標高ニュース

地学基礎実験

1月24日(水)3学年の地学基礎で岩石と火山灰の観察を行いました。

 はじめに、各班に2種類の火成岩を配り、火山岩か深成岩かを考えてもらいました。肉眼やルーペで組織を観察し、その特徴からどちらかを推測します。

班ごとに協力して、すべての班が正解を導くことができました。

 次に、火山岩と深成岩の岩石プレパラートを顕微鏡で観察しました。本校には岩石用 の顕微鏡はありませんが、生物顕微鏡と偏光板を用いて代用することができます。肉眼やルーペの観察では限界がありますが、顕微鏡で観察すると斑状組織と等粒状組織の違いが詳しくわかります。

久しぶりの顕微鏡でしたが、使い方を思い出せました。
偏光して観察することで、組織の違いがよくわかりました。

偏光後は、鉱物の種類により異なった色に見えます。

最後に、桜島の火山灰を実体顕微鏡で観察しました。
 顕微鏡で観察することで、含まれている鉱物の種類を知ることができ、そこからマグマの性質を推測できます。

火山灰が様々な鉱物から構成されていることがわかりました。

 教科書の写真でしか見たことのない標本を実際に観察することで、理解を深めることができました。一見、”ただの石”に見える標本でも、背景を知ることで、多少は興味を持ってもらえたかと思います。

 

 

防災教育 こども園で防災出前授業

1月22日(月)地域循環型防災教育の一環であり、循環のスタート地点でもある標津町こども園にて、出前授業を行いました。

 本日の出前授業は、2本仕立てです。まずは、防災○×クイズです。高校生が考えた防災のクイズに答えてもらいました。津波が来たらすぐ逃げることや見に行ってはいけないこと、ベキシリ山に避難することを学習しました。子ども達は、クイズを楽しみながら防災の知識を身につけてくれたようです。  

次は、防災ダック。これは、災害にまつわるジェスチャーで身の守り方を学ぶ教材です。今日は、その中から、地震・津波・台風・洪水にまつわるジェスチャーを学習しました。高校生の「地震のポーズ」というかけ声で子ども達は、頭に手を当てて地震のポーズ(アヒル)をしてくれました。どうして頭に手を乗せるのかな?と問いかけることで、体を使って防災を身近に考えてくれたと思います。

最後に子ども達に伝えたいこと「津波が来たらすぐ逃げること」「ベキシリ山に逃げること」を確認して本日の防災出前授業は、終了しました。
 地域循環型防災教育にご協力いただいたこども園の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

 

 

冬季休業明け全校集会

1月18日(木)の1時間目に冬季休業明け全校集会を行いました。
 冬季休業前の登校日は、インフルエンザによる欠席者が多かったですが、この日はほとんどの生徒が登校し、元気な姿を見せてくれました。

校長先生からは、自己肯定感を高めるために、①ポジティブな自己言及をすること、②目標を立てること、③周りからのサポートを受けることの3つが大切であり、そうして自分に自信をもつことで、失敗を恐れず挑戦できる人になってほしいというお話がありました。

また、教務部長からは、『防災』について、①当たり前のことを大切にすること、②予期せぬことに耐えられるようになること、③率先避難者になることの3つを心がけてほしいというお話があり、『勉強』について、知識は武器であり無駄にはならないので様々な知識を身につけてほしいというお話がありました。

3年生は、1月末に学年末考査が控えています。もしかすると、人生最後のテストになるという人もいるかもしれません。ぜひ、しっかりと準備して有終の美を飾って欲しいと思います。
 1・2年生は、進級に備えて、新しい知識を身につけ、新しいことに挑戦していくような新年にして欲しいと思います。

 

 

 

スポーツ大会

2月21、22日の2日間、スポーツ大会が行われました。

3年生にとっては最後の行事、この日のために放課後に自主練習に励む生徒たちもいたとかいないとか…。

2日間とも大いに盛り上がりました!

 

ドッジボール

みんなが笑顔になる結果でした。

男女混合ソフトバレーボール

1年生チームが躍動。2年生チームも意地を見せた。3年生はさすがの強さ。

バドミントン(ダブルス)

まさかの結果?

バレーボール

3年生の気迫が圧倒的。

 

冬季休業前集会

12月25日(月)、冬季休業前集会を行いました。
校内でインフルエンザが流行しているため、各教室にて放送による集会となりました。
校長先生から「幸せとは何か」についてお話していただきました。
「やってみよう」
「ありがとう」
「なんとかなる」
「ありのままに」
この幸せの4つの因子を知れば、幸福度をあげられるというお話を聞きました。

その後、生徒指導部長より冬休み中の過ごし方についてお話していただきました。

明日から1月17日(水)まで本校は冬季休業に入ります。
長期休業中にしかできないことにチャレンジする等、有意義な冬休みを過ごしてください。
1月18日(木)の冬季休業明け集会で元気な皆さんに会えるのを楽しみにしています。
よいお年をお迎えください。

 

クリスマスケーキ作り(3年フードデザイン)

12月20日(水)3年生フードデザインの授業にて、クリスマスケーキ作りを行いました。今日は今年最後の調理実習です!

「イチゴは中にはさもうかな」「どれくらいの大きさにイチゴを切ろうかな」
頭を悩ませながら、真剣に生クリームを塗っていきます。

タブレットを使って、クリスマスケーキの画像を調べながらデコレーションしている人がいたり、お菓子やトッピングの材料を持参して、オリジナルのケーキを作っている人がいたり、それぞれ個性溢れるケーキを作りました。

個性溢れるクリスマスケーキが完成しました!!
「可愛いー」とお互いのケーキを褒め合っていました!
クリスマスケーキのデコレーション大成功でした(^^)

生物基礎 DNAモデル作成

 12月18日(月)年の瀬となり、2023年もあとわずか。本日の生物基礎では、DNAの構造を理解するためのビーズ細工に取り組みました。塩基・糖・リン酸のヌクレオチドを意識して組み立て、相補的な塩基を間違いないように組み合わせ・・・完成です。

小さなビーズに悪戦苦闘しながらも、みんなで協力して楽しくビーズ細工ができました。この後は、作ったDNAでさらに学びを深めていきます。

標津高校生給食WEEK!!

12月11日(月)から15日(金)の5日間、標津町内のこども園、小中学校、高校では、標津高校生給食WEEK!!として標津高校3年生フードデザインの生徒が考案したメニューが給食として提供されました。
標津町給食センターの協力のもと、4月から約半年間かけて準備してきました。
5つのグループに分かれ、標津町の皆に喜んでもらえる給食を標津町の特産品を活用して考案しました。
11日(月)は、「しか肉ようかんカレー」
しか肉の臭みをとる方法を考え、標津羊羹を隠し味として混ぜるという斬新なアイディアのメニューを考えました。HBCさんに取材に来て頂き、今日ドキッ!で放送されました。

12日(火)は、「ホタテマYO!!」
標津小中学校へのアンケートの結果、ホタテを苦手とする子ども達が意外と多く、ホタテを苦手とする子どもたちにもホタテを美味しく食べてもらいたいという思いから、ホタテマヨを考えました。

ホタテマヨは、小学生から「ホタテは少し嫌いだったけれど、ホタテマYO!!だったらすっごく美味しかったです。また食べたいです。」と嬉しい感想を頂くことができました。

高校生にもホタテマYO!!すごい人気でした。
続いて、13日(水)は「デリシャスアンガスバーガー」
標津町の興農ファームさんのアンガス牛を使用しました。「パンの日ってお腹いっぱいにならないよね。パンの日でもお腹いっぱいになるメニューを考えたい」という思いから作られたメニューです。

ボリューム満点のハンバーガーですが、ヘルシーなアンガス牛を使用しているため、栄養バランスも満点のハンバーガーを考案しました。
14日(木)は、「一新されたにしんのかば焼き」でした。
にしんは標津町で今年漁獲量日本一となりました。ただ、骨が多い魚なので、どうやったら給食として提供できるか頭を悩ませ、役場の水産課のご協力で骨切りの方法を教えて頂き、幼稚園児や小学生でも骨を気にせず美味しく食べてもらえるようなにしんのかば焼きを考案しました。
今回、約300匹ものにしんを役場の水産課の方々が丁寧に骨切りして頂きました。
また、この日は、STVさんに取材に来て頂き、どさんこワイドにて放送して頂きました。

最終日15日(金)は、「ほてちーばーぐ」です。
ホタテを苦手とする子ども達にも、美味しくホタテを食べてもらいたいという思いから、ホタテをミンチにし挽肉と合わせ、ハンバーグにして標津町のゴーダチーズを載せて、オーブンで焼きました。

今回の企画は、標津町教育委員会をはじめ、標津町給食センター、標津町役場水産課、幼稚園、小中学校、多くの方々のご協力・ご理解のお陰で成り立ちました。
この場を借りて心よりお礼申し上げます。
生徒にとって大変貴重な経験となり、多くの学びがありました。
今後も地域と連携し、地域活性化のために貢献できるような授業を行っていきたいと思います。

 

 

石垣島オンライン交流~ホタテ実習~(3年フードデザイン・生物)

12月12日(火)、3年生フードデザインと生物にて、沖縄県石垣市登野城小学校4年生とオンライン交流を行いました。
標津町は、今日雪が降り続けていたので外の映像を見せると、小学生は「おーっ!!雪だー!!」と雪に反応してくれました。
小学生が反応してくれたことに、緊張気味だった高校生も緊張がほどけ、北海道についてのプレゼンをスタートしました。

クイズを取り入れた内容で、石垣島の小学生に北海道のこと、標津町のことを伝えました。
その後、生物のプレゼンにバトンタッチし、ホタテの生態について説明しました。
「ホタテの目は何個あるでしょう?」のクイズをはじめ、ホタテの名称や泳ぎ方などを伝えました。

プレゼンが終わった後は、ホタテの捌き方実習です。
標津町のホタテを事前に送付していたので、小学生にホタテを捌いてもらいました。
苦労しながらも、皆上手にホタテを捌くことができていました。
その後、バターで炒めて食べてくれました。
ホタテを食べた瞬間「えっ、、肉、、?」と可愛らしい感想を言っていたようです。
標津町の特産品であるホタテについて、石垣島の小学生に知ってもらえたこと、美味しく食べてもらえたことを大変嬉しく思います。

沖縄県石垣市登野城小学校の皆さん、今日はありがとうございました。
今回の交流をきっかけに、北海道や標津町に興味を持ってくれたら嬉しいです。
また、今回協力してくださった標津漁業協同組合の皆様、心より感謝申し上げます。
この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行いました。

海洋教育 サケ発眼卵の孵化

12月6日(水)本日サケの水槽を観察すると、白い泡が・・・もしやこれは、とおもい確認すると、サケが孵化しているではありませんか!
   
 ということで、本日の授業は急遽、サケの孵化稚魚の観察です。おおきな卵黄をお腹に抱え、ごろんとしている鮭の稚魚。透き通った体には、背骨が見えます。大きな目がくりくりとしている、とてもかわいいサケの稚魚を観察できました。
   
 ちなみに受精日は、10月5日、本校に発眼卵として預かったのが11月14日、そして、き本日孵化となりました(まだ孵化していない卵もありますが・・・)。

ちなみに今回の孵化までの積算水温479℃となってます。