カテゴリ:各教科

化学基礎 物質の分離

 4月30日(水)今日の化学基礎は、実験です。

 本日のテーマは、”分離”です。①塩化アンモニウムの再結晶 ②水性ペンのペーパークロマトグラフィー ③ヨウ化カリウム水溶液からのヨウ素の抽出の3つを実験で確認しました。

 塩化アンモニウムの再結晶で見られた結晶は、ふわふわと舞い降りる様子がとてもきれいでした。昨日は、季節外れの雪模様でしたが、試験管内では、優雅な雪のような結晶が降り積もりました。

行者にんにく実習(3年フードデザイン)

4月28日(月)3年生フードデザインの授業にて、行者にんにく実習を行いました。

今回は理科の先生から学ぶ教科横断的な取り組みの授業となります。

学校を出発し、徒歩10分ほどの望ヶ丘森林公園へ行き、行者にんにくがたくさん採れる場所へ案内してもらいました。

行者にんにくの採り方の説明を受けてから、2人1組ペアになり行者にんにく採りスタートです!

最初は「ここにたくさんある!」「これは葉っぱ2枚だから採って大丈夫だよね?」と確認しながら採っていきますが、すぐに慣れ、どんどんペースがあがり、10分足らずで今日1日では食べきれない程の行者にんにくを採ることができました。

学校に戻り、行者にんにくの下処理方法の説明を聞いてから下処理をしっかりと行います。

その後、サクサクの天ぷらにして美味しくいただきました!

まだまだ標津町は寒いですが、春の山菜で少しだけ春の訪れを感じることができました。

 

魚(黒ガレイ)捌き体験実習(3年フードデザイン)

4月21日(月)3年生フードデザインの授業にて、魚(黒ガレイ)捌き体験実習を行いました。

標津町観光協会、波心会さんのご協力のもと、波心会さん倉庫にて実施しました。

ご挨拶の後に、林さんから黒ガレイについての説明と、締め方のデモンストレーションを見せてもらいました。

生きた魚を脳殺する瞬間は、まさに命の大切さを実感する瞬間でした。

グループごとに、活きの良い黒ガレイを水槽からすくって、脳殺し、血抜きをする作業を行います。

林さんをはじめ、波心会の方々が生徒1人1人に丁寧に教えてくださいました。

血抜きをした後は、頭を切り落として内臓を取って、好きな大きさに切ります。

骨が固くて、生徒たちはなかなか切り落とすことができず苦労していましたが、漁師の皆さんの的確なアドバイスのお陰で、全員が捌くことができました。

実習後の生徒の振り返りからは、「自分の手で捌いたことで、魚の命をいただいているということを実感しました。今回教えていただいたことを忘れず、標津町に貢献できるよう波心会さんと商品開発、調理していきたいです。」

「捌き方を教えてもらったので、その御礼としても、クラスのみんなっで黒ガレイの素晴らしいメニューを考えて未利用魚から利用魚になるようにしたいと思いました。」等、生徒たちは命の大切さと学んだと同時に、今後の波心会さんとの商品開発にワクワクした様子でした。

波心会の皆さん、今回は生きた黒ガレイを締めてから捌くという大変貴重な体験を1人1人にさせていただき、ありがとうございました。

 

ふるさと納税返礼品オリエンテーション(3年フード)

4月14日(月)に株式会社トラストバンク様と標津町と標津高校での調印式を行い、今年度の標津町のふるさと納税返礼品に3年生フードデザインの授業で関わらせていただけることとなりました。

4月16日(水)3年生フードデザインの授業にて、ふるさと納税返礼品のオリエンテーションを行うため、株式会社トラストバンクの菅様と標津町役場の木村様にお越しいただき、協力事業者のしゃけをの椙田様にもオンラインで参加していただきました。

まずはじめに、ふるさと納税の仕組みについて説明していただき、その後標津町の財政が潤ったらどんなことをして欲しいか生徒たちは自由に意見を出しました。「スタバを作って欲しい」「マックがあったら嬉しい」「大きな公園を作って欲しい」等、高校生らしい様々な意見が飛び交いました。

まとめとして、「商品の見え方の比較」をテーマに自分が普段いいなと思っている商品について”いいな”と思うところ”悪いな”と思うところ”こうしたらもっといい”と思うところを1人1人考えました。

大変貴重な機会をいただけたことに感謝し、高校生のアイディアで標津町のふるさと納税返礼品を盛り上げられるよう取り組んでいきたいと思います。

 

「基幹産業から町を知る」講話(3年フードデザイン)

4月10日(木)3年生フードデザインの授業にて、HappyLand安達牧場の安達永補様と安達真子様に講師としてお越し頂き、「基幹産業から町を知る」をテーマに講義をしていただきました。

「標津町というと?」をテーマにウェビングマップを作り、1人1人が標津町について考え、さらに「標津町の酪農が維持できているのはなぜか?」をテーマにグループワークも行いました。

今年度のフードデザインの活動の1つとして、JA標津様のご支援とご協力のもと標津牛乳と標津ゴーダチーズを使ったオリジナルレシピ作りを予定しております。

ただ料理を作るのではなく、生産現場から目を向けることで深い学びにしていきたいと思います。

授業後の生徒の振り返りからは「標津の農業が衰退しないように高校生としてできることを見つけていきたい」等、前向きな内容ばかりでした。

本日はフードデザイン第1回目の授業でしたが、スタートをきるにあたってふさわしい大変貴重な時間となりました。

安達永補様、安達真子様、本日はありがとうございました。

進路講話(3学年)

4月9日(水)3年生総合的な探究の時間にて、進路講話を行いました。

ゼンパ株式会社代表取締役社長の伊藤英生様に講師としてお越し頂きました。

伊藤様は昨年度いくらちょうちん作りの授業でも講師として来ていただいていたので、朗らかな空気の中進路講話がスタートしました。

伊藤さんの過去の経歴をもとに、社会人としての様々な実体験をお話してくださり、仕事を選ぶ上での収入の大切さをはじめ、コミュニケーション能力の大切さについて熱く語ってくださりました。

生徒たちはメモを取りながら一言一句逃さないように聞き、また伊藤さんが制作された映像も特別に見せていただき、生徒たちは釘付けになっていました。

講話後には、実際の撮影現場で使用しているカメラで撮影体験もさせてくれ、生徒の振り返りからは「自分が大人になったとき、あのときああすればよかったと後悔しないように、学校生活を送っていきたいと思いました。」等、今後の学校生活や進路活動に前向きな言葉ばかりでした。

本日は、3年生の総合的な探究の時間第1回目の授業でしたが、これから進路活動をしていく生徒たちがスタートをきるにふさわしい授業内容でした。

伊藤様、貴重なお話をありがとうございました。

標津町産ノリウツギを使った和紙で作るいくらちょうちん作り

3月13日(木)2年生の総合的な探究の時間にて、「標津町産ノリウツギを使った和紙で作るいくらちょうちん作り」を行いました。

講師としてゼンパ株式会社代表取締役社長の伊藤英生様にお越し頂きました。

とても熱くユニークで親しみやすい伊藤様の人柄ですぐに生徒たちと打ち解け、穏やかな雰囲気の中スタートしました。

 

枠組みの細い竹が非常にデリーケートな素材で、いくらのような丸い円を描きながら枠組みを作るのに生徒たちは大苦戦・・・

何本か折れながらも諦めずに挑戦!

 

枠組みが完成したら、和紙を1枚ずつ丁寧に貼り付けていきます。

これまた難しい作業で、皆真剣です。

 

次第に「完成しましたー!!」の声が上がっていき、時間内には全員が完成させることができました。

完成後は皆、笑顔が溢れていました。

最後は伊藤様と「ノリウツギー!」で記念写真を撮り、お礼のご挨拶をして終了しました。

伊藤様、貴重な体験をさせていいただき、ありがとうございました。

2年生調理実習

2月14日(金)、2年生の家庭総合の授業にて調理実習を行いました。

なんと今日は家庭学習期間中の3年生の佐々木くんと山中くんに特別ゲストティーチャーとして授業に参加してもらいました。

これからフードデザインの授業を受ける2年生に対して、フードデザインで学んだことや体験談を熱く話してくれました。

そしていよいよ伝授の時間!

標津町の特産品である鮭節を使った「山中先輩の鮭節ザンギ」と「りんのすけ先輩オリジナルチャーハン」の作り方の説明を受け、それぞれグループごとに調理スタートしました。

初めての調理実習に戸惑う2年生でしたが、先輩2人が丁寧に声掛けをしてくれたおかげで、どのグループもスムーズに進めることができました。

給食後の5、6時間目の実習だったにもかかわらず、「美味しい!」と完食の様子でした。

今日はバレンタインデイということで、チョコレートマフィンも作りました。

山中くん、佐々木くん、今日はありがとうございました。

2年生の授業の振り返りからは、

「りんのすけくんのチャーハンはラーメン屋さんの味がしてとても美味しかったです」

「標津町で有名な鮭節を合わせて作ると、普通のザンギよりも何倍も美味しかった。標津の特産品として販売したい。」

「鮭節ザンギ同様に学校祭などで自分たちが考えた料理をみんなにも食べてもらいたいと思いました。」

「先輩方のレシピにはすごく工夫があるこということを感じました。」

「山中先輩に教わりながら鮭節ザンギを作りました。優しく教えてくれたので美味しくできました。感謝しかありません。」

「家庭学習期間にもかかわらず私たち2年生のために調理実習のお手伝いに来てくれた先輩方ありがとうございました。」

等、書き切れない程の2人への感謝の気持ちや、学んだことが記されていました。

この感謝の気持ちを忘れずに、来年度のフードデザインの授業で活かしていきましょう!

 

クリスマスケーキ作り

12月17日(火)3年生フードデザインの授業にて、クリスマスケーキ作りを行いました。

市販のスポンジにいちごと生クリームを使ってクリスマス仕様にデコレーションを行います。

生クリームを塗るナッペに苦労しながらも、デコレーションを楽しみながら作りました。

パティシエ並みの腕前を発揮する人や、キャラクターのチョコレートを持参して飾り付けしていた人、19人19色のクリスマスケーキが完成しました。

思いを込めて作った世界にたった一つのクリスマスケーキを大事な人と一緒に召し上がってください。

少し早いですがメリークリスマス!!

ホタテの捌き方実習

12月4日(水)3年生フードデザインの授業にて、ホタテの捌き方実習を行いました。

標津漁業組合女性部の皆さんに講師としてお越し頂きました。

まずホタテの生態についての講義を受けたあとに、ホタテの捌き方を説明していただきました。

手際良く活きの良いホタテを捌く姿は、圧巻でした。

その後、グループに分かれてホタテを捌きました。とても活きが良いため、「指が挟まれるー!」と言いながらも

講師の先生方のサポートにより、あっという間にコツを掴み、皆上手に捌くことができました。

捌いたホタテは、クリームシチューとホタテのサラダに調理しました。お刺身やバター炒めにしているグループもありました。町民畑で育てた野菜と標津牛乳を使い、地産地消を存分に感じる調理でした。

ホタテのミミも塩もみして美味しく食べることができました。標津町のホタテは貝柱だけではなくミミも絶品!!

女性部の皆さん、本日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

また、ホタテを提供してくださった標津漁業組合様にも感謝申し上げます。

この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行いました。

 

金融経済教育(1・2年家庭総合)

12月3日(火)、1・2年生の家庭総合の授業にて金融経済教育として「お金を借りるための信用とは」をテーマに学びました。

SMBCコンシューマーファイナンスの上原様にオンラインで講義していただきました。

ローンについて学んだあと、グループごとに25万円以上で買うものには何があるのかを考え、

家や車、冷蔵庫やこたつなど、グループごとに様々な回答がありました。

1年生と2年生が合同で授業を受けるのは、初めてだったため最初はぎこちない様子もありましたが、

すぐに打ち解け、2回目のグループでのカードゲームはどのグループもスムーズに進行し、楽しそうに取り組んでいました。

お金を借りるためには、信用(能力と意思)そして、計画性が必要だということを学び、

お金の信用について学びを深めることができました。

上原様、本日はありがとうございました。

特産品を使ったオリジナルレシピ(3年フードデザイン)

3年生フードデザインの授業では、標津町の特産品を使ったオリジナルレシピを考案しています。

お祭り出店グループメンバーは、11月3日(日)の標津町文化祭にて鹿の骨でだし汁をとった「鹿骨ラーメン」と「標高オリジナルおにぎり(鹿肉のしょうが焼き・鮭ザンギ・鮭節焼きおにぎり)の試食会を行いました。

当日は100食を準備しましたが、30分で完売となる大盛況となりました。

アンケートのご回答もありがとうございました。反省点を振り返り、次の活動に活かしていきたいと思います。

お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

開催に携わっていただいた関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました。

鮭の解体実習

10月29日(火)、3年生フードデザインの授業にて、鮭の解体実習を行いました。

講師として、標津漁業協同組合の女性部の方々にお越し頂きました。

活締めした鮭としていない鮭の解体の違いを見せてもらったり、臓器の説明等も聞きながら、目の前で大きな雄鮭が解体されている様子は圧巻でした。

解体された鮭の骨を丁寧に抜いていきます。骨の抜き型も女性部の先生方に丁寧に教えてもらえたので、

どのグループも上手にできていました。

その後、グループごとに「三平汁」「鮭とチーズの春巻き」「鮭ザンギ」を作りました。

作り方を教えてもらい、スムーズに完成させることができました。

地元食材の生態を学び、解体から自分たちで行い調理して食べる鮭料理は絶品でしたね。

女性部の皆さん、貴重な時間をありがとうございました。

JICA海外協力隊オンライン講話(2年生総合的な探究の時間)

10月17日(木)2年生総合的な探究の時間にて平和学習の一環でJICA海外協力隊でケニア国滞在の松井秀人様に講話をしていただきました。

まず最初にケニアの主要な食べ物クイズを行いました。生徒は今日の講話を楽しみにしており、とても興味津々な様子でした。

  

松井様はケニアの児童保護施設で働かれており、現地の食事や生活スタイルや子どもたちの現状をリアルにお話してくださいました。

親がいること、自分の名前があること、自分の誕生日を知っていること、当たり前のことが当たり前ではないということを学びました。

 

特に印象的だったのは、大きな水たまりで楽しそうに水遊びをしている子ども達の動画でした。

松井様は「物がない環境にいる子どもたちはかわいそうではないし、不幸ではない。ちゃんと楽しく生活が送れている。」という言葉がとても心に響きました。

 

サポートしてくださったJICA出前講座支援事業者の皆さん、講師の松井様ありがとうございました。

 

保育体験実習(2年生家庭総合)

10月16日(水)2年生家庭総合の授業にて、保育体験実習に行ってきました。

今回は二回目の訪問なので、高校生たちは各年齢児ごとに手作りおもちゃを作ったり、遊びを考えたり、

景品を作ったりして準備をしながら、この日を待っていました。

0歳児は、音のなるおもちゃを作りました。

1歳児は、音のなるおもちゃと引っ張って遊ぶおもちゃを作りました。

手作りおもちゃで遊んでくれて高校生も嬉しそう!

2歳児は、手作りの音のなるおもちゃを使って、音楽に合わせて遊びました。

3歳児は、カードめくりゲームと宝探しゲームをしました。

 

4歳児は、むっくりくまさんや鬼ごっこをして遊びました。

5歳児は、鬼ごっこやフルーツバスケットをして遊びました。

 

最後に遊んでくれてありがとうの気持ちを込めて、高校生から折り紙メダルをプレゼントしました。

すると、こども園のみんなからも高校生へ素敵なプレゼントをもらいました。

とても可愛いプレゼントに心が温かくなりました。

 

認定こども園あおぞらの皆さん、2回の子ども園実習大変お世話になりました。

先生方の温かいサポートに大変感謝申し上げます。

地域調査(3年)

10月11日(金)に、3学年で地域調査を行いました。

今回は「標津町を謎解き観光!メナシの伝説3」の標津町内散策編に取り組みました。

5つの班に分かれて、あすぱる、転車台と蒸気機関車、標津神社などを巡り、謎解きに挑戦しました。

どの班も真剣に取り組んでいました!

無事に全班ゴール地点の標津番屋に到着することができました!

今回の謎解きを通して地域についての理解を深めることができました。

 

謎解きのあとは、標津番屋にてバーベキューをしました!

バーベキューでは、生徒が栽培実習で育てた、ジャガイモやカボチャも焼いて食べました。想像以上に美味しかったようで、収穫の喜びも味わえました。

火起こし、調理、片付けまで、みんなで協力してスムーズに行うことができました。

 

今回の地域調査を実施するにあたり、標津町謎解き観光実行委員会と標津番屋にご協力いただきました。

ご協力いただき、誠にありがとうございました。

海洋教育 水産学習~鮭の聖地と地域の繋がりを学ぶ~

 10月10日(木)1年生を対象に水産学習が行われました。これは、標津サーモン科学館の市村館長に講師をお願いして、毎年1年生を対象に水産という産業からサケ科魚類のこと、鮭の聖地である標津町の学びを深めます。

 今年は、魚道水槽の鮭の前で講義です。こんなところで講義を受けられるのも標津ならではです。生徒達は、熱心にメモをとりながら学びを深める事が出来ました。鮭の聖地について理解深まったかな。

 後半は、お楽しみサーモン科学館の見学です。天井からは、標津のノリウツギが使われた宇陀紙(和紙)で作った鮭提灯が飾られていました。そして、人気のチョウザメコーナーです。標津の生徒は、チョウザメを見ると指パクするものと思っているかも知れません。最後は、「鮭の聖地」の展示も学習。標津町が鮭の聖地とよばれるその所以を学ぶ事が出来ました。

 この授業は、日本財団の海洋教育パイオニアスクール単元開発の一環で実施しています。

鹿肉オリジナルレシピ調理(3年フードデザイン)

9月18日(水)フードデザインの授業にて、鹿肉オリジナルレシピの調理実習を行いました。

鹿肉をそれぞれの料理に合うように切ったり、下茹でをしたり、臭み取り等、それぞれ下処理をしました。

 

鹿骨を使ってだしを取って、鹿骨ラーメンを作ったり、鹿肉をミンチにして鹿肉コロッケやメンチカツを作ったり、

煮込みハンバーグ、親子丼、生姜焼き、甘辛煮、シチュー、ケバブ・・・・などなど各グループ鹿肉を使ったオリジナリティ溢れる調理を行っていました。

今日は、校長先生と教育委員会の朝倉さんに試食をしてもらい、助言をいただきました。

それぞれのレシピに込めた思いを熱くプレゼンします。

 

 

第1回目の試作品作り、お疲れ様でした!

今回の授業によって褒められた部分もたくさんありましたが、改善点も見つかったはずです。

次回の調理では、更に良いものになるよう前向きに頑張っていきましょう!

鹿肉を提供してくださった標津町農林課の皆さん、ご協力ありがとうございました。

畑実習(3年フードデザイン)

9月12日(木)の3年生のフードデザインの授業は、畑実習の日!

じゃがいもの地上部の刈りとりや、来週の調理実習で使うじゃがいもの収穫をしました。

今日は副担任の室田先生も一緒に来てくれました!

 

今年も大量にじゃがいもが収穫できそうな予感!!

何を作ろうかワクワクしますね!

平和学習(2年生総合的な探究の時間)

9月11日(水)の2年生の総合的な探究の時間では、平和学習を行いました。

特別講師として、本校の配信授業でお世話になっている配信センターの千葉先生による特別授業でした。

授業の最初は、千葉先生の自己紹介とカフートを使ったクイズで大盛り上がり!

 

その後、沖縄の歴史年表を読み解いて、自分が思う「沖縄とは」についてそれぞれ考えました。

そして、「平和」について考え、グループで意見を共有しました。

 

 

2年生は来月の見学旅行で沖縄へ行きます。

沖縄へ行き、「平和」とはなにか、

一人ひとりが「自分ごと」として考えられるよう

平和学習に取り組んでいきたいと思います。

 

鹿肉を使ったオリジナルレシピ開発(3年フードデザイン)

9月10日(火)3年生フードデザインの授業にて、鹿肉を使ったオリジナルレシピ開発の発表会を行いました。

本日は、講師としてKitchen Support 青のフードプロデューサーの青山様にお越しいただきました。

前半は、各グループごとに考案した鹿肉を使ったオリジナルレシピの発表を行いました。

 

発表後には、各グループごとへの助言をいただき、質疑応答も活発に行われ、有意義な発表会となりました。

 

後半は、青山さんに各グループを回っていただき、レシピに対する具体的な助言をいただくことができました。

レシピを考案するにあたって、イラストでイメージを残したり、試作した記録をしっかりととっておくことが大切である等、具体的なアドバイスをいただくことができました。

 

最後に、青山さんから「失敗を恐れずに、メニュー開発にチャレンジして欲しい」と激励の言葉をいただきました。

来週はいよいよ試作品の調理に挑戦します!

初めての鹿肉の調理に四苦八苦することかと思いますが、前向きに頑張っていきましょう!

青山様、お忙しい中ご来校いただきありがとうございました。

鹿肉を使ったオリジナルレシピ発表会(3年フードデザイン)

9月11日(火)3年生フードデザインの授業にて、「鹿肉を使ったオリジナルレシピの発表会」を行いました。

講師としてKitchen Support青の青山様に札幌からお越しいただきました。

 

フードプロデューサーとしてご活躍されている青山さんから各グループへアドバイスをいただくことができました。

また、鹿肉の調理方法や部位について等、さまざまな質問にも丁寧に答えていただきました。

 

その後各グループを回りながら、レシピへのアドバイスや、メニュー開発のポイントを教えていただきました。

普段見ることのできないような調理器具も見せてもらったり、とても貴重な時間となりました。

最後に青山さんからいただいた「失敗を恐れずにメニュー開発にチャレンジして欲しい」という言葉を大切に前向きに鹿肉オリジナルレシピ制作に取り組んでいきたいと思います。

青山様、本日はありがとうございました。

 

海洋教育 野付巡検探究発表会

 8月28日(水)6時間目に1年生の野付巡検探究発表会を行いました。6月に野付巡検を実施し、その後各班で課題とそれに対する探究を重ね、発表資料を作り上げました。1年生ですので、探究の基本を学ぶことも目標です。

 今年の課題は、

「アマモが支える生態系とブルーカーボンの関係性」

「海洋プラスチック(海洋ゴミ)の現状と解決に向けて」

「野付の植生の形成と植生の保全について」

の3本です。

ということで、各班工夫を凝らしたスライドで良い発表となりました。

探究して、まとめて、発表、そしてまた課題が見つかり、学びが深まるというスパイラル。次は、防災研修の探究活動に繋がります。11月の発表に向けてがんばりましょう。

乗船体験実習(3年フードデザイン)

7月16日(火)、17日(水)の2日間、3年生フードデザインの授業にて乗船体験を行いました。

今年も標津漁業組合さんのご協力のもと実現できました。

天気も良く、乗船体験日和!!

海に手を入れて「気持ちいいー!!!」と叫んだり、タイタニックごっこをしてみたり、

景色を楽しんだりして、大満喫の1時間でした。

 

濡れても楽しそうな生徒たち!!

「生まれも育ちも標津町だけど、船に初めて乗った」

「こんなに楽しい乗船体験は初めて」

「標津町の海ってこんなにきれいなんだ」

標津町の海の豊かさを再確認できた大変貴重な経験となりました。

 

標津町漁業組合の皆さん、ありがとうございました。

アイヌ文様について学ぶ(1年生家庭総合)

7月11日(木)1年生の家庭総合の授業にて、先週に引き続き「アイヌ文様について学ぶ」特別授業 第二回目を行いました。

今回も講師として、北海道アイヌ協会優秀工芸師の西山美紀子様にお越しいただきました。

今回は、アイヌ文様の刺繍について教えてもらいました。

まずは、チェーンステッチ縫いの練習です!

 

練習が終わり、西山先生に用意していただいたコースターにアイヌ文様のデザインを描き、

チェーンステッチ縫いで縫っていきます。

生徒たちは「完成したら誰にあげようかなー」「糸の色が綺麗でとても可愛い作品ができそう」

と楽しみながら刺繍していました。

 

ほぼ全員が初めての刺繍でしたが、一人一人丁寧に教えて頂き、

アイヌ文様の刺繍入りのコースターを完成させることができました。

 

西山様、大変貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

チーズセミナー

6月26日(水)3年生フードデザインの授業にて、「チーズセミナー」を実施しました。

講師として、雪印メグミルク株式会社より桔梗原様と山口様にお越しいただきました。

5時間目は、チーズについての講話です。チーズの歴史や、製法や種類等について学びました。

 

6時間目は、チーズプラトー作りを行いました。9種類のチーズそれぞれの特徴に合わせた道具を使って切っていきます。

 

切るのが難しいチーズもありましたが、講師の先生のアドバイスをもらいながら切ることができ、どのグループもチーズプラトーを完成させることができました。

 

チーズプラトーが完成したあとは、試食をしていきます。

クラッカーにのせたり、鰹節やはちみつをかけたり、様々な食べ方で試食をし、各グループでベスト3を決めます。

1つづつ味わいながら試食している姿は、まるでチーズソムリエのようでした。

 

それぞれのグループのベスト3を発表すると、普段食べ慣れているさけるチーズや6Pチーズが人気でした!

今まで食べたことのないブルーチーズやカッテージチーズの試食もできて、大変貴重な体験となりました。

また、生徒一人一人にスキムミルクのお土産も頂くことができました。

雪印メグミルク株式会社の皆さん、ありがとうございました。

今回学んだことを今後のフードデザインの活動に活かしていきたいと思います。

 

鮭節を使ったオリジナルレシピ(3年フードデザイン)

5月16日(木)3年生フードデザインの授業にて、「鮭ぶしを使ったオリジナルレシピ」の調理を行いました。
標津町の特産品である鮭ぶしを使い、各グループごとにオリジナルレシピを考案しました。

作った試作品を校長室に持っていき、校長先生から講評を頂きました。
頂いた講評をもとに第二回試食会に向け、更なるメニュー開発を行っていきます。
校長先生のお気に入りレシピは、「鮭ぶし焼きおにぎり」「バニラアイスの鮭ぶし和え」「鮭ぶし塩ラーメン」「鮭ぶしのせ鮭茶漬け」でした!

他にも「じゃがいもの煮っころがし鮭ぶし和え」「レタスと鮭ぶしのナムル」「鮭ぶしジャーマンポテト」「大学いも鮭ぶしのせ」「鮭ぶしポテトサラダ」「鮭ぶしバナナヨーグルト」を調理しました。

全国募集の学校説明会に参加してくれた中学生に標津町から鮭ぶしのお土産をお渡しします。
その際に、こちらのレシピ集も配布しますので、楽しみにしていてください!

 

 

行者にんにく実習(3年フードデザイン)

4月23日(火)、3年生フードデザインの授業にて、行者にんにく実習を行いました。2年生の探究基礎の授業と教科横断的に実施しました。
学校から10分程歩き、望ヶ丘森林公園へ行き、行者にんにくがたくさん生えているスポットに案内してもらいました。
まず、理科の先生からの説明を聞き、食べても良い行者にんにくと、食べてはいけない行者にんにくの見分け方や切り方を教えてもらいました。

学校に着いてから、下処理を行って、天ぷらにして食べました。
「臭くなりそうだから食べない・・・」と言っていた生徒たちが、
「美味しい!!!!」ともりもり食べていましたね!

塩やめんつゆで味わっていましたが、ここで大発見です!
標津町の鮭ぶしとめんつゆの組み合わせが行者にんにくに合うのです!
オリジナルメニューが一つできました!

地域の旬のものを味わうことの大切さを実感した授業となりました。

金融リテラシー(1年家庭総合)

2月2日(金)1年生家庭総合の授業にて、金融リテラシー講座を受講しました。
財務省北海道財務局釧路財務事務所より3名の方々に講師としてお越し頂きました。
前半は全体講義で、「将来のライフプランについて」「家計管理について」「お金を備える方法について」学びました。

後半は、グループごとに分かれ、資産形成体験ゲームをしながら資産形成について体験的に学ぶことができました。
発表されるイベントについて、どこにどのように投資をしていくかをグループごとに話し合います。

「ここの株はもう売った方がいいよ」「いや、上がる可能性もあるよ」
「もっと分散させた方がいいよ」「現金として持っておいた方がいいよ」
どのグループも活発な意見を出し合いながら、投資内容を決めていきます。

最後に、「資産形成で抑えておきたい考え方」と「これからの人生で覚えておいて欲しいこと」をお話してくださいました。
生徒たちは、楽しみながら資産形成について学ぶことができました。

釧路財務事務所の皆さん、遠路お越しいただき、大変貴重な体験をさせて頂きまして誠にありがとうございました。

 

給食メニューお披露目会の中止に伴って

1月26日(金)は、3年生フードデザインの授業にて、「給食メニュー開発お披露目会」の予定でした。
12月に実施した給食メニュー開発「標高Week!!」の取り組みにおいて、お世話になった方々に対して、お披露目をするといった内容でした。
しかし、悪天候のため臨時休校になってしまい、中止させて頂きました。
お忙しい中、今回のお披露目会のためにご都合をつけて頂いていた方々、非常に申し訳ありませんでした。

生徒たちは、今回のお披露目会に向けて感謝の気持ちを伝えるため、おもてなしの準備を進めてきました。
メニュー表・ランチマット・箸袋を手作りし、テーブルコーディネートも行い、準備万

 

端でした。

生徒は食材の下処理も行ってくれていたこともあり、食材を無駄にしないよう先生方で調理を行いました!

生徒オリジナルのレシピを見ながら、本番用に準備していた「しか肉ようかんカレー」「ホタテマYO!!」「デリシャスアンガスバーガー」「一新されたニシンのかば焼き」「ほてちーばーぐ」の5品を作りました。

無事に完成し、教職員全員で美味しく頂きました!

改めまして、今回の給食メニュー開発で多大なるご協力を頂きました関係者の皆様へ心より感謝申し上げます。
地域に貢献できるような授業作りを来年度も実施していきたいと思いますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。

 

 

地学基礎実験

1月24日(水)3学年の地学基礎で岩石と火山灰の観察を行いました。

 はじめに、各班に2種類の火成岩を配り、火山岩か深成岩かを考えてもらいました。肉眼やルーペで組織を観察し、その特徴からどちらかを推測します。

班ごとに協力して、すべての班が正解を導くことができました。

 次に、火山岩と深成岩の岩石プレパラートを顕微鏡で観察しました。本校には岩石用 の顕微鏡はありませんが、生物顕微鏡と偏光板を用いて代用することができます。肉眼やルーペの観察では限界がありますが、顕微鏡で観察すると斑状組織と等粒状組織の違いが詳しくわかります。

久しぶりの顕微鏡でしたが、使い方を思い出せました。
偏光して観察することで、組織の違いがよくわかりました。

偏光後は、鉱物の種類により異なった色に見えます。

最後に、桜島の火山灰を実体顕微鏡で観察しました。
 顕微鏡で観察することで、含まれている鉱物の種類を知ることができ、そこからマグマの性質を推測できます。

火山灰が様々な鉱物から構成されていることがわかりました。

 教科書の写真でしか見たことのない標本を実際に観察することで、理解を深めることができました。一見、”ただの石”に見える標本でも、背景を知ることで、多少は興味を持ってもらえたかと思います。

 

 

クリスマスケーキ作り(3年フードデザイン)

12月20日(水)3年生フードデザインの授業にて、クリスマスケーキ作りを行いました。今日は今年最後の調理実習です!

「イチゴは中にはさもうかな」「どれくらいの大きさにイチゴを切ろうかな」
頭を悩ませながら、真剣に生クリームを塗っていきます。

タブレットを使って、クリスマスケーキの画像を調べながらデコレーションしている人がいたり、お菓子やトッピングの材料を持参して、オリジナルのケーキを作っている人がいたり、それぞれ個性溢れるケーキを作りました。

個性溢れるクリスマスケーキが完成しました!!
「可愛いー」とお互いのケーキを褒め合っていました!
クリスマスケーキのデコレーション大成功でした(^^)

生物基礎 DNAモデル作成

 12月18日(月)年の瀬となり、2023年もあとわずか。本日の生物基礎では、DNAの構造を理解するためのビーズ細工に取り組みました。塩基・糖・リン酸のヌクレオチドを意識して組み立て、相補的な塩基を間違いないように組み合わせ・・・完成です。

小さなビーズに悪戦苦闘しながらも、みんなで協力して楽しくビーズ細工ができました。この後は、作ったDNAでさらに学びを深めていきます。

標津高校生給食WEEK!!

12月11日(月)から15日(金)の5日間、標津町内のこども園、小中学校、高校では、標津高校生給食WEEK!!として標津高校3年生フードデザインの生徒が考案したメニューが給食として提供されました。
標津町給食センターの協力のもと、4月から約半年間かけて準備してきました。
5つのグループに分かれ、標津町の皆に喜んでもらえる給食を標津町の特産品を活用して考案しました。
11日(月)は、「しか肉ようかんカレー」
しか肉の臭みをとる方法を考え、標津羊羹を隠し味として混ぜるという斬新なアイディアのメニューを考えました。HBCさんに取材に来て頂き、今日ドキッ!で放送されました。

12日(火)は、「ホタテマYO!!」
標津小中学校へのアンケートの結果、ホタテを苦手とする子ども達が意外と多く、ホタテを苦手とする子どもたちにもホタテを美味しく食べてもらいたいという思いから、ホタテマヨを考えました。

ホタテマヨは、小学生から「ホタテは少し嫌いだったけれど、ホタテマYO!!だったらすっごく美味しかったです。また食べたいです。」と嬉しい感想を頂くことができました。

高校生にもホタテマYO!!すごい人気でした。
続いて、13日(水)は「デリシャスアンガスバーガー」
標津町の興農ファームさんのアンガス牛を使用しました。「パンの日ってお腹いっぱいにならないよね。パンの日でもお腹いっぱいになるメニューを考えたい」という思いから作られたメニューです。

ボリューム満点のハンバーガーですが、ヘルシーなアンガス牛を使用しているため、栄養バランスも満点のハンバーガーを考案しました。
14日(木)は、「一新されたにしんのかば焼き」でした。
にしんは標津町で今年漁獲量日本一となりました。ただ、骨が多い魚なので、どうやったら給食として提供できるか頭を悩ませ、役場の水産課のご協力で骨切りの方法を教えて頂き、幼稚園児や小学生でも骨を気にせず美味しく食べてもらえるようなにしんのかば焼きを考案しました。
今回、約300匹ものにしんを役場の水産課の方々が丁寧に骨切りして頂きました。
また、この日は、STVさんに取材に来て頂き、どさんこワイドにて放送して頂きました。

最終日15日(金)は、「ほてちーばーぐ」です。
ホタテを苦手とする子ども達にも、美味しくホタテを食べてもらいたいという思いから、ホタテをミンチにし挽肉と合わせ、ハンバーグにして標津町のゴーダチーズを載せて、オーブンで焼きました。

今回の企画は、標津町教育委員会をはじめ、標津町給食センター、標津町役場水産課、幼稚園、小中学校、多くの方々のご協力・ご理解のお陰で成り立ちました。
この場を借りて心よりお礼申し上げます。
生徒にとって大変貴重な経験となり、多くの学びがありました。
今後も地域と連携し、地域活性化のために貢献できるような授業を行っていきたいと思います。

 

 

石垣島オンライン交流~ホタテ実習~(3年フードデザイン・生物)

12月12日(火)、3年生フードデザインと生物にて、沖縄県石垣市登野城小学校4年生とオンライン交流を行いました。
標津町は、今日雪が降り続けていたので外の映像を見せると、小学生は「おーっ!!雪だー!!」と雪に反応してくれました。
小学生が反応してくれたことに、緊張気味だった高校生も緊張がほどけ、北海道についてのプレゼンをスタートしました。

クイズを取り入れた内容で、石垣島の小学生に北海道のこと、標津町のことを伝えました。
その後、生物のプレゼンにバトンタッチし、ホタテの生態について説明しました。
「ホタテの目は何個あるでしょう?」のクイズをはじめ、ホタテの名称や泳ぎ方などを伝えました。

プレゼンが終わった後は、ホタテの捌き方実習です。
標津町のホタテを事前に送付していたので、小学生にホタテを捌いてもらいました。
苦労しながらも、皆上手にホタテを捌くことができていました。
その後、バターで炒めて食べてくれました。
ホタテを食べた瞬間「えっ、、肉、、?」と可愛らしい感想を言っていたようです。
標津町の特産品であるホタテについて、石垣島の小学生に知ってもらえたこと、美味しく食べてもらえたことを大変嬉しく思います。

沖縄県石垣市登野城小学校の皆さん、今日はありがとうございました。
今回の交流をきっかけに、北海道や標津町に興味を持ってくれたら嬉しいです。
また、今回協力してくださった標津漁業協同組合の皆様、心より感謝申し上げます。
この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行いました。

ホタテの捌き方実習(3年生)

12月5日(火)、3年生がホタテの捌き方実習を行いました。
講師として、標津漁協協同組合女性部の方々にお越し頂きました。
まず始めに、講師の先生によるホタテの捌き方のデモンストレーションを見せてもらいました。部位の説明もしてもらいながら、手際よく捌く姿は圧巻でした。

その後、生徒たちもホタテを捌きました。活きがよくて、苦戦している生徒もいましたが、女性部の方々が丁寧にサポートしてくれたお陰で皆で200個近くのホタテを捌くことができました。

捌いたホタテを使って、クリームシチューとホタテのサラダを作りました。
ホタテのミミは、バターで炒めました。
クリームシチューは、町民畑で育てたじゃがいもと白菜が入っており、牛乳は標津牛乳を使用しました。地産地消を意識した献立となりました。

料理完成後に、女性部の講師の方々と記念撮影をし、お礼の挨拶をしました。
標津漁協協同組合女性部の皆さん、この度は大変貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。

また、この度標津漁協協同組合よりホタテの提供して頂けたことに、心より感謝申し上げます。
今回学んだことを、来週は沖縄県石垣市の小学生へオンラインで伝える授業の予定となっております。
この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行いました。

 

海洋教育 ホタテ解剖実習

12月5日(火)3年選択生物にて、ホタテの解剖実習を行いました。生物を学び続ける生徒にとって、ホタテを通して、いままでの学びを結びつける実習です。

まずは、ホタテの貝殻を眺めて・・・膨らんだ殻と平らな殻どうして違うんだろう?
 アサリは、左右同じ形、ホッキ貝も同じ形、でもホタテはちょっと違う。そんな疑問に挑戦です。あれこれホタテの気持ちになって考えてみました。

そんな感じで、解剖は進みます。殻を外して、外套膜を観察・・・外套膜は軟体動物の特徴、殻を脱ぎ捨て外套膜だけで生きている軟体動物はな~んだ?そうです、イカやタコですね。つぎは、外套膜を一枚剥がして、心臓の観察へ。脈打つ心臓をじっくり観察しました。囲心腔の薄い膜をうまく剥がし、心臓をむき出しにすると意外な大きさにびっくりでした。
 ということで今年も無事にホタテの解剖まで終了いたしました。そして、来週、解剖学習で学んだ事を遠くはなれた沖縄の子ども達に伝える授業を実践します。
 本授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行っています。また、ホタテを提供いただきました標津漁業協同組合の皆様に感謝申し上げます。

 

鮭の解体実習(3年フードデザイン)

10月30日(月)に3年生フードデザインの授業にて、鮭の解体実習を行いました。

今年も講師として、標津漁業協同組合女性部3名、標津漁業協同組合職員1名にお越し頂きました。

最初に鮭の部位についての説明や、活締めした鮭と活締めしていない鮭の違いを師範台で捌きながら見せてもらいました。

違いが一目瞭然で圧巻でした。
その後、女性部の方々がそれぞれのグループに分かれ、丁寧に鮭の捌き方を教えてくれました。

いくらの作り方も教えて頂きました。
鮭を捌いた後は、鮭の三平汁と鮭ザンギと鮭とチーズの春巻きを作りました。
チーズは標津町のゴーダチーズを使用し、地産地消のメニューとなりました。

標津漁業協同組合女性部の皆さん、この度は大変貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行いました。

 

子ども園園児来校

10月23日(月)、認定こども園あおぞらの園児の皆さんが、標津高校に来てくれました。
実習に来てくれてありがとうのお礼を言いに来てくれて、なんと素敵なプレゼントも用意してくれました。

一生懸命作ってくれたプレゼント、とても心が温かくなりました。
ありがとうございます!(^^)!

最後に皆とハイタッチをしてバイバイしました。
認定こども園あおぞらの皆さん、どうもありがとうございました!

保育実習(2年家庭総合)

10月11日(水)、2年生家庭総合の授業にて認定こども園あおぞらさんへ今年度2回目の保育実習に行ってきました。
今回の実習では、高校生がそれぞれの年齢別に遊びを考えてきました。

0歳~1歳児クラスでは、音のなる手作りおもちゃを作って持っていき、子ども達と遊びました。
2歳児クラスでは、しっぽを作っていきしっぽ取りのゲームで遊びました。
3歳児クラスでは、氷おにとジェスチャーゲームで遊びました。

4歳児クラスでは、鬼ごっこと宝探しをしました。
5歳児クラスでは、外で色々な種類の鬼ごっこをして遊びました。

最後に、遊んでくれてありがとうの気持ちを込めて、園児みんなに折り紙メダルをプレゼントしました。
高校生にとって大変貴重な体験となりました。
認定こども園あおぞらの皆さん、先生方2日間どうもありがとうございました。

海洋教育 水産学習

10月17日(火)標津町サーモン科学館にて、水産学習が行われました。昨年度は、コロナ禍のためやむを得ず中止、今年再び実施することができました。

講師は、サーモン科学館館長市村さん。世界のサケ科魚類の話題から水産重要種としてのサケ科魚類の話、とても深くて好奇心が高まる講話でした。240種のサケ科魚類のうち5種が世界を支えるサケ科魚類ということやサケはすべてが4年で帰ってくるのではなく、2~8年と幅があることを学びました。
 魚道水槽には、遡上してきたサケたちが上流を目指しジャンプする姿がみられました。来月は、3年生の生物でサケの産卵行動観察を行います。本校のサケ学習はもうちょっと続きます。
 講義の後は、サーモン科学館の見学です。一度は、訪れたことのあるなじみの施設、指パク体験もお手のです。

本日は、お忙しい中水産学習の対応ありがとうございました。
 この授業は、海洋教育パイオニアスクール単元開発(日本財団)の一環で行われています。

給食メニュー開発試食会(3年フードデザイン)

10月5日(木)フードデザインの授業にて、給食メニュー開発試食会を行いました。
 標津町給食センターのご協力のもと、12月11日(月)から5日間、標津高校のフードデザインの授業にて生徒が考案したメニューで給食を提供させてもらいます。
標津小学校・中学校の皆さんのアンケート等を参考にしながら、標津町の皆に喜んでもらえる給食メニュー作りを半年間行ってきました。
 今回の試食会を開催するため、前日には、標津町役場の水産課の職員の方に講師として来て頂き、ニシンの下ごしらえの仕方を教えてもらいました。

5つのグループごとに、標津町の特産品を使用したメニューを考え、作りました。
ニシンやホタテや鮭、標津ゴーダチーズや標津牛乳、標津羊羹も使用しています。
調理室の様子を見に来てくれた先生方にも試食をしてもらいました。

本日の試食会のゲストは、標津町教育長さん、標津町教育委員会の課長さん、本校の校長先生です。
生徒は緊張と不安の中でしたが、グループごとにそれぞれのメニューへの思いや、特徴を説明し、試食をしてもらい、貴重な感想を頂きました。

今回の試食会で頂いた貴重なご意見をもとに改良していき、12月の給食メニュー実現まで頑張っていきたいと思います。

シュガーセミナー(3年フードデザイン)

9月27日(水)、3年生フードデザインの授業にてシュガーセミナーを実施しました。
講師として、三笠市地域おこし協力隊の田中颯太様、市川竜之介様にお越し頂きました。
シフォンケーキ作りのデモンストレーションを見たあとに、各グループごとにシフォンケーキ作りをしました。

卵黄と卵白に分ける工程で苦労しましたが、講師の先生方にアドバイスをもらいながら取り組みました。

その後、砂糖に関する講義を聞き、砂糖と人工甘味料の味比べや、砂糖と人工甘味料で作ったクッキーの食べ比べを行いました。
また、大きなてん菜を持ってきてくれていたので、てん菜を間近で見ることもできました。

焼き上がったシフォンケーキはどのグループも大成功でした!!

このような貴重な体験をさせて頂き、心より感謝申し上げます。
道新サービスセンターの堀部様、三笠市地域おこし協力隊の田中様、市川様、どうもありがとうございました。

財政教育プログラム

9月26日(火)の3、4時間目にて、1年生の家庭総合と3年生の政治経済選択者が財政教育プログラムを受講しました。
講師として、財務省北海道財務局釧路財務事務所より3名の講師の方にお越し頂きました。

税金、財政の現状について講義を聞いたあとに、一人一人が日本をどんな国にしたいかを考えました。
「子育てしやすい国」「自由な国」「借金がない国」・・・等さまざまな意見が出ました。

その後、グループになり予算編成のシュミレーションをグループごとに行いました。「借金を減らすためには年金を下げるしかないんじゃない?」「教育にお金を使った方が良いんじゃない?」等、グループごとに個性豊かな予算案が完成しました。
最後に、2つのグループに発表をしてもらいました。
1つめのグループは「全員が安全で公平な税金の安い国」、2つめのグループは「自由な国」の予算案でした。

今回の財政教育プログラムを通して、日本の未来を自分事として捉えることができたのではないかと思います。現在を生きる私たちの行動・選択が次の世代へと繋がっていくということを体験的に学ぶことができました。
財務省北海道財務局釧路財務事務所の皆さん、本日はどうもありがとうございました。

保育実習(2年家庭総合)

9月20日(水)、2年生の家庭総合の授業にて認定こども園あおぞらさんへ保育実習へ行ってきました。
事前に作ったネームプレートを装着して、ワクワクしながら今日の日を迎えました。
最初は緊張の様子だった高校生も子ども達の笑顔で緊張はすぐにほぐれ、年齢ごとのグループに分かれました。

0歳児クラスでは、最初はお互いに緊張と不安がある様子でしたが、
すぐに乳児とも触れ合うことができました。
こども園の先生に教えてもらいながら、タオルを使った移動にも挑戦しました。

1~2歳児クラスでは、おもちゃを使用したりして遊びました。
3~5歳児クラスでは、お外遊びをして、鬼ごっこや遊具を使って遊びました。

あっという間にお別れの時間になり、遊んだ感想を園児の皆さんに話してもらったり、ハイタッチをしたりしながら、「また来るね」「ありがとう」と別れを惜しみながら、園を後にしました。

今回学んだことを活かし、10月の保育実習では高校生が遊びを考えて園児に楽しんでもらえるように準備していきます。
認定こども園あおぞらの先生方、園児の皆さん、貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。

乗船体験(3年フードデザイン)

7月19日(水)、20日(木)のフードデザインの授業にて、乗船体験を行いました。標津町の海を体験的に学び、海洋に親しむ心を育むことを目的とし、約1時間のクルーズで標津町の海を肌で感じることができました。

船長室の中にも入らせて頂きました。
見たことのない機材やモニターがあり、船長さんは丁寧に説明してくれました

標津漁業協同組合のご協力のお陰で生徒達は大変貴重な体験をすることができました。
どうもありがとうございました。素敵な思い出となりました。

標津町ふれあい加工体験センター見学(3年フードデザイン)

7月19日(水)、20日(木)のフードデザインの授業にて、標津町ふれあい加工体験センターの見学を行いました。
まず標津町の特産品であるニシンの説明をして頂き、ニシンの燻製やカズノコの試食をさせて頂きました。

最後に、全員でニシンの捌き方を教わって一人1匹ニシンを捌きました。全員三枚おろしにすることができ、お家へのお土産に持って帰りました。

標津町ふれあい加工体験センターの方々のご協力のお陰で、ニシンについて楽しく学ぶことができました。
大変貴重な体験をさせて頂き、どうもありがとうございました。
今後のフードデザインの授業における地場産業の学びにこの経験を活かしていきたいと思います。

野付巡検

6月14日(水)一年生の総合的な探究の時間にて、野付巡検が行われました。毎年6月に実施しているこの授業、標津高校の環境学習では、とても大切な授業となります。

 天候は曇り。やや東寄りの風が吹き、海からの霧が心配でしたが、先端部分はそれほどでもない天候でした。今年のガイドは、標津高校のOBである河本さんです。前日に事前学習を行い、野付の環境や生物についてレクチャーを受けました。本日は、実際にどうなっているのか自分の目でしっかりと見ることが目的です。

先端部の砂嘴にはいると、目に付くのは打ち上げられたアマモ、どこまでも続く砂、でもよく見るとそこにはたくさんのゴミが・・・。そんな現状を見ながら先端まで歩きました。

先端では、河本さんからお話をいただきました。実際にアマモを手に取り、穴の開いた貝殻の謎解きをしたり、昔栄えた街の話をしてもらったり、野付にまつわる話題に興味深く耳を傾けました。

帰りは、海洋ゴミ拾い。海外からのペットボトルや日本製のペットボトルもたくさん拾いました。そして、打ち上げられた漁網やロープの切れ端、網や手袋など産業ゴミも回収することもできました。

午後からは、野付ネイチャーセンター周辺での植物観察です。タブレットをみんなが持っているので、自分が気に入った花の写真をたくさんパシャリ!花の写真を集めました。6月の野付半島は、色とりどりの花が咲き誇り、いい季節を迎えています。

あっという間の1日でしたが、この学びをまとめて、探究活動に発展していきます。
  
 2023年度(令和5年)ゴミ回収データー
  燃えるゴミ  25.4Kg
  燃えないゴミ 14.2Kg
  カン     1.66Kg
  ビン     2.32kg    となりました。 

 

生物基礎 森の生態系

6月2日(金)やっと夏らしい気温となり、湿度も上昇してきた今日、一年生の生物基礎の授業は、森への探検でした。

前期中間試験範囲である4章の学習を終え、森の緑がとても綺麗になった6月、学校裏の望ヶ丘公園で森林の実習をしました。今まで学んだ知識をつなげて、実際に森を歩くと今までと異なる視点で新たな発見があるはず。

本日、観察できた主な植物は、「クロユリ」「エゾカンゾウ」「マイズルソウ」「ニリンソウ」「ワタスゲ」「タチツボスミレ」などなど、綺麗な花が咲き誇っていました。特にクロユリが満開でした。
 樹木は、「エゾノコリンゴ」の白い可憐な花が満開。これには、生徒もすご~いと感動していました。「カラマツ」の新芽の黄緑とエゾマツの深い緑のコントラストも綺麗な季節でした。リスが松ぼっくりを食べた跡「通称エビフライ」もちらほらと・・・。
また。エゾハルゼミが羽化しているようで、蝉の抜け殻も観察できました。

生徒たちは、新しいタブレット端末を片手に、気になったところへカメラを向けてたくさん写真を撮影。次の時間にスライドでレポートを作成します。どんなレポートになるのか楽しみです。

雪印チーズセミナー

5月31日(水)の3年生フードデザインの授業にて、チーズセミナーを実施しました。
雪印メグミルク株式会社 北海道統括支店から小池様、山崎様、桔梗原様に講師として来て頂きました。
5時間目は、チーズの歴史や製造方法について等の講話をして頂きました。
チーズのパッケージを実際に手にとったりしながら、チーズには様々な種類があること、千年以上の歴史があることを学びました。

6時間目は、調理室に移動しチーズ体験学習として、専用器具を使用してチーズを切って、「チーズプラトー(チーズの盛り合わせ)」作りをしました。

盛り合わせが完成した後に、味の薄いものから順に試食をしていきます。
匂いや味の特徴がそれぞれあり、グループ内で好きなチーズベスト3を考えました。

1つ1つのチーズを真剣に試食している姿は、まるでチーズソムリエのようでしたね。

グループごとにベスト3を発表しましたが、日頃から食べ慣れているプロセスチーズが人気でした。
普段食べているチーズ以外にも、チーズにはたくさんの種類があることを今回の授業を通して学ぶことができました。
また、お土産として生徒全員にスキムミルクを頂きました。
雪印メグミルク株式会社の皆さん、今回は貴重な体験をさせて頂き、どうもありがとうございました。