標高ニュース

野付巡検

6月14日(水)一年生の総合的な探究の時間にて、野付巡検が行われました。毎年6月に実施しているこの授業、標津高校の環境学習では、とても大切な授業となります。

 天候は曇り。やや東寄りの風が吹き、海からの霧が心配でしたが、先端部分はそれほどでもない天候でした。今年のガイドは、標津高校のOBである河本さんです。前日に事前学習を行い、野付の環境や生物についてレクチャーを受けました。本日は、実際にどうなっているのか自分の目でしっかりと見ることが目的です。

先端部の砂嘴にはいると、目に付くのは打ち上げられたアマモ、どこまでも続く砂、でもよく見るとそこにはたくさんのゴミが・・・。そんな現状を見ながら先端まで歩きました。

先端では、河本さんからお話をいただきました。実際にアマモを手に取り、穴の開いた貝殻の謎解きをしたり、昔栄えた街の話をしてもらったり、野付にまつわる話題に興味深く耳を傾けました。

帰りは、海洋ゴミ拾い。海外からのペットボトルや日本製のペットボトルもたくさん拾いました。そして、打ち上げられた漁網やロープの切れ端、網や手袋など産業ゴミも回収することもできました。

午後からは、野付ネイチャーセンター周辺での植物観察です。タブレットをみんなが持っているので、自分が気に入った花の写真をたくさんパシャリ!花の写真を集めました。6月の野付半島は、色とりどりの花が咲き誇り、いい季節を迎えています。

あっという間の1日でしたが、この学びをまとめて、探究活動に発展していきます。
  
 2023年度(令和5年)ゴミ回収データー
  燃えるゴミ  25.4Kg
  燃えないゴミ 14.2Kg
  カン     1.66Kg
  ビン     2.32kg    となりました。 

 

スタディサプリ職業分野研究

6月12日(月)5,6校時を使い、リクルートから大橋真実様を講師に迎え、「スタディサプリ職業分野研究」を実施しました。
 5校時は、1年生対象に先日行った「適性検査」の結果表の見方から始まり、そこから、自己理解、職業調べと自分のタブレットを使いながら自分の興味関心のある職業を調べていました。
 6校時は、2年生を対象に「職業分野研究」を実施しました。2年生も「適性検査」の結果を活用しながら、自己理解を深め、更に来年を見すえての志望理由の準備をワークを活用しておこないました。両学年とも、講師の話をよく聴き、真剣なまなざしで各のワークブックに取り込む姿が印象的でした。お忙しい中、講師をしていただいた大橋様、ありがとうございました。

第1回 校内研修

6月7日(水)に「育成を目指す資質能力」に関する校内研修を行いました。

今回はグループを世代別に分け、

 

・これからの標津高校は、どのような生徒を育てる学校にしていきたいか

・生徒像の現実と理想

・教育活動の中でどの資質能力に力点をおくべきか

 

以上3つの話題について自由に意見交換をしました。

発表の中では、世代別グループということもあり、どのグループもお互いに新鮮な意見を交流することができました。

 

この校内研修を経て、標津高校でさらにより良い教育活動をしていけるよう教職員一同尽力してまいります

生物基礎 森の生態系

6月2日(金)やっと夏らしい気温となり、湿度も上昇してきた今日、一年生の生物基礎の授業は、森への探検でした。

前期中間試験範囲である4章の学習を終え、森の緑がとても綺麗になった6月、学校裏の望ヶ丘公園で森林の実習をしました。今まで学んだ知識をつなげて、実際に森を歩くと今までと異なる視点で新たな発見があるはず。

本日、観察できた主な植物は、「クロユリ」「エゾカンゾウ」「マイズルソウ」「ニリンソウ」「ワタスゲ」「タチツボスミレ」などなど、綺麗な花が咲き誇っていました。特にクロユリが満開でした。
 樹木は、「エゾノコリンゴ」の白い可憐な花が満開。これには、生徒もすご~いと感動していました。「カラマツ」の新芽の黄緑とエゾマツの深い緑のコントラストも綺麗な季節でした。リスが松ぼっくりを食べた跡「通称エビフライ」もちらほらと・・・。
また。エゾハルゼミが羽化しているようで、蝉の抜け殻も観察できました。

生徒たちは、新しいタブレット端末を片手に、気になったところへカメラを向けてたくさん写真を撮影。次の時間にスライドでレポートを作成します。どんなレポートになるのか楽しみです。

雪印チーズセミナー

5月31日(水)の3年生フードデザインの授業にて、チーズセミナーを実施しました。
雪印メグミルク株式会社 北海道統括支店から小池様、山崎様、桔梗原様に講師として来て頂きました。
5時間目は、チーズの歴史や製造方法について等の講話をして頂きました。
チーズのパッケージを実際に手にとったりしながら、チーズには様々な種類があること、千年以上の歴史があることを学びました。

6時間目は、調理室に移動しチーズ体験学習として、専用器具を使用してチーズを切って、「チーズプラトー(チーズの盛り合わせ)」作りをしました。

盛り合わせが完成した後に、味の薄いものから順に試食をしていきます。
匂いや味の特徴がそれぞれあり、グループ内で好きなチーズベスト3を考えました。

1つ1つのチーズを真剣に試食している姿は、まるでチーズソムリエのようでしたね。

グループごとにベスト3を発表しましたが、日頃から食べ慣れているプロセスチーズが人気でした。
普段食べているチーズ以外にも、チーズにはたくさんの種類があることを今回の授業を通して学ぶことができました。
また、お土産として生徒全員にスキムミルクを頂きました。
雪印メグミルク株式会社の皆さん、今回は貴重な体験をさせて頂き、どうもありがとうございました。