標高ニュース
ホタテの捌き方実習(3年生)
12月5日(火)、3年生がホタテの捌き方実習を行いました。
講師として、標津漁協協同組合女性部の方々にお越し頂きました。
まず始めに、講師の先生によるホタテの捌き方のデモンストレーションを見せてもらいました。部位の説明もしてもらいながら、手際よく捌く姿は圧巻でした。
その後、生徒たちもホタテを捌きました。活きがよくて、苦戦している生徒もいましたが、女性部の方々が丁寧にサポートしてくれたお陰で皆で200個近くのホタテを捌くことができました。
捌いたホタテを使って、クリームシチューとホタテのサラダを作りました。
ホタテのミミは、バターで炒めました。
クリームシチューは、町民畑で育てたじゃがいもと白菜が入っており、牛乳は標津牛乳を使用しました。地産地消を意識した献立となりました。
料理完成後に、女性部の講師の方々と記念撮影をし、お礼の挨拶をしました。
標津漁協協同組合女性部の皆さん、この度は大変貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。
また、この度標津漁協協同組合よりホタテの提供して頂けたことに、心より感謝申し上げます。
今回学んだことを、来週は沖縄県石垣市の小学生へオンラインで伝える授業の予定となっております。
この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行いました。
知床ユネスコフォーラム
12月2日(土)羅臼町らうすぽにて知床圏の4高校が集まりユネスコフォーラムが開催されました。本校からは、生徒会役員が参加しました。
今年度の基調講演は、斜里町役場の増田さんのお話でした。知床が抱えるゴミ問題等をどう解決するのかという、生徒会で抱える諸問題に立ち向かう上でとても参考になる講演でした。
午後からは、グループディスカッション。午前の講演の内容から各グループで課題解決に向けた未来への展望を考えました。ディスカッションをリードしてくれたのが、地域の方々や標津高校の先輩方。とても活発な話し合いが行われました。
次年度に向けて、さらなるユネスコ活動を推進していきます。
海洋教育 ホタテ解剖実習
12月5日(火)3年選択生物にて、ホタテの解剖実習を行いました。生物を学び続ける生徒にとって、ホタテを通して、いままでの学びを結びつける実習です。
まずは、ホタテの貝殻を眺めて・・・膨らんだ殻と平らな殻どうして違うんだろう?
アサリは、左右同じ形、ホッキ貝も同じ形、でもホタテはちょっと違う。そんな疑問に挑戦です。あれこれホタテの気持ちになって考えてみました。
そんな感じで、解剖は進みます。殻を外して、外套膜を観察・・・外套膜は軟体動物の特徴、殻を脱ぎ捨て外套膜だけで生きている軟体動物はな~んだ?そうです、イカやタコですね。つぎは、外套膜を一枚剥がして、心臓の観察へ。脈打つ心臓をじっくり観察しました。囲心腔の薄い膜をうまく剥がし、心臓をむき出しにすると意外な大きさにびっくりでした。
ということで今年も無事にホタテの解剖まで終了いたしました。そして、来週、解剖学習で学んだ事を遠くはなれた沖縄の子ども達に伝える授業を実践します。
本授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行っています。また、ホタテを提供いただきました標津漁業協同組合の皆様に感謝申し上げます。
標小6年生 防災出前授業(地域循環型防災教育)
11月29日(水)標津小学校にて防災出前授業を実施しました。対象は、6年生です。
今回は、標津町住民生活課としべつ未来塾の皆さんも一緒に授業を行いました。
高校生からは、被災地研修から小学生に伝えたいことをパワポでプレゼンしました。
絵本を読み聞かせたり、釜石で学んだ市民憲章などをわかりやすく、かつ大切なところが伝わるように工夫を凝らして、授業を行いました。
後半は、「とっさの一言」。
プレゼンで伝えたことを踏まえたテーマを選び、高校生がリードしながら、こんな時どんな言葉が入るのか、児童のみんなに自分事にして考えてもらいました。
未来塾では、てこの原理を応用した人命救助、そして毛布タンカの体験に取り組み、高校生も少しばかりお手伝いさせていただきました。
地域循環型防災教育の広がり、徐々に進んでいます。
海洋教育 サケ発眼卵の飼育スタート
11月14日(火)本日サーモン科学館へサケの発眼卵を受け取りに行きました。10月6日に生徒達の手で人工授精させた卵に久々に対面です。じっくりとサーモン科学館で育ち、現在発眼卵の状態まで成長しました。
発眼卵の扱い方、飼育管理の方法、留意点を科学館の仁科さんに教えてもらい、約200粒の発眼卵を引き取りました。これから学校の水槽で飼育管理がスタートします。さて、いつ卵から孵化するでしょうか。これからの成長が楽しみです。
ついでに、本日オショロコマの成熟状態を仁科さんと確認しました。1匹はメスみたいです。腹腔内の卵を確認することができました。もうちょっと成熟を進める必要がありそうです。
標津湿原保全活動
11月13日(月)5,6時間目 標津湿原にて保全活動を行いました。コロナ禍前にも取り組んでいた標津湿原に侵入してきたトドマツ抜きです。相当数を以前抜いていたのですが、まだまだ湿原を見渡すとトドマツが残っています。
本日の講師は、ポー川史跡自然公園の斉藤さんです。トドマツの見分け方を習い、いざ湿原へ。普段は立ち入ることができませんが、今回は特別。足の踏み場にも気を遣いながらトドマツを抜きました。一人2~3本、短時間でしたが、トドマツ抜きをがんばりました。
抜いたトドマツはどうするか?SDGsの観点からも、抜いて処分して終わりでは、トドマツがもったいない。そこで、紹介していただいたのがアロマオイルです。トドマツを精製して、トドマツウォーターやオイルが抽出できるのです。これなら、抜いたトドマツも再利用できます。さて、作ったオイルはどう活用しましょうか?これからの課題ですね。また、湿原にトドマツが侵入している現状を標津湿原の歴史から紐解き、今必要な保全活動についても考えていきたいと思います。
鮭の解体実習(3年フードデザイン)
10月30日(月)に3年生フードデザインの授業にて、鮭の解体実習を行いました。
今年も講師として、標津漁業協同組合女性部3名、標津漁業協同組合職員1名にお越し頂きました。
最初に鮭の部位についての説明や、活締めした鮭と活締めしていない鮭の違いを師範台で捌きながら見せてもらいました。
違いが一目瞭然で圧巻でした。
その後、女性部の方々がそれぞれのグループに分かれ、丁寧に鮭の捌き方を教えてくれました。
いくらの作り方も教えて頂きました。
鮭を捌いた後は、鮭の三平汁と鮭ザンギと鮭とチーズの春巻きを作りました。
チーズは標津町のゴーダチーズを使用し、地産地消のメニューとなりました。
標津漁業協同組合女性部の皆さん、この度は大変貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行いました。
海洋教育 サケ産卵行動学
11月6日(月)本日は、3年生選択生物の生徒5名で「行動学」の学習を行いました。もちろん、場所は、サーモン科学館。
生物の教科書に出てくる「固定的動作パターン」の学習を中心に身近なサケをテーマに学習を行いました。
鮭の聖地の物語を生物学的視点で学びます。
毎年、この授業に合わせペアリングをしていただき、産卵行動が観察できるように調整していただいている科学館の職員の皆様のおかげで、今年は、到着早々に産卵行動を見学できました。
市村館長の専門的な話を聞きながら、さらにもう1ペアーの産卵行動が進行して、産卵を見ることができました。
なんと今年は、2度も貴重なシーンを見ることができました。
生物選択している生徒にむけて、サケを通して深い生物学的な学びを展開し、実物から学ぶこの授業は、日本で唯一ここだけの特権です。
教科書の学びを超えた学びがここにはあるんだなぁと実感する時間でした。
毎年ご協力いただいているサーモン科学館の皆様に感謝を申し上げます。
この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で実施しています。
標津高校90th 特別講演会開催
11月6日(月)
標津高校創立90周年記念事業として特別講演会が開催されました。
笑華尊塾の塾長である塩谷隆治氏を講師に迎え、「元氣アップ~ココロのサプリメント~」というテーマで生徒達へ講演をしていただきました。
あっという間の2時間、生徒のココロが豊かになる講話でした。
スマホ依存からの脱却や言葉の捉え方、考え方や見方を変えるだけでココロが楽になることなど生徒にとって身近な話を中心に生徒達に熱いメッセージをいただきました。
遠路標津高校までお越しいただきありがとうございました。
インターンシップ報告会
11月2日(木)
インターンシップ報告会を実施しました。
本校2学年は、9月26日、27日の2日間、町内の14事業所でインターンシップを行っており、今回はその成果を発表しました。
町教育委員会、商工会、実習先の企業の方にも来ていただきました。
実習先で体験した内容、担当の方から教わったこと、今回の実習を通して学んだことなどをスライドにまとめ発表を行いました。
ほかの生徒の発表を聞くことで、自分の実習先以外の仕事についても学ぶことができました。
( 一人ずつ、3~5分間の発表を行いました。)
インターンシップでは、働くことについて理解を深めるとともに、今後の高校生活の過ごし方や進路選択について深く考える良い機会になりました。
実施にご協力をいただいた、標津町商工会および町内の事業所の皆様に感謝申しげます。また、ご多用中の中、発表会へお越しくださった方々、ありがとうございました。
所在地
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標津郡標津町
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