社の阪上様、波多腰様、ありがとうございました。
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