カテゴリ:自然環境系科目
ポー川史跡自然公園高校生ガイド養成講座
6月24日(木)5、6校時、ポー川史跡自然公園の学芸員 小野 哲也 氏を招いて養成講座を実施しました。
講座では、ガイドとしての心構えをはじめ、遺跡や自然景観の成り立ちについて、詳しく教えていただきました。
説明を真剣に聞きながらメモを取る生徒たち。
講義の後は、さらに知識を深めたい内容などについて、各自で調べました。
今後は、現地での学習も行い、ガイドを目指して勉強を続けていきます。
お忙しい中、講義をしてくださった小野様、ありがとうございました。
ソバの播種・発芽
6/14(月)、ソバの播種を行いました。
昨年度は散播(ばらまき)をしましたが、今年度は病害虫の防除のしやすさも考慮して条播(すじまき)にしました。
溝の中に種を撒いていきます。
圃場は4区画に分け、害虫に関する実験を行う予定です。最後に、防鳥テープを張って作業は終了です。
畑らしい見た目になりました!
今年度は、標津町の町民農園でもソバの栽培を行います。
こちらも丁寧に播種を行いました。
6/21(月)、播種から一週間後の様子です。
土の中からソバの芽が出てきました。
出てきたばかりの芽には殻がついていました。
全体として順調に発芽していますので、今後の生長が楽しみです。
栽培管理と観察を続けながら、収穫を目指してがんばります。
圃場の準備(1)
自然環境系科目では、今年度もソバの栽培を行います。
ソバの播種の前に、圃場の準備を行いました。
まずは、表面の草を剥がしたり、石を拾いながら、耕していきます。
鍬を使っての作業も少しずつなれてきました。
つづいて、土壌のpHを調整するために石灰(炭酸カルシウム)の散布です。
全体に均等に撒けるように心がけました。
最後に、肥料分なども含まれている培土を畑全体に入れました。
徐々に均等に広げられるようになってきました。
土を耕すのは重労働で、かなり疲れましたが、最後までやりきりました。
ここまでで作業の前半は終了です。
圃場準備は(2)へと続きます。
圃場準備(2)
昨年度のソバの収量減は、湿害が一因と考えられています。
そのため、今年度は圃場の排水対策も実施することにしました。
排水対策として、畑の周囲に明渠(めいきょ)を掘削します。
幅30cm、深さ30-40cm程度の穴を掘っていきます。
畑の端から余分な水が排水できるよう全体に掘りました。
地表の水分が抜けてくれることを期待しています。
最後は、畑の耕耘作業です。
今回は標津町農林課から、耕運機をお借りして行いました。
作業の安全に関する注意点や機械の使い方などを説明しました。
実際の耕耘作業は、教員が行いました。
耕耘作業が終了したら準備完了です。
作業前
作業後
時間はかかりましたが、生徒のがんばりと、標津町農林課のご協力により、圃場の準備が完了しました!
次にはいよいよソバの播種になります。
耕運機を貸してくださった、標津町農林課に感謝申し上げます。
海洋教育 春のプランクトン観察
前回、採集したプランクトンの観察です。
海の色がグリーンになっていたので植物プランクトンが多いだろうと予想して、今回の観察ターゲットを植物プランクトンである珪藻にしました。
早速顕微鏡で観察。まずは、双眼実体顕微鏡を使って全体を確認。たくさんの珪藻を確認できました。狙いがわかったところで、通常の顕微鏡観察へ。
春先に多い Chaetoceros属
晩冬の名残 Asterionella属
倍率を上げて観察です。珪藻の姿が見えてきました。接眼ミクロメーターで細胞のサイズを計測し、形態の観察です。とげとげした細胞の中に緑色の葉緑体が観察できました。外側は、透明な箱状になっていました。さまざなま形、同じように見えても棘の出方が違ったり多種多様です。なぜ、棘が発達しているのか?なぜ群体を形成するのか?どうやって珪藻は細胞を増やすのか?さらに探究が進みます。
この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発の一環で行っています。
所在地
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