標高ニュース

卒業式予行と表彰、同窓会入会式

2月28日(金)に卒業式予行と表彰、同窓会入会式を実施しました。
3年生にとっては、約1か月ぶりの登校日で久しぶりの級友との再会に喜んでいました。

予行を終えた後、精励者表彰式を行いました。
以下の生徒が登壇し表彰を受けました。

・栗林育英学術財団研練褒賞

 

・根室教育局奨励賞

 

また、今年度も標津サーモン科学館より卒業記念として、入場無料券を寄贈していただきました。

 

 

そして、午後に同窓会入会式を挙行しました。
梅木雅則 副会長より、ご挨拶と卒業記念品の寄贈がありました。

 

その後、代表生徒が同窓会入会宣言を行い、今年度の卒業生19名の入会が承認されました。

3年生には、卒業しても諸先輩たちのように標津高校同窓生としての誇りをもって社会で活躍していって欲しいと思います。

 

サケ学習 サケ稚魚の飼育管理

 サケ稚魚が孵化してから、定期的に体長(全長)と体重を測定しています。本日2月26日も測定を行いました。予想では、そろそろ浮上して摂餌を始める時期のはず・・・。

 サケ稚魚を1月から約2週間おきに写真を撮ってあるので並べてみました。腹部の卵黄がだんだん小さくなるとともに胚(稚魚の部分)が大きく成長し、今日の観察では、腹部の卵黄がほぼ見えなくなるほど吸収されていました。腹部がもう少しでくっつきます。

 積算水温約820℃、摂餌目安の900℃までもう少しですが、腹部の様子を観察して、給餌を始めたいと思います。

 

タイムライン防災カンファレンスin 愛媛2025 に参加しました <2日目の様子>

2月14日、最初に大洲市にある「肱川河川防災ステーション」を見学しました。ここでは、肱川流域の説明や平成30年7月豪雨での被害状況、日本で唯一の道路可動橋(長浜大橋)、日本3大あらしの「肱川あらし」について説明がありました。その後、上流にある鹿野川ダムへ移動し、鹿野川ダム改造工事の概要や流域の治水事業について説明がありました。

 

 

 

 

 

 

鹿野川ダム見学後、西予市へ移動、「乙亥(おとい)会館」に到着しました。西予市は相撲競技が盛んで、この会館で毎年大会が開かれているとのことです。この会館も平成30年7月豪雨の際は建物の2階まで水が到達し、大きな被害を受けた場所です。実際、VRによる洪水の再現映像では、一気に水かさが増し、水が建物を覆う様子を見ることができました。語り部さんの案内で建物を見学した後、高校生と今日のシンポジウムでお世話になる河田教授との昼食会があり、「高校生防災セッション」の進行方法について確認しました。

 

 

 

 

 

 

午後1時、全体会が始まり、ステージ上でのセッションとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

標津高校、大洲高校、野村高校の順番で各校の取り組みが発表され、河田教授からコメントをいただきました。本校の「地域循環型防災教育」を継続するために必要な取り組みについて、「防災教育に定番のメニューはないので、各学校で、『役に立つこと』を考えて実践するとよい」と助言をいただきました。今後、出前授業等でどのように役に立つことができるかを意識しながら活動したいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この度は本校の活動・取り組みに関して発表する機会を提供していただいた「タイムライン防災・全国ネットワーク国民会議」の事務局の皆様、発表終了後に声をかけていただいた参加市町村の担当者・首長をはじめ多くの方々にたいへんお世話になりました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。今回の経験は私たちにとって非常に大きなものとなりました。この経験を糧に、次の出前授業や防災活動を通して標津町へ恩返しを行い、地域の防災力を高められるように頑張りたいと思います。

 

(オフショット・・・「蛇口からみかんジュース」に感動! ビタミンCをたっぷり補給して、標津へ戻ってきました)

タイムライン防災カンファレンスin 愛媛2025 に参加しました

2月13日、14日に愛媛県大洲市、西予市、内子町で行われた「タイムライン防災カンファレンスin 愛媛2025」に参加し、本校の防災に関する取り組みを紹介しました。

1日目の内子町、大洲市では、平成30年7月に発生した豪雨災害で氾濫した肱川(ひじかわ)周辺を散策しながら当時の様子を伺いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

当時は8mを超える水量となり、この橋脚がほぼ見えなくなるまで水が来たとのことでした。

その後大洲市民会館へ移動し、全国の市町村で防災を担当している方々に対し、本校の取り組みについて発表しました。地元愛媛県の大洲高校、野村高校も取り組みについて発表をしました。

  

1日目の発表終了後、昨年夏の生徒会防災研修でお世話になった熊本県球磨村の中渡さんに再開し、当時のお礼と活動の報告をすることができました。また、(写真はありませんが)今年1月、NHKに出演した際にお世話になった松尾先生にも会うことができ、TV出演後の反響や活動を報告することができました。

 

 

 

 

 

 

2日目の様子もお楽しみに!

 

2年生調理実習

2月14日(金)、2年生の家庭総合の授業にて調理実習を行いました。

なんと今日は家庭学習期間中の3年生の佐々木くんと山中くんに特別ゲストティーチャーとして授業に参加してもらいました。

これからフードデザインの授業を受ける2年生に対して、フードデザインで学んだことや体験談を熱く話してくれました。

そしていよいよ伝授の時間!

標津町の特産品である鮭節を使った「山中先輩の鮭節ザンギ」と「りんのすけ先輩オリジナルチャーハン」の作り方の説明を受け、それぞれグループごとに調理スタートしました。

初めての調理実習に戸惑う2年生でしたが、先輩2人が丁寧に声掛けをしてくれたおかげで、どのグループもスムーズに進めることができました。

給食後の5、6時間目の実習だったにもかかわらず、「美味しい!」と完食の様子でした。

今日はバレンタインデイということで、チョコレートマフィンも作りました。

山中くん、佐々木くん、今日はありがとうございました。

2年生の授業の振り返りからは、

「りんのすけくんのチャーハンはラーメン屋さんの味がしてとても美味しかったです」

「標津町で有名な鮭節を合わせて作ると、普通のザンギよりも何倍も美味しかった。標津の特産品として販売したい。」

「鮭節ザンギ同様に学校祭などで自分たちが考えた料理をみんなにも食べてもらいたいと思いました。」

「先輩方のレシピにはすごく工夫があるこということを感じました。」

「山中先輩に教わりながら鮭節ザンギを作りました。優しく教えてくれたので美味しくできました。感謝しかありません。」

「家庭学習期間にもかかわらず私たち2年生のために調理実習のお手伝いに来てくれた先輩方ありがとうございました。」

等、書き切れない程の2人への感謝の気持ちや、学んだことが記されていました。

この感謝の気持ちを忘れずに、来年度のフードデザインの授業で活かしていきましょう!

 

自然科学部 オショロコマプロジェクト 発眼卵

 1月29日(水)本日オショロコマの発眼卵を受け取りました。この発眼卵は、昨年12月16日にサーモン科学館で部員たちによって人工授精した卵となります。あの日から1ヶ月とちょっと。サーモン科学館の仁科さんのおかげで無事発眼卵までたどり着きました。今回無事発眼まで至った卵数は、36粒。このうち半数の18粒を標津高校の水槽で管理します。

 届けてもらった発眼卵見て、ニコニコの部員たち。丁寧に孵化用の水槽に移しました。自分たちでオショロコマを釣って、学校で飼育して、熟した成魚から採卵、採精して、喜びもひとしおです。

 今日は、卵の管理や観察ポイント、孵化までの積算水温について仁科さんに教わりました。積算水温から推定すると来週にも孵化するのではないかという感じなので、楽しみに観察を続けていこうと思います。

自然環境系コース 課題研究発表会

 1月27日(月)5,6時間目に令和6年度課題研究発表会が行われました。日頃活動でお世話になっている町の方々にご参加いただきました。

 

 今年の課外研究テーマは、①2年間の活動内容のまとめ ②キタワセソバの栽培における有機肥料の効果」 ③カルシウム肥料がハナシベツの塊茎収量に与える影響 の3本でした。

 緊張の中、生徒は、作り上げた原稿とスライドを使って発表しました。発表後の質疑には、上手に返答できるか不安でしたが、なんとか発表をやり遂げました。

 参加していただいた皆さんから、今後に向けてのアドバイスや後輩に引き継いでさらによい探究になるようお言葉をいただきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

冬のぱるまつり スライムコーナー

 1月25日(土)標津町のあすぱるで行われた”冬のぱるまつり”に参加しました。今年も自然科学部だけでは、不安なので、ボランティア部にヘルプを依頼(ありがとう!)。おかげさまで子供たちの対応助かりました。

毎年参加しているお祭りですが、懲りずに今年もスライム作りです。今年の目玉は、動くスライム。砂鉄を混ぜ込み、磁石を近づけると・・・動きます。自然科学部では、このスライムの開発のため多くの活動時間を割き、研究をし、理想に近いスライムを開発しました。結構、試行錯誤しています。

 当日は、真っ白なふわふわスライムと真っ黒な砂鉄スライム。どちらも大人気!椅子がいっぱいになるほどの子供たちが来てくれました。手をベタベタにしながら、スライム作りを楽しんでくれた皆さんありがとうございます。

海洋教育 鮭山漬け学習 根室海峡鮭茶漬け編

 1月24日(金)3,4時間目 海洋学習で取り組む鮭の山漬け学習の最終回が行われました。最終回は、食文化の伝承です。本日の講師は、標津町内でガイド業を営むAmutoki代表の齋藤さんにお願いいたしました。そして、山漬け講師!?のサーモン科学館の西尾さんにもお越しいただきました。

 今日は、「根室海峡鮭茶漬け」と題して、根室海峡の旨い出汁と山漬けのおいしい授業となりました。まずは、自分たちで作った鮭の山漬けを贅沢に輪切りにして、こんがりと焼き上げます。その間に、うまみの学習。羅臼昆布出汁、ホタテ出汁、椎茸だし、さけ節出汁と飲み比べをしました。出汁は、合わさることでさらにうまみが増すことやその成分について学びました。

 鮭が焼き上がったところで、まずは、そのまま焼いた山漬けを食べました。普通に食べる鮭の切り身とは異なる深いうまみがじわぁ~としみだしました。そして、自分でブレンドした出汁を温め、山漬けで鮭茶漬けにしました。鮭のうまみと出汁のうまみが相まって、それはそれは、おいしい鮭茶漬けとなりました。

 生物学的な鮭、産業としての鮭、文化としての鮭、鮭からの学びは、まだまだ深まりそうです。この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発の一環で行われました。Amutokiの齋藤さん、サーモン科学館の西尾さんにあらためてお礼申し上げます。

 

 

 

海洋教育 サケ稚魚の観察

 1月23日(木)サケ稚魚の観察です。

先月孵化したサケ稚魚、まだ腹部には大きな卵黄がついています。でも、魚体ははっきりし、各鰭も観察できます。そして、サケ科の特徴でもあるパーマークが見られました。

 

胸部を観察すると、真っ赤な心臓が鼓動しているのがわかり、全身に血液を送り出す動脈が卵黄に透けてきれいに見えています。孵化してから、1ヶ月です。浮上までは、あと1ヶ月くらいかかりそうです。