標高ニュース

自然科学部 オショロコマプロジェクト 稚魚の成長

 6月9日(月)前期中間テストが終わり、部活動も通常通りとなりました。本日は、オショロコマ稚魚の水槽掃除です。せっかくなのでオショロコマの稚魚の成長を記録してみました。

 現在、全長3cm。オショロコマっぽい斑点もはっきりしてきました。まだ、朱色の斑点は見られませんが、10匹すくすく育っています。

苗作りとジャガイモ栽培(花標津)

 6月の第1週、暖かくなり畑の作業も多くなってきました。先日2年生が組み立てた温室に3年生がビニールシートを貼り、無事完成!。

 そして、学校の畑に作物第一弾としてジャガイモを植えました。このジャガイモは、標津の名前の付いた品種で「花標津」、ほとんど作付けされておらず品種の維持が課題のジャガイモです。標津高校では、代々大切に「花標津」を栽培しております。

 苗床作りも進んでいます。ポットに土を入れて種を植え、たっぷりの水を与えて、完成したハウスへ。元気で丈夫な苗になるように健康な初期生育を大切に育てていきます。

知床ゴミゼロ運動が実施されました

 5月30日(金)、「知床ゴミゼロ運動」が行われました。令和5年 12 月2日に実施された「知床ユネスコスクールフォーラム」において、『知床4校が、地域と協同で清掃活動をする』との活動方針が示され、以後各校で活動を継続してきました。

 

 

 

 

 

 多少風はあるものの、太陽の日差しのおかげで比較的暖かい中、行うことができました。生徒会役員から担当箇所の説明を受け、清掃活動が始まりました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今年の清掃活動では、小・中学生が17名、高校生が51名、そして地域住民の方々を合わせると

約120名の皆様にご協力をいただきました。

回収されたごみは、燃えるゴミ 10.4kg、燃やせないゴミ 15.5kg  計 25.9kg  となりました。本校は、「ねむろ自然の番人宣言」認定団体のため、標津町住民生活課より、回収されたごみの処理について協力をいただきました。

 今後も、町内での行事を通して、日頃よりお世話になっている町への恩返しができればと考えております。改めて、本日ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

森のきのこと温室作り

 5月30日(金)やっとカッコウの声も聞こえて来ました。カッコウが鳴いたら種をまく時期ということで、本日の2年生の自然環境系は、苗床作り用のハウスの組み立てとプランターの準備です。

 その前に、シーズンもそろそろ終わりと思われるきのこの山へシイタケの様子を見に行きました。本日も大きなシイタケが10個、ありがたくいただきました。新しい芽が少なくなってきたようなので、シイタケもこれでいったん終了です。この後は、新たなほだ木の本伏せや下草の刈り取りと山の整備が始まります。

 後半は、ハウス作りを行いました。野菜作りは苗作りから・・・ということで、苗を育てるハウスを作ることにしました。本日は、フレームの組み立てからグランドシートの設置まで。次週、ビニールシートを貼りハウスの完成となります。いよいよ畑作業も本格スタートです。

 いただいたギョウジャニンニクから花芽が出てきました。小さなつぼみからどんな花が咲くのでしょうか!露地栽培しているイチゴは、きれいな花を咲かせています。

フードデザイン第1回試食会

5月29日(木)、3年生フードデザインの授業にて第1回試食会を行いました。

今回は7月28日(日)に開催される「標津教育イベントうみちる」でのマルシェに向けて波心会さんと一緒に商品開発を進めています。

波心会様の黒ガレイ、株式会社しゃけを様の『THE 北海道だし』、『かじかだしフレーク』、アルゼンチン牧場様の『ミルクキャラメルクリーム』、JA標津様の『標津牛乳』、『標津ゴーダチーズ』を提供していただき、商品開発を行っています。

今日の試食会では、波心会の皆様、標津町観光協会様、アルゼンチン牧場様に来校していただき、「北海道だしをふんだんに使ったたこ焼き」「かじかだしフレークを使ったザンギ」「北海道だしを使った塩ラーメン」「黒ガレイメンチ」「標津牛乳を使ったプリン~ミルクキャラメルソースかけ~」の試食をしてもらいました。

試食後には、それぞれのグループへのお褒めの言葉をはじめ、食材の良さを活かせているか等の的確なアドバイスを多くいただき、生徒たちは「今後改善を重ねていき、よりよいレシピを作っていきたい」と意欲的な姿を見せていました。

今日いただいたアドバイスをもとに改善を行い、標津町の食材を活かせるオリジナルレシピ完成に向けて取り組んでいきます。

ご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

 

黒ガレイを使った調理実習

5月23日(金)は3年生のフードデザインの授業と2年生の家庭総合で合同調理実習を行いました。

波心会さんの「黒ガレイの捌き方実習」にて捌いた黒ガレイを使って「黒ガレイの煮付け」と「鰹節と昆布だしの味噌汁」を作りました。

まずは黒ガレイの臭み取りとうろこ取りの説明をして下処理を行いました。

(今回は活きの良い黒ガレイでしたが、臭み取りの方法を学ぶ目的として実施しました)

今回は担任の先生や理科の先生2人も授業に入ってくれたので、「この部位はなんですか?」などの質問が飛び交い、生態について学びながらの調理実習となりました。

どのグループもしっかりと黒ガレイに味が染み込んでどのグループからも「美味しい!」が聞こえてきました。

こんなにも美味しい黒ガレイが未利用魚になっているという実態・・・なんだか寂しく思えます。

3年生フードデザインの授業では、黒ガレイを使ったオリジナルレシピの開発に取り組んでいきます。

どんなレシピが誕生するか楽しみですね!

森林学習 キノコのほだ木作り

 5月21日(水)本日の自然環境系2年生の探究基礎は、森林学習でした。本日は、根室振興局森林室 石川 邦彦さんにお越しいただき、キノコのほだ木の作り方やキノコの原木栽培の方法について教えていただきました。

 

 間伐材を使ったほだ木。今年は、シイタケとナメコにチャレンジです。

 間伐材は、シラカバとミズナラの2種類。シイタケはミズナラに、ナメコはシラカバに植菌します。ドリルを使って駒菌用の穴をあけ、駒菌を打ち込みます。慣れないドリルに一苦労しましたが、慣れてくると作業も楽しくどんどん進みます。あけた穴には、駒菌を植えていきます。木づちでたたき、打ち込めばほだ木の完成です。気が付けばあっという間の作業でした。次回は、ほだ木の仮伏せとなります。

 今年も授業にご協力いただいた標津町農林課、根室振興局林務課の皆様に改めてお礼申し上げます。

進路講話 サーモン科学館学芸員 仁科さん

 5月20日(火)3学年を対象に進路講話を実施しました。今年度2度目の進路講話です。今回の講師は、授業でもお世話になっている標津サーモン科学館の仁科さん。いつもは、魚の話で盛り上がるところですが、今回は、魚っけなし!。お忙しい中お越しいただきました。

 仁科さんは、標津町のサーモン科学館で働く学芸員さんです。でも、その夢をかなえるためにいろいろな人生経験を積まれてきました。様々なことをたくさん経験し、自身の幅を広げる大切さ、多様な価値観を持つことが、視野を広げ、人生を豊かにすることにつながることなど、紆余曲折のなかにも芯をもって先を見通し、自分の責任で道を切り開くことの大切さを熱く語ってくれました。話を聞く3年生もメモを取りながら、熱心に聞き入るお話でした。

 進路選択に悩む生徒や将来が不安な生徒もいる中で、生徒の心に届く講話をいただきました。改めまして、講師をお引き受けいただきありがとうござました。

海洋教育 アサリの潮干狩り

 5月16日(金)お隣の別海町尾岱沼で開催されている潮干狩りフェスに参加しました。教科横断的な学びとして、家庭科と理科がコラボし、地域の貴重な自然環境である野付湾とそこに生息する干潟の生物たち、干潟の役割などを学びながら地産旬消を家庭科で実践。この地域で古くから食べてこられた貴重な水産資源を学びました。

 さて、実際に参加した生徒たち・・・今日の学びの注意事項を確認して、いざ干潟へ。泥に足を取られ、干潟のにおいを感じ、思い思いのところでアサリ掘りを楽しみました。道東らしい大粒で肉厚なアサリがザクザクと!

みんな夢中になって潮干狩りを楽しみました。標津町のバスを出していただきありがとうございました。このアサリは、家庭科の実習でおいしく食べる予定です。

本授業は、日本財団の海洋教育単元開発の一環として実施しています。

 

日本遺産「鮭の聖地」エキシビションルームツアー・標津番屋屏風の街歩きツアー(1年メナシ学)

5月13日(火)1年生のメナシ学で、日本遺産「鮭の聖地」エキシビションルームツアー・標津番屋屏風の街歩きツアーを実施しました。

まず、標津サーモン科学館の「鮭の聖地」エキシビションルームにて、標津番屋屏風絵を中心に標津町の歴史や文化について学習しました。

その後、標津番屋に移動し、標津市街地の今と昔の様子を見比べながら標津神社までの道のりを歩きました。

そして、標津神社の境内に置かれている碇の説明を受け、最後に参拝をしました。

標津町の歴史や文化を踏まえ、現在の標津町について考えるきっかけとなるツアーとなりました。

今回ご協力いただいた標津町観光ガイド協会の井南様、布袋様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

標津水産教育プログラム 魚捌き体験(2学年総探)

 5月12日(月)2年生の総探で魚捌き体験を実施しました。これは、標津水産教育プログラムの一環。地域の水産業の理解と食への敬意を学ぶ体験です。根室海峡のカレイは、とても大きく身が厚く食べ応えのある魚です。でも地域では、低利用魚として商品価値が低下しているという課題も・・・。高校生はこの現実どう受け止めてくれるのでしょうか。

 今日は、魚を知ること、命をいただくことを目的に2年生全員がカレイの活き〆を体験し、解体し、切り身にするまでを体験させていただきました。大きな魚に四苦八苦する生徒たち、優しくサポートしてくれる波心会の皆さん。魚を通して人との交流も深まり、とてもいい時間を過ごすことができました。最後に、サーモン科学館市村館長からカレイの講話をいただきました。

 魚の準備から生徒のサポート、貴重な体験をさせていただいた波心会の皆さんにこの場を借りましてお礼申し上げます。ありがとうございました。また、観光協会のみなさま、連絡調整等準備ありがとうございました。

海洋教育 春のプランクトン観察

 5月9日(金)春の陽気が感じられる海へ、春のプランクトンをサンプリングにいきました。今回は、プランクトン採集の実習ということで、実際にプランクトンネットを使ったサンプリングに挑戦。海の色は、植物プランクトンがたくさん増殖していそうな色。観察が楽しみです。

 

 5月12日(月)週が明けて本日、いよいよプランクトン観察です。

 久しぶりの顕微鏡にやや戸惑いながらも、春に増殖したプランクトンを観察することができました。メインは、ケイ藻類のキートケロス属、春に多い種がたくさん出現しており、さらに、動物プランクトンでは、フジツボのキプリス幼生やノープリウス幼生、多毛類のネクトキート幼生が見られました。サケ稚魚たちの重要な餌料になっているコペポーダ類も多く出現しており、肉眼では見えませんがそこには豊かな海が広がっていました。 

生徒総会&高体連壮行会

5月8日(木)5校時に生徒総会、6校時に高体連壮行会が行われました。

生徒総会では、前年度の活動報告、決算の承認、そして今年度の活動計画及び予算が承認されました。また、学校生活への要望も多く上がり、活発な議論が行われました。

   

 

 

 

 

 

壮行会では、各部活の決意表明を行いました。その後、各クラスの代表者による応援メッセージ、生徒会長、教頭先生から激励の言葉をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各部活の大会日程    卓球部・・・5月14日~16日    中標津町

            陸上部・・・5月22日~24日    釧路市

        バドミントン部・・・5月27日~29日    釧路市

 

 標津高校一同、皆さんのご活躍を応援しています。頑張ってきてください!!

雪印チーズセミナー

5月9日(金)3年生フードデザインの授業にて、雪印チーズセミナーを実施しました。

講師として雪印メグミルク株式会社より山口様と渡邊様にお越し頂きました。

前半は講話でチーズの歴史や製造方法について学びました。

後半はチーズプラトー作りを行い、7種類のチーズの試食を行いました。

今まで食べたことのないチーズに挑戦してみたり、まるでチーズソムリエのように1つ1つのチーズの味を味わったり、それぞれ楽しみながら試食を行いました。

今年度標津町JA様のご協力により、標津町ゴーダチーズの提供を受けられることとなり、標津町ゴーダチーズを使ったオリジナルレシピ作りを行うにあたって、チーズについて学び、チーズに興味関心を持つ機会となりました。

本日は貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

また、生徒全員へスキムミルクのお土産もいただき、ありがとうございます!

自然環境コース(3年) きのこの山の初収穫

 5月7日(水)GWも明けて、通常通りの学校生活に戻りました。

 本日の学習は、サケ稚魚水槽の片付け、きのこの山の管理、畑の整備です。

 水槽の片付けをテキパキと終わらせ、きのこの山へ。今年の椎茸の育ち具合を確認しました。春の悪天候、さらに低温でいまいち成長が遅い感じの椎茸でしたが、本日ようやく収穫できました。肉厚でおいしい椎茸です。

 これから暖かくなるにつれて、たくさんの椎茸が収穫できそうです。

 

化学基礎 物質の分離

 4月30日(水)今日の化学基礎は、実験です。

 本日のテーマは、”分離”です。①塩化アンモニウムの再結晶 ②水性ペンのペーパークロマトグラフィー ③ヨウ化カリウム水溶液からのヨウ素の抽出の3つを実験で確認しました。

 塩化アンモニウムの再結晶で見られた結晶は、ふわふわと舞い降りる様子がとてもきれいでした。昨日は、季節外れの雪模様でしたが、試験管内では、優雅な雪のような結晶が降り積もりました。

サケ学習 サケ稚魚の放流

 4月28日(月)いよいよサケ稚魚の放流です。

 サーモン科学館の西尾副館長さんに同行していただき、放流前の講義をいただきました。稚魚の健康のバロメーターとなる体色変化(背地転換)も上手にでき、これなら放流しても大丈夫とお墨付きをいただきました。

 これから長い旅となるサケ稚魚たち、元気に育って4年後、標津川に戻ってきてほしいと願っています。半年続くサケ学習もこれで最終回となりました。

 本授業は、日本財団海洋教育パイオニアスクール単元開発の一環で実施しています。

行者にんにく実習(3年フードデザイン)

4月28日(月)3年生フードデザインの授業にて、行者にんにく実習を行いました。

今回は理科の先生から学ぶ教科横断的な取り組みの授業となります。

学校を出発し、徒歩10分ほどの望ヶ丘森林公園へ行き、行者にんにくがたくさん採れる場所へ案内してもらいました。

行者にんにくの採り方の説明を受けてから、2人1組ペアになり行者にんにく採りスタートです!

最初は「ここにたくさんある!」「これは葉っぱ2枚だから採って大丈夫だよね?」と確認しながら採っていきますが、すぐに慣れ、どんどんペースがあがり、10分足らずで今日1日では食べきれない程の行者にんにくを採ることができました。

学校に戻り、行者にんにくの下処理方法の説明を聞いてから下処理をしっかりと行います。

その後、サクサクの天ぷらにして美味しくいただきました!

まだまだ標津町は寒いですが、春の山菜で少しだけ春の訪れを感じることができました。

 

サケ学習 サケ稚魚の飼育管理

 4月23日(水)サケ稚魚の測定を行いました。そろそろ放流サイズの5cm、1gに近づけなければならない大切な時期、果たして結果はいかに・・・。

 

 手慣れた作業でサケ稚魚の測定です。体重は、少し増えてきましたが、まだまだ1gには達しません。体長は、5mmほど足りていませんでした。今週から水温を10℃まで上げて、餌の食いを促進しているんですが、体重の増加が見られません。餌の不足?与える時間?いろいろと考えることが出てきます。あと1週間ほど飼育して、標津川へ放流します。

魚(黒ガレイ)捌き体験実習(3年フードデザイン)

4月21日(月)3年生フードデザインの授業にて、魚(黒ガレイ)捌き体験実習を行いました。

標津町観光協会、波心会さんのご協力のもと、波心会さん倉庫にて実施しました。

ご挨拶の後に、林さんから黒ガレイについての説明と、締め方のデモンストレーションを見せてもらいました。

生きた魚を脳殺する瞬間は、まさに命の大切さを実感する瞬間でした。

グループごとに、活きの良い黒ガレイを水槽からすくって、脳殺し、血抜きをする作業を行います。

林さんをはじめ、波心会の方々が生徒1人1人に丁寧に教えてくださいました。

血抜きをした後は、頭を切り落として内臓を取って、好きな大きさに切ります。

骨が固くて、生徒たちはなかなか切り落とすことができず苦労していましたが、漁師の皆さんの的確なアドバイスのお陰で、全員が捌くことができました。

実習後の生徒の振り返りからは、「自分の手で捌いたことで、魚の命をいただいているということを実感しました。今回教えていただいたことを忘れず、標津町に貢献できるよう波心会さんと商品開発、調理していきたいです。」

「捌き方を教えてもらったので、その御礼としても、クラスのみんなっで黒ガレイの素晴らしいメニューを考えて未利用魚から利用魚になるようにしたいと思いました。」等、生徒たちは命の大切さと学んだと同時に、今後の波心会さんとの商品開発にワクワクした様子でした。

波心会の皆さん、今回は生きた黒ガレイを締めてから捌くという大変貴重な体験を1人1人にさせていただき、ありがとうございました。

 

令和7年度PTA総会及び授業参観・学年懇談会

4月19日(土)授業参観の後、令和7年度PTA総会が行われました。

PTA総会では、PTA会長挨拶、校長挨拶の後、職員紹介を行いました。

議長の佐々木PTA会長のスムーズな進行のお陰で議案が全て承認されました。

今年度で退任される佐々木PTA会長へ新会長の三国さんから感謝状を贈呈しました。

これまでご尽力いただき、本当にありがとうございました。

新旧役員の紹介を行い、ご挨拶をいただきました。

令和6年度役員の皆さん、ご尽力ありがとうございました。

令和7年度新役員の皆さん、1年間どうぞ宜しくお願いいたします。

自然環境系コース2年生 春の森散策

 4月18日(金)4月に入り雨の日が続く中ようやく本日晴れ間が見えました。春の陽気に誘われ、本日は、森の春を探しに”望が丘公園”へ。

 所々雪が残っていますが、春の音が聞こえてきました。エゾアカガエルの鳴き声、ウグイスの声、そして、春の色もちらほらと・・・。最初に咲き始めるフキノトウ、生徒は、開いていない花房をみてメロンパンみたい!と想像力を働かせておりました。そして、黄色い花のフクジュソウが見頃を迎えていました。湿地には、ギョウジャニンニク、ザゼンソウが現れ、ミズバショウの芽吹きも観察できました。

 林道では、タテハチョウの仲間も観察でき、春の訪れを感じることができました。きのこの山のほだ木には、小さな椎茸が芽吹いていました。

 

 

サケ学習 サケ稚魚の飼育管理

 4月16日(水)サケ稚魚もすくすく育ってきました。本日も体重と体長の測定です。サケ稚魚の姿もりりしくなってきました。

 現在、0.5gで45mmまで成長しています。1gで5cmまでもう少し。体重がやや低めとなっているので,餌の量を少し増やし、成長を促したいと思います。

 学校パンフレット用の撮影もあり緊張した授業でした。

春のあいさつ運動

 春のあいさつ運動が標津町内で始まり、標津高校生も学校前と、北1条西3交差点前の2班に分かれて活動を行っています。

 町内のあいさつ運動は15日まで行われます。今後は、標津高校生徒会独自の取り組みとして、毎週金曜日の朝、高校玄関前であいさつ運動を継続していきます。

ふるさと納税返礼品オリエンテーション(3年フード)

4月14日(月)に株式会社トラストバンク様と標津町と標津高校での調印式を行い、今年度の標津町のふるさと納税返礼品に3年生フードデザインの授業で関わらせていただけることとなりました。

4月16日(水)3年生フードデザインの授業にて、ふるさと納税返礼品のオリエンテーションを行うため、株式会社トラストバンクの菅様と標津町役場の木村様にお越しいただき、協力事業者のしゃけをの椙田様にもオンラインで参加していただきました。

まずはじめに、ふるさと納税の仕組みについて説明していただき、その後標津町の財政が潤ったらどんなことをして欲しいか生徒たちは自由に意見を出しました。「スタバを作って欲しい」「マックがあったら嬉しい」「大きな公園を作って欲しい」等、高校生らしい様々な意見が飛び交いました。

まとめとして、「商品の見え方の比較」をテーマに自分が普段いいなと思っている商品について”いいな”と思うところ”悪いな”と思うところ”こうしたらもっといい”と思うところを1人1人考えました。

大変貴重な機会をいただけたことに感謝し、高校生のアイディアで標津町のふるさと納税返礼品を盛り上げられるよう取り組んでいきたいと思います。

 

自然環境系コース2年生 樹液を採りに行きました

 4月11日(金)2年生の自然環境系コースの授業が始まりました。真新しいフィールドノートを手に早速フィールドに出かけてました。

 この時期は、「樹液」の授業。まだメープルの樹液が採れそうなので、装置を設置しました。穴を開けると樹液がポタポタ出てきました。これからは、シラカバの樹液も出てくるシーズンとなりますので、いろんな樹木の樹液を調査してみたいと思います。

 標津の春も進んでいるようです。河原のヤナギの木には、もしゃもしゃした毛虫のような花が咲いていました。これから次々に花が咲きそうです。

自然科学部 オショロコマプロジェクト 稚魚の給餌

 4月10日(木)ついにオショロコマの稚魚の給餌がスタートです。

 給餌の前にサーモン科学館の仁科さんにお越しいただき、稚魚への給餌と飼育管理の方法を伝授いただきました。ありがとうございます。

 とっても細かな稚魚用の餌、どれくらい食べるのか不安なところもありますが、これから丁寧に給餌して、育てていきます。

「基幹産業から町を知る」講話(3年フードデザイン)

4月10日(木)3年生フードデザインの授業にて、HappyLand安達牧場の安達永補様と安達真子様に講師としてお越し頂き、「基幹産業から町を知る」をテーマに講義をしていただきました。

「標津町というと?」をテーマにウェビングマップを作り、1人1人が標津町について考え、さらに「標津町の酪農が維持できているのはなぜか?」をテーマにグループワークも行いました。

今年度のフードデザインの活動の1つとして、JA標津様のご支援とご協力のもと標津牛乳と標津ゴーダチーズを使ったオリジナルレシピ作りを予定しております。

ただ料理を作るのではなく、生産現場から目を向けることで深い学びにしていきたいと思います。

授業後の生徒の振り返りからは「標津の農業が衰退しないように高校生としてできることを見つけていきたい」等、前向きな内容ばかりでした。

本日はフードデザイン第1回目の授業でしたが、スタートをきるにあたってふさわしい大変貴重な時間となりました。

安達永補様、安達真子様、本日はありがとうございました。

進路講話(3学年)

4月9日(水)3年生総合的な探究の時間にて、進路講話を行いました。

ゼンパ株式会社代表取締役社長の伊藤英生様に講師としてお越し頂きました。

伊藤様は昨年度いくらちょうちん作りの授業でも講師として来ていただいていたので、朗らかな空気の中進路講話がスタートしました。

伊藤さんの過去の経歴をもとに、社会人としての様々な実体験をお話してくださり、仕事を選ぶ上での収入の大切さをはじめ、コミュニケーション能力の大切さについて熱く語ってくださりました。

生徒たちはメモを取りながら一言一句逃さないように聞き、また伊藤さんが制作された映像も特別に見せていただき、生徒たちは釘付けになっていました。

講話後には、実際の撮影現場で使用しているカメラで撮影体験もさせてくれ、生徒の振り返りからは「自分が大人になったとき、あのときああすればよかったと後悔しないように、学校生活を送っていきたいと思いました。」等、今後の学校生活や進路活動に前向きな言葉ばかりでした。

本日は、3年生の総合的な探究の時間第1回目の授業でしたが、これから進路活動をしていく生徒たちがスタートをきるにふさわしい授業内容でした。

伊藤様、貴重なお話をありがとうございました。

令和7年度入学式

4月8日(火)令和7年度北海道標津高等学校入学式が本校体育館にて、挙行されました。

今年度から全国募集がスタートし、道外から来た5名を含め、32名の新入生を迎えました。

来賓として、標津町長山口様、標津町教育委員会山﨑教育長様、PTA会長佐々木様にお越し頂き、

町長様とPTA会長様からはお祝いのことばをいただきました。

入学式後には、ホームルーム教室へ行き、SHRを行いました。

新入生の皆さんは緊張や不安もあるかと思いますが、1日も早く標津高校に慣れて欲しいと思います。

新入生の皆さん、ならびに保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。

 

令和7年度着任式・始業式

4月8日(火)令和7年度着任式・始業式が行われました。

着任式では、新しく着任された福井校長先生、伊藤先生、藤嶋事務職員3名の教職員を迎えました。

その後の始業式では、校長先生からお話をいただきました。

校長先生からは「目標を立てることの大切さ」についてお話していただき、

最後には全校生徒へ「期待しています」と熱いエールを送ってくれました。

令和7年度も標津高校生として、輝けるよう頑張っていきましょう!

令和6年度終業式・離任式

3月24日(月)に令和6年度終業式と離任式が行われました。

終業式では、皆勤者・精勤者の表彰が行われ、総勢11名の生徒が表彰されました。

 

その後の校長先生のお話では、「全校生徒がPR大使になってくれたお陰で新入生が増加することができた」と全校生徒へ感謝の気持ちを述べられました。

校長先生がちょうど1年前に「全校生徒にPR大使になって欲しい」と述べられた言葉が生徒へ伝わった証だと思います。

終業式の後は、離任式が行われました。

まず離任者の紹介があり、一言づつ挨拶を頂きました。

生徒は寂しそうな表情をしつつも、真剣に最後のメッセージを聞いていました。

離任の挨拶の後に、生徒会役員から花束を贈呈しました。

間近でお世話になった先生の顔を見たら、こらえていた涙が溢れてきてしまい、震える声で感謝の気持ちを述べました。

離任される先生方が退場され・・・・・「校長先生ちょっと待ってください!!」と生徒の声が体育館に響きました。

役職定年される校長先生へのサプライズ大作戦のスタートです!

先日の卒業式で校長先生が「最後に生徒が歌う校歌を聞きたかったな」とぽつりと言葉をこぼしたようです。

「そんな校長先生の気持ちに応えたい!感謝の気持ちを伝えたい!」と全校生徒はこの日のために極秘で校歌練習を進めてきました。

校長先生を囲み、生徒たちは校長先生へ感謝の気持ちを込めて歌います。

涙を流しながら歌う生徒、涙が抑えられず歌うことができない生徒、涙をこらえながら歌う生徒、1人1人が校長先生へ感謝の気持ちを込めて歌いました。

校歌の後には、生徒手作りの感謝状が贈呈されました。

校長先生と今までの思い出がたくさん詰まった涙あり、笑いありの心温まる感謝状でした。

校長先生、小笠原先生、橋詰事務主任、今までありがとうございました。

お別れは寂しいですが、標津高校全校生徒・全教職員はこれからのご活躍とご多幸を心より願っています。

 

 

 

 

 

 

令和6年度 防災DAY

3月14日(金)、「防災DAY ~協力と備えを考える~」をテーマに本校では防災について考える1日となりました。

休み時間に非常ベルが鳴り響きます。校内放送で避難指示が出て、生徒たちは体育館に集まって来ました。

いつもの避難訓練と違い、先生がいない休み時間での避難訓練でしたが、自分たちで考え、行動することができました。

その後、「標津高校が避難所となり、生徒に対して避難所での役割が振り分けられた」と設定し、3つのグループに分かれ、生徒たちは各ミッションに取り組みます。

「炊飯・甘味ミッション」は、点火器具を用いてコンロに着火する手順を学びます。

ハイゼックス袋を用いて、避難者数を考えて炊飯とミルク餅を作ります。

「炊き出しミッション」はカレー作りを行います。

「何人分作ったら良いのだろう」「鍋は何個使う?」等、話し合いながら役割分担をして進めました。

「汁物ミッション」は避難者数を考えて体が温まるスープを作ります。

カレーを作っているグループと話し合い、肉や野菜を分けてもらい、オリジナルわかめスープを作りました。

また、校内の皿が割れて使えなくなってしまったという設定で、アルミホイルを使って皿を作りました。

体育館では食事会場の設営を行いました。

1・2年生合同のグループでの取り組みでしたが、皆協力し合い、スムーズに進めることができました。

食事会場の体育館で、皆で昼食を食べました。たくさん考えて動いたから、お腹もペコペコでしたね。

昼休み後は、「災害時の応急処置について」をテーマに講話の時間です。

講師として標津消防署の久住元太様にお越し頂きました。

講話の中では、久住様が青年海外協力隊で経験されたソロモン諸島での生活や防災教育、被災地支援についてのお話をしてくださりました。

救命体験ということで、「倒れている人がいたら皆さんどうしますか?」と全校生徒・教員へ問いがありました。

生徒は即座に倒れているマネキンのもとに集まっていき、「大丈夫ですか?」と声掛けをし、心臓マッサージを行い、AEDで処置を行いました。

とっさに行動できた生徒たちに久住様からはお褒めの講評を頂くことができました。

体験的に救命処置の必要性を学ぶことができた貴重な時間でした。

久住様、心に残る講話と体験をありがとうございました。

1日を通して、全校生徒・教職員が防災減災について深く考えることができることができた防災DAYとなりました。

標津町産ノリウツギを使った和紙で作るいくらちょうちん作り

3月13日(木)2年生の総合的な探究の時間にて、「標津町産ノリウツギを使った和紙で作るいくらちょうちん作り」を行いました。

講師としてゼンパ株式会社代表取締役社長の伊藤英生様にお越し頂きました。

とても熱くユニークで親しみやすい伊藤様の人柄ですぐに生徒たちと打ち解け、穏やかな雰囲気の中スタートしました。

 

枠組みの細い竹が非常にデリーケートな素材で、いくらのような丸い円を描きながら枠組みを作るのに生徒たちは大苦戦・・・

何本か折れながらも諦めずに挑戦!

 

枠組みが完成したら、和紙を1枚ずつ丁寧に貼り付けていきます。

これまた難しい作業で、皆真剣です。

 

次第に「完成しましたー!!」の声が上がっていき、時間内には全員が完成させることができました。

完成後は皆、笑顔が溢れていました。

最後は伊藤様と「ノリウツギー!」で記念写真を撮り、お礼のご挨拶をして終了しました。

伊藤様、貴重な体験をさせていいただき、ありがとうございました。

第71回卒業証書授与式

令和7年3月1日(土)、本校体育館にて第71回卒業証書授与式が挙行され、19名が卒業を迎えました。

1年生の有志生徒が卒業生保護者へ向け、開始時間まで楽器演奏をしてくれました。この日のために練習を重ねてきました。

楽器演奏が終わると、会場内は静まりかえり厳粛な雰囲気の中、卒業式が開式しました。

卒業生入場で堂々とした3年生の様子からは、一歩一歩卒業をかみしめながら歩いているように思えました。

卒業証書授与では、担任から呼名があり、校長先生から1人1人に卒業証書が授与されました。

その後、校長先生から式辞をいただき、標津町長様、PTA会長様から祝辞をいただき、温かなエールを送ってもらいました。

PTA会長から記念品が贈呈され、特別賞の表彰が行われました。

特別賞は、行動その他において、特に優れた業績があり、それが社会的に高く評価されると認められる者に贈られます。

在校生代表として生徒会長の若月さんからの送辞があり、卒業生代表として元生徒会長の太田さんから答辞がありました。3年間の思い出と感謝の気持ちが伝わってくる温かな答辞でした。

卒業生退場は、担任の先生のセレクトでLittle Glee Monsterの「Break out of your bubble」の曲での退場となりました。

「あるがままの姿で歩き出す未来 描くことから始めよう 選ばなかった全て捨てた今の僕なら 僕を生きていけるから」

これから羽ばたいていく卒業生への担任の先生からのエールが込められた曲です。

教室に戻り、最後のホームルームの時間となり、笑いあり、涙ありのホームルームで締めくくりました。

3年間仲間と過ごした教室で名残惜しそうにしながらも、晴れ晴れとした表情を見せていました。

3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

標津高校教職員は、心より皆さんのご多幸とご活躍を願っています。

卒業式予行と表彰、同窓会入会式

2月28日(金)に卒業式予行と表彰、同窓会入会式を実施しました。
3年生にとっては、約1か月ぶりの登校日で久しぶりの級友との再会に喜んでいました。

予行を終えた後、精励者表彰式を行いました。
以下の生徒が登壇し表彰を受けました。

・栗林育英学術財団研練褒賞

 

・根室教育局奨励賞

 

また、今年度も標津サーモン科学館より卒業記念として、入場無料券を寄贈していただきました。

 

 

そして、午後に同窓会入会式を挙行しました。
梅木雅則 副会長より、ご挨拶と卒業記念品の寄贈がありました。

 

その後、代表生徒が同窓会入会宣言を行い、今年度の卒業生19名の入会が承認されました。

3年生には、卒業しても諸先輩たちのように標津高校同窓生としての誇りをもって社会で活躍していって欲しいと思います。

 

サケ学習 サケ稚魚の飼育管理

 サケ稚魚が孵化してから、定期的に体長(全長)と体重を測定しています。本日2月26日も測定を行いました。予想では、そろそろ浮上して摂餌を始める時期のはず・・・。

 サケ稚魚を1月から約2週間おきに写真を撮ってあるので並べてみました。腹部の卵黄がだんだん小さくなるとともに胚(稚魚の部分)が大きく成長し、今日の観察では、腹部の卵黄がほぼ見えなくなるほど吸収されていました。腹部がもう少しでくっつきます。

 積算水温約820℃、摂餌目安の900℃までもう少しですが、腹部の様子を観察して、給餌を始めたいと思います。

 

タイムライン防災カンファレンスin 愛媛2025 に参加しました <2日目の様子>

2月14日、最初に大洲市にある「肱川河川防災ステーション」を見学しました。ここでは、肱川流域の説明や平成30年7月豪雨での被害状況、日本で唯一の道路可動橋(長浜大橋)、日本3大あらしの「肱川あらし」について説明がありました。その後、上流にある鹿野川ダムへ移動し、鹿野川ダム改造工事の概要や流域の治水事業について説明がありました。

 

 

 

 

 

 

鹿野川ダム見学後、西予市へ移動、「乙亥(おとい)会館」に到着しました。西予市は相撲競技が盛んで、この会館で毎年大会が開かれているとのことです。この会館も平成30年7月豪雨の際は建物の2階まで水が到達し、大きな被害を受けた場所です。実際、VRによる洪水の再現映像では、一気に水かさが増し、水が建物を覆う様子を見ることができました。語り部さんの案内で建物を見学した後、高校生と今日のシンポジウムでお世話になる河田教授との昼食会があり、「高校生防災セッション」の進行方法について確認しました。

 

 

 

 

 

 

午後1時、全体会が始まり、ステージ上でのセッションとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

標津高校、大洲高校、野村高校の順番で各校の取り組みが発表され、河田教授からコメントをいただきました。本校の「地域循環型防災教育」を継続するために必要な取り組みについて、「防災教育に定番のメニューはないので、各学校で、『役に立つこと』を考えて実践するとよい」と助言をいただきました。今後、出前授業等でどのように役に立つことができるかを意識しながら活動したいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この度は本校の活動・取り組みに関して発表する機会を提供していただいた「タイムライン防災・全国ネットワーク国民会議」の事務局の皆様、発表終了後に声をかけていただいた参加市町村の担当者・首長をはじめ多くの方々にたいへんお世話になりました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。今回の経験は私たちにとって非常に大きなものとなりました。この経験を糧に、次の出前授業や防災活動を通して標津町へ恩返しを行い、地域の防災力を高められるように頑張りたいと思います。

 

(オフショット・・・「蛇口からみかんジュース」に感動! ビタミンCをたっぷり補給して、標津へ戻ってきました)

タイムライン防災カンファレンスin 愛媛2025 に参加しました

2月13日、14日に愛媛県大洲市、西予市、内子町で行われた「タイムライン防災カンファレンスin 愛媛2025」に参加し、本校の防災に関する取り組みを紹介しました。

1日目の内子町、大洲市では、平成30年7月に発生した豪雨災害で氾濫した肱川(ひじかわ)周辺を散策しながら当時の様子を伺いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

当時は8mを超える水量となり、この橋脚がほぼ見えなくなるまで水が来たとのことでした。

その後大洲市民会館へ移動し、全国の市町村で防災を担当している方々に対し、本校の取り組みについて発表しました。地元愛媛県の大洲高校、野村高校も取り組みについて発表をしました。

  

1日目の発表終了後、昨年夏の生徒会防災研修でお世話になった熊本県球磨村の中渡さんに再開し、当時のお礼と活動の報告をすることができました。また、(写真はありませんが)今年1月、NHKに出演した際にお世話になった松尾先生にも会うことができ、TV出演後の反響や活動を報告することができました。

 

 

 

 

 

 

2日目の様子もお楽しみに!

 

2年生調理実習

2月14日(金)、2年生の家庭総合の授業にて調理実習を行いました。

なんと今日は家庭学習期間中の3年生の佐々木くんと山中くんに特別ゲストティーチャーとして授業に参加してもらいました。

これからフードデザインの授業を受ける2年生に対して、フードデザインで学んだことや体験談を熱く話してくれました。

そしていよいよ伝授の時間!

標津町の特産品である鮭節を使った「山中先輩の鮭節ザンギ」と「りんのすけ先輩オリジナルチャーハン」の作り方の説明を受け、それぞれグループごとに調理スタートしました。

初めての調理実習に戸惑う2年生でしたが、先輩2人が丁寧に声掛けをしてくれたおかげで、どのグループもスムーズに進めることができました。

給食後の5、6時間目の実習だったにもかかわらず、「美味しい!」と完食の様子でした。

今日はバレンタインデイということで、チョコレートマフィンも作りました。

山中くん、佐々木くん、今日はありがとうございました。

2年生の授業の振り返りからは、

「りんのすけくんのチャーハンはラーメン屋さんの味がしてとても美味しかったです」

「標津町で有名な鮭節を合わせて作ると、普通のザンギよりも何倍も美味しかった。標津の特産品として販売したい。」

「鮭節ザンギ同様に学校祭などで自分たちが考えた料理をみんなにも食べてもらいたいと思いました。」

「先輩方のレシピにはすごく工夫があるこということを感じました。」

「山中先輩に教わりながら鮭節ザンギを作りました。優しく教えてくれたので美味しくできました。感謝しかありません。」

「家庭学習期間にもかかわらず私たち2年生のために調理実習のお手伝いに来てくれた先輩方ありがとうございました。」

等、書き切れない程の2人への感謝の気持ちや、学んだことが記されていました。

この感謝の気持ちを忘れずに、来年度のフードデザインの授業で活かしていきましょう!

 

自然科学部 オショロコマプロジェクト 発眼卵

 1月29日(水)本日オショロコマの発眼卵を受け取りました。この発眼卵は、昨年12月16日にサーモン科学館で部員たちによって人工授精した卵となります。あの日から1ヶ月とちょっと。サーモン科学館の仁科さんのおかげで無事発眼卵までたどり着きました。今回無事発眼まで至った卵数は、36粒。このうち半数の18粒を標津高校の水槽で管理します。

 届けてもらった発眼卵見て、ニコニコの部員たち。丁寧に孵化用の水槽に移しました。自分たちでオショロコマを釣って、学校で飼育して、熟した成魚から採卵、採精して、喜びもひとしおです。

 今日は、卵の管理や観察ポイント、孵化までの積算水温について仁科さんに教わりました。積算水温から推定すると来週にも孵化するのではないかという感じなので、楽しみに観察を続けていこうと思います。

自然環境系コース 課題研究発表会

 1月27日(月)5,6時間目に令和6年度課題研究発表会が行われました。日頃活動でお世話になっている町の方々にご参加いただきました。

 

 今年の課外研究テーマは、①2年間の活動内容のまとめ ②キタワセソバの栽培における有機肥料の効果」 ③カルシウム肥料がハナシベツの塊茎収量に与える影響 の3本でした。

 緊張の中、生徒は、作り上げた原稿とスライドを使って発表しました。発表後の質疑には、上手に返答できるか不安でしたが、なんとか発表をやり遂げました。

 参加していただいた皆さんから、今後に向けてのアドバイスや後輩に引き継いでさらによい探究になるようお言葉をいただきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

冬のぱるまつり スライムコーナー

 1月25日(土)標津町のあすぱるで行われた”冬のぱるまつり”に参加しました。今年も自然科学部だけでは、不安なので、ボランティア部にヘルプを依頼(ありがとう!)。おかげさまで子供たちの対応助かりました。

毎年参加しているお祭りですが、懲りずに今年もスライム作りです。今年の目玉は、動くスライム。砂鉄を混ぜ込み、磁石を近づけると・・・動きます。自然科学部では、このスライムの開発のため多くの活動時間を割き、研究をし、理想に近いスライムを開発しました。結構、試行錯誤しています。

 当日は、真っ白なふわふわスライムと真っ黒な砂鉄スライム。どちらも大人気!椅子がいっぱいになるほどの子供たちが来てくれました。手をベタベタにしながら、スライム作りを楽しんでくれた皆さんありがとうございます。

海洋教育 鮭山漬け学習 根室海峡鮭茶漬け編

 1月24日(金)3,4時間目 海洋学習で取り組む鮭の山漬け学習の最終回が行われました。最終回は、食文化の伝承です。本日の講師は、標津町内でガイド業を営むAmutoki代表の齋藤さんにお願いいたしました。そして、山漬け講師!?のサーモン科学館の西尾さんにもお越しいただきました。

 今日は、「根室海峡鮭茶漬け」と題して、根室海峡の旨い出汁と山漬けのおいしい授業となりました。まずは、自分たちで作った鮭の山漬けを贅沢に輪切りにして、こんがりと焼き上げます。その間に、うまみの学習。羅臼昆布出汁、ホタテ出汁、椎茸だし、さけ節出汁と飲み比べをしました。出汁は、合わさることでさらにうまみが増すことやその成分について学びました。

 鮭が焼き上がったところで、まずは、そのまま焼いた山漬けを食べました。普通に食べる鮭の切り身とは異なる深いうまみがじわぁ~としみだしました。そして、自分でブレンドした出汁を温め、山漬けで鮭茶漬けにしました。鮭のうまみと出汁のうまみが相まって、それはそれは、おいしい鮭茶漬けとなりました。

 生物学的な鮭、産業としての鮭、文化としての鮭、鮭からの学びは、まだまだ深まりそうです。この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発の一環で行われました。Amutokiの齋藤さん、サーモン科学館の西尾さんにあらためてお礼申し上げます。

 

 

 

海洋教育 サケ稚魚の観察

 1月23日(木)サケ稚魚の観察です。

先月孵化したサケ稚魚、まだ腹部には大きな卵黄がついています。でも、魚体ははっきりし、各鰭も観察できます。そして、サケ科の特徴でもあるパーマークが見られました。

 

胸部を観察すると、真っ赤な心臓が鼓動しているのがわかり、全身に血液を送り出す動脈が卵黄に透けてきれいに見えています。孵化してから、1ヶ月です。浮上までは、あと1ヶ月くらいかかりそうです。

「道東スペシャル 災害から命を守るために 」に出演しました

1月18日(土)本校3年生の太田さんと吉江君がNHKテレビ「道東スペシャル 災害から命を守るために 」に出演し、本校の防災・減災活動について紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

当日は帯広放送局からの生放送となりました。スタジオでは全体の流れを確認し、立ち位置やマイクのテストなどを入念に行っていました。スタッフの方が優しくサポートしてくれたおかげで緊張も幾分和らいだ様子でした。2月1日までNHKプラスで見逃し配信を行っています。本校生徒の様子をぜひご覧ください。

 

すごしやすい学校づくりリーダー会議に参加しました

1月14日(火)、標津町内の小中高校生が集まり、「すごしやすい学校づくりリーダー会議」が行われました。前半は各学校児童会・生徒会の取り組みについて意見交流を行いました。後半は、 「BE A HERO PROJECT」の特任研究員である新保友映さんを講師にお迎えし、「いじめのない世界を作るために私たちができること」について話し合いました。

 

 

 

 

 

 

高校生が話し合いを先導し、小中学生から意見をを引き出しながら内容をまとめていました。

標津高校では、今回話し合ったことや学んだことをまとめ、後日、校内で活動報告会を行う予定です。

 

 

 

 

 

 

 

「親子交流館おひさま」高校生ボランティア

1月8日(水)、15日(水)の2日間、標津町生涯学習センターあすぱるにて、標津町教育委員会主催の「親子交流館おひさま」の高校生ボランティアに希望者5名が参加しました。

0歳から5歳までの子どもたちと保護者の皆さんと交流をしました。

遊具で遊んだり、塗り絵をしたり、ブロック遊びをしたりしながら、子どもたちと交流を深めました。

特に、子どもたちと保護者と高校生と全員で行った宝探しゲームは、盛り上がりました。

参加した高校生は「子ども達が本当に可愛いくて、すごく楽しい」「保育士をやっている母親や姉がすごいと思った」

「赤ちゃんが私の腕の中で眠ってくれたのが、すごく嬉しかった」等の感想を述べ、とても有意義な2日間であったようです。

地域の子どもや保護者の方と触れ合うことのできる貴重な機会をいただき、ありがとうございました。