標高ニュース

令和7年度着任式・始業式

4月8日(火)令和7年度着任式・始業式が行われました。

着任式では、新しく着任された福井校長先生、伊藤先生、藤嶋事務職員3名の教職員を迎えました。

その後の始業式では、校長先生からお話をいただきました。

校長先生からは「目標を立てることの大切さ」についてお話していただき、

最後には全校生徒へ「期待しています」と熱いエールを送ってくれました。

令和7年度も標津高校生として、輝けるよう頑張っていきましょう!

令和6年度終業式・離任式

3月24日(月)に令和6年度終業式と離任式が行われました。

終業式では、皆勤者・精勤者の表彰が行われ、総勢11名の生徒が表彰されました。

 

その後の校長先生のお話では、「全校生徒がPR大使になってくれたお陰で新入生が増加することができた」と全校生徒へ感謝の気持ちを述べられました。

校長先生がちょうど1年前に「全校生徒にPR大使になって欲しい」と述べられた言葉が生徒へ伝わった証だと思います。

終業式の後は、離任式が行われました。

まず離任者の紹介があり、一言づつ挨拶を頂きました。

生徒は寂しそうな表情をしつつも、真剣に最後のメッセージを聞いていました。

離任の挨拶の後に、生徒会役員から花束を贈呈しました。

間近でお世話になった先生の顔を見たら、こらえていた涙が溢れてきてしまい、震える声で感謝の気持ちを述べました。

離任される先生方が退場され・・・・・「校長先生ちょっと待ってください!!」と生徒の声が体育館に響きました。

役職定年される校長先生へのサプライズ大作戦のスタートです!

先日の卒業式で校長先生が「最後に生徒が歌う校歌を聞きたかったな」とぽつりと言葉をこぼしたようです。

「そんな校長先生の気持ちに応えたい!感謝の気持ちを伝えたい!」と全校生徒はこの日のために極秘で校歌練習を進めてきました。

校長先生を囲み、生徒たちは校長先生へ感謝の気持ちを込めて歌います。

涙を流しながら歌う生徒、涙が抑えられず歌うことができない生徒、涙をこらえながら歌う生徒、1人1人が校長先生へ感謝の気持ちを込めて歌いました。

校歌の後には、生徒手作りの感謝状が贈呈されました。

校長先生と今までの思い出がたくさん詰まった涙あり、笑いありの心温まる感謝状でした。

校長先生、小笠原先生、橋詰事務主任、今までありがとうございました。

お別れは寂しいですが、標津高校全校生徒・全教職員はこれからのご活躍とご多幸を心より願っています。

 

 

 

 

 

 

令和6年度 防災DAY

3月14日(金)、「防災DAY ~協力と備えを考える~」をテーマに本校では防災について考える1日となりました。

休み時間に非常ベルが鳴り響きます。校内放送で避難指示が出て、生徒たちは体育館に集まって来ました。

いつもの避難訓練と違い、先生がいない休み時間での避難訓練でしたが、自分たちで考え、行動することができました。

その後、「標津高校が避難所となり、生徒に対して避難所での役割が振り分けられた」と設定し、3つのグループに分かれ、生徒たちは各ミッションに取り組みます。

「炊飯・甘味ミッション」は、点火器具を用いてコンロに着火する手順を学びます。

ハイゼックス袋を用いて、避難者数を考えて炊飯とミルク餅を作ります。

「炊き出しミッション」はカレー作りを行います。

「何人分作ったら良いのだろう」「鍋は何個使う?」等、話し合いながら役割分担をして進めました。

「汁物ミッション」は避難者数を考えて体が温まるスープを作ります。

カレーを作っているグループと話し合い、肉や野菜を分けてもらい、オリジナルわかめスープを作りました。

また、校内の皿が割れて使えなくなってしまったという設定で、アルミホイルを使って皿を作りました。

体育館では食事会場の設営を行いました。

1・2年生合同のグループでの取り組みでしたが、皆協力し合い、スムーズに進めることができました。

食事会場の体育館で、皆で昼食を食べました。たくさん考えて動いたから、お腹もペコペコでしたね。

昼休み後は、「災害時の応急処置について」をテーマに講話の時間です。

講師として標津消防署の久住元太様にお越し頂きました。

講話の中では、久住様が青年海外協力隊で経験されたソロモン諸島での生活や防災教育、被災地支援についてのお話をしてくださりました。

救命体験ということで、「倒れている人がいたら皆さんどうしますか?」と全校生徒・教員へ問いがありました。

生徒は即座に倒れているマネキンのもとに集まっていき、「大丈夫ですか?」と声掛けをし、心臓マッサージを行い、AEDで処置を行いました。

とっさに行動できた生徒たちに久住様からはお褒めの講評を頂くことができました。

体験的に救命処置の必要性を学ぶことができた貴重な時間でした。

久住様、心に残る講話と体験をありがとうございました。

1日を通して、全校生徒・教職員が防災減災について深く考えることができることができた防災DAYとなりました。

標津町産ノリウツギを使った和紙で作るいくらちょうちん作り

3月13日(木)2年生の総合的な探究の時間にて、「標津町産ノリウツギを使った和紙で作るいくらちょうちん作り」を行いました。

講師としてゼンパ株式会社代表取締役社長の伊藤英生様にお越し頂きました。

とても熱くユニークで親しみやすい伊藤様の人柄ですぐに生徒たちと打ち解け、穏やかな雰囲気の中スタートしました。

 

枠組みの細い竹が非常にデリーケートな素材で、いくらのような丸い円を描きながら枠組みを作るのに生徒たちは大苦戦・・・

何本か折れながらも諦めずに挑戦!

 

枠組みが完成したら、和紙を1枚ずつ丁寧に貼り付けていきます。

これまた難しい作業で、皆真剣です。

 

次第に「完成しましたー!!」の声が上がっていき、時間内には全員が完成させることができました。

完成後は皆、笑顔が溢れていました。

最後は伊藤様と「ノリウツギー!」で記念写真を撮り、お礼のご挨拶をして終了しました。

伊藤様、貴重な体験をさせていいただき、ありがとうございました。

第71回卒業証書授与式

令和7年3月1日(土)、本校体育館にて第71回卒業証書授与式が挙行され、19名が卒業を迎えました。

1年生の有志生徒が卒業生保護者へ向け、開始時間まで楽器演奏をしてくれました。この日のために練習を重ねてきました。

楽器演奏が終わると、会場内は静まりかえり厳粛な雰囲気の中、卒業式が開式しました。

卒業生入場で堂々とした3年生の様子からは、一歩一歩卒業をかみしめながら歩いているように思えました。

卒業証書授与では、担任から呼名があり、校長先生から1人1人に卒業証書が授与されました。

その後、校長先生から式辞をいただき、標津町長様、PTA会長様から祝辞をいただき、温かなエールを送ってもらいました。

PTA会長から記念品が贈呈され、特別賞の表彰が行われました。

特別賞は、行動その他において、特に優れた業績があり、それが社会的に高く評価されると認められる者に贈られます。

在校生代表として生徒会長の若月さんからの送辞があり、卒業生代表として元生徒会長の太田さんから答辞がありました。3年間の思い出と感謝の気持ちが伝わってくる温かな答辞でした。

卒業生退場は、担任の先生のセレクトでLittle Glee Monsterの「Break out of your bubble」の曲での退場となりました。

「あるがままの姿で歩き出す未来 描くことから始めよう 選ばなかった全て捨てた今の僕なら 僕を生きていけるから」

これから羽ばたいていく卒業生への担任の先生からのエールが込められた曲です。

教室に戻り、最後のホームルームの時間となり、笑いあり、涙ありのホームルームで締めくくりました。

3年間仲間と過ごした教室で名残惜しそうにしながらも、晴れ晴れとした表情を見せていました。

3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

標津高校教職員は、心より皆さんのご多幸とご活躍を願っています。