標高ニュース
ソバの被害とイチゴのランナー
本日の2年生の自然環境系では、畑の管理を行いました。手入れも丁寧に行って、例年以上に作物も順調です。本日は、ニンジンの間引きと草抜き、ピーマンとナスの定植を行いました。
そんななか・・・「あれ?」トウモロコシの一株が・・・先端部分がなくなっています。さらに・・・ソバも食べられた形跡が・・・。今年の探究データー用のソバが・・・無残です。容疑者は・・・おそらくシカ。最近グランドにシカがいるなぁと思っていましたが、ついに畑まで来たようです。これ以上の被害を出さないように、厳重に防鳥テープを張り巡らせ、シカやカラス被害の軽減つながるよう対策をしました。
イチゴは、葉を青々と茂らせてきました。そして,ランナーが伸びてきました。来年のイチゴのために元気な走出枝を育てたいと思います。ジャガイモは、いよいよ開花です。ハナシベツの綺麗な花が咲いてきました。
アイヌ文様について学ぶ(1年生家庭総合)
7月11日(木)1年生の家庭総合の授業にて、先週に引き続き「アイヌ文様について学ぶ」特別授業 第二回目を行いました。
今回も講師として、北海道アイヌ協会優秀工芸師の西山美紀子様にお越しいただきました。
今回は、アイヌ文様の刺繍について教えてもらいました。
まずは、チェーンステッチ縫いの練習です!
練習が終わり、西山先生に用意していただいたコースターにアイヌ文様のデザインを描き、
チェーンステッチ縫いで縫っていきます。
生徒たちは「完成したら誰にあげようかなー」「糸の色が綺麗でとても可愛い作品ができそう」
と楽しみながら刺繍していました。
ほぼ全員が初めての刺繍でしたが、一人一人丁寧に教えて頂き、
アイヌ文様の刺繍入りのコースターを完成させることができました。
西山様、大変貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
学校祭 PTA活動 クレープ屋さん開店
7月6日(土)学校祭一般公開に合わせて本校PTAでクレープ屋さんを出店しました。中標津のジェームスさんのご協力で学校での特別販売。大人気のクレープを標津でも食べれると昨年も好評でした。さて、今年度は・・・
事前販売の売れ行きも好調、当日は、PTA生活研修委員や役員の皆さんを中心に販売を行いました。お店の準備から販売まで、わいわいと楽しく活動をすることが出来ました。また、販売以外では、玄関での受付業務も担当して頂きました。
当日、学校祭にご協力頂きました保護者の皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。次の行事は、強歩遠足です。この勢いで次の行事も保護者パワーを注ぎましょう!
学校祭 能登半島地震支援活動
7月6日(土)に行われた学校祭一般公開にて、ユネスコ活動として能登半島地震支援活動に取り組みました。防災減災活動の一環でもある支援活動です。
募金箱を所々において頂き、募金を呼びかけました。ご来場の皆様のおかげで4334円の募金が集まりました。この後、能登への支援活動が始まります。どんな活動になるのかは、後ほど報告いたします。
野付半島巡検
6月13日(木)、1年生の総合的な探究の時間にて、野付半島巡検を行いました。ユネスコスクールの理念を念頭に、毎年6月に実施しています。
この巡検は、
・日本最大の砂嘴を巡検し、豊かな自然に生息する多様な生態系を観察して、海を介した時空間的なつながりを尊重すること。
・漂着物が打ち上げられている野付崎先端部を観察し、豊かな自然を残していくことの大切さを認識し、海の諸問題に関して自ら責任ある行動を起こす積極性を身につけること。
を主な目標としています。
当日、学校を出発するときの天気は霧が濃くて曇りであり心配でしたが、先端部分に近づくにつれ、快晴となり気温もかなり高くなりました。
今年もガイドは標津高校のOBでもある、野付半島ネイチャーセンター河本さんです。前日に事前学習を行い、野付の環境や生物についてレクチャーを受けました。巡検では実際にどうなっているのかを、自分の目で見てきます。
先端部の砂嘴に入ると、目に付くのは打ち上げられたアマモ、どこまでも続く砂、でもよく見るとたくさんのゴミが流れ着いています。
先端では、河本さんからお話をいただきました。実際にアマモを手に取ったり、穴の開いた貝殻について考えたりと、野付にまつわる話題に興味深く耳を傾けました。
帰りは海洋ゴミ拾いです。海外からのペットボトルや、漁網やロープの切れ端などの日本の漁業ゴミをたくさん拾いました。
午後からは、トドワラでの植物観察です。それぞれ自分のタブレット端末で花の写真を撮ったり、スケッチを行いました。河本さんから教わった、タンポポの在来種と外来種の違いにも気をつけながら観察しました。6月の野付半島は、色とりどりの花が咲き誇り、良い季節を迎えています。
あっという間の1日でしたが、この学びをまとめて、探究活動に活かしていきます。
今回のゴミ拾いの結果は…
燃えるゴミ 8.8kg、燃えないゴミ 14.62kg、カンビン 4.88kg となりました。
アイヌ文様体験実習(1年生家庭総合)
7月2日(火)、1年生家庭総合の授業にて「アイヌ文様について学ぶ」特別授業を行いました。
講師として、北海道アイヌ協会優秀工芸師の西山美紀子様と小高知花様にお越し頂きました。
講義では、アイヌ文化の歴史や地名、アイヌ文様について学びました。
かつて着物や針はとても貴重なものであったというお話を聞いたあとに、
実際に代表生徒が着物を着させてもらいました。
その後、ヤシの木の素材を使ってブレスレット作りをしました。
それぞれ個性溢れるブレスレットが完成しました!
次回は、いよいよアイヌ文様の刺繍に挑戦します!楽しみですね!
本日は、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
全国募集対面説明会(in東京)
6月29日・30日の2日間にわたり東京で開催された、地域みらい留学の高校説明会に参加してきました。東京は、非常に蒸し暑かったのですが、代表の生徒2人が頑張ってくれたおかげで、2日間で31組の中学生及び保護者の方々が相談に来てくれました。
生徒たちは、アイヌ衣装を身にまとい、一生懸命に標津町・標津高校のPRをしてくれました。保護者の中には、「とてもわかりやすい説明だった」と言ってくださり、生徒たちはご満悦でした。相談に来ていただいた中学生や保護者の皆様どうもありがとうございました。
説明会開始前。まだ余裕がありました。
標津町・標津高校の良さが伝わるように全力で説明しました。
1分間のショートプレゼンでは、パンフレットを活用してPRしました。
標津高校を進学の選択肢の一つに入れていただければ、大変ありがたいと思っています。
何かございましたら、遠慮なく本校に問い合わせください。
イチゴとソバの観察です
7月1日(月)イチゴが膨らんできました。
早いものは、もう赤みもあり、食べ頃までもうちょっと。標津の寒さにも耐え、定植してくれたイチゴたち。これからの実りが楽しみです。カラスにいたずらされないように防鳥テープでガードしました。
今年の課題研究のテーマとしているソバ、本葉が展開してきたタイミングで形質を調査しました。丈、葉の数などこれからのデータを集めました。
川北小学校 放課後ちいき遊びのお手伝い(自然科学部)
6月28日(金)川北小学校へ行きました。本日は、自然科学部員5名にて川北小学校の放課後ちいき遊びのお手伝いです。本日のちいき遊びは、川探検です。自然科学部で普段から行っているガサガサなので、小学生のお手伝いを引き受けました。本日のフィールドは、川北小学校裏の小川です。
先日、川北小学校で行った樹液の授業を覚えてくれていた6年生が「樹液の高校生!」と声をかけてくれました。
上流域と下流域の二手に分かれていざ探検!
子ども達は、ザブザブ川に入り、ガサガサ網を動かして次々に声が上がります。「ヤマメ~~~とれた」「カエルとれた~~」と大はしゃぎ。高校生も負けじとガサガサしましたが、おおきなエゾイワナを取り逃しガックリ。
本日観察できた魚は、上流部からオショロコマ、ヤマメ、エゾイワナ、フクドジョウが見られました。外来種のウチダザリガニも様々なサイズがとれ、外来種問題の根深さを実感。それでも、小学校の裏の小川で1時間足らずでとれた魚の数としては、なかなかの数が捕れていました。川北の自然の深さ、生物の多様さ、どれもすばらしい環境でした。
高校生に1つ宿題を頂きました。こちらのカタツムリ・・・何カタツムリ(マイマイ)でしょうか?
宇陀紙 紙すき体験 ノリウツギ学習
6月28日(金)標津町文化会館にて2年生3名で紙すき体験と宇陀紙の勉強を行いました。
標津町で取り組んでいるノリウツギの産業化、3年生は、それにともなうノリウツギの調査をこれから始めることになります。町全体で取り組み、国の文化財を守るという大切な役割を持続的に続けて行くために、高校生ができる事で協力していきたいと思います。
2年生は、初めての紙すきでしたが、福西さんのご指導の下、綺麗な和紙をすくことが出来ました。
進路講話
6月24日(月)稚内大谷高等学校長 平岡祥孝様を講師に迎えて進路講話を実施しました。学校での学びがどのように社会へつながっているのかを知り、今やるべきことを考える貴重な機会となりました。平岡先生、お忙しい中お越し頂き、ありがとうございます。
チーズセミナー
6月26日(水)3年生フードデザインの授業にて、「チーズセミナー」を実施しました。
講師として、雪印メグミルク株式会社より桔梗原様と山口様にお越しいただきました。
5時間目は、チーズについての講話です。チーズの歴史や、製法や種類等について学びました。
6時間目は、チーズプラトー作りを行いました。9種類のチーズそれぞれの特徴に合わせた道具を使って切っていきます。
切るのが難しいチーズもありましたが、講師の先生のアドバイスをもらいながら切ることができ、どのグループもチーズプラトーを完成させることができました。
チーズプラトーが完成したあとは、試食をしていきます。
クラッカーにのせたり、鰹節やはちみつをかけたり、様々な食べ方で試食をし、各グループでベスト3を決めます。
1つづつ味わいながら試食している姿は、まるでチーズソムリエのようでした。
それぞれのグループのベスト3を発表すると、普段食べ慣れているさけるチーズや6Pチーズが人気でした!
今まで食べたことのないブルーチーズやカッテージチーズの試食もできて、大変貴重な体験となりました。
また、生徒一人一人にスキムミルクのお土産も頂くことができました。
雪印メグミルク株式会社の皆さん、ありがとうございました。
今回学んだことを今後のフードデザインの活動に活かしていきたいと思います。
海洋教育 藻場学習
6月26日(水)海洋教育パイオニアスクール単元開発として取り組む鮭の聖地の物語がはじまりました。海の豊かさを学ぶ第1章。本来なら干潟の学びから始まるところでしたが、雨で中止。今回やっと海洋実習に取り組む事が出来ました。
本日は、標津町海の公園での実習です。そして、今回の講師は、学社協働として標津町サーモン科学館の副館長西尾様にご協力を頂きました。稚魚採集では、その名を知れた地域の海のスペシャリストです。
まずは、ご挨拶。
早速、胴長に履き替えて、まずは、生き物を探します。すぐ目に付くのは、カニの仲間。今回は、ケフサイソガニ、イソガニ、モクズカニの3種。しかもメスは、抱卵していました。西尾さんは、次々と魚を掬ってきます。西尾さんから稚魚がいるポイントを教えてもらいみんなでチャレンジすると・・・イソバテングやギンポの仲間が次々と掬えました。藻に隠れている魚も好みの藻があるらしく、藻と魚の微妙な関係を学ぶ事が出来ました。ヤドカリの仲間(テナガホンヤドカリ)も藻場から次々出てきました。さらに、ヘラムシの仲間やワレカラの仲間、小さなエビにアミ類まで採集できました。
慣れてくれば、どんどん生き物が集まってきます。
付着する生物では、外来フジツボであるキタアメリカフジツボや在来種のキタイワフジツボを観察して、岩にへばりつくコケムシや管棲ゴカイの仲間、カキ、タマキビの仲間やエゾボラ等の巻き貝やカサガイの仲間を観察しました。海藻も観察することが出来ました。緑藻のアナアオサや褐藻のコンブ類、紅藻のフノリなど多様な藻類が見られました。
今回は、サーモン科学館とのコラボ企画となりましたが、魚の専門家が加わることで、生徒達のモチベーションもアップ。楽しい実習となりました。次年度からも恒例企画として学社協働を推進していきます。西尾さんありがとうござました。
本授業は、日本財団海洋教育パイオニアスクール単元開発の一環として行われています。
ポー川史跡自然公園巡検
6月20日(木)、2年生の総合的な探究の時間にてポー川史跡自然公園巡検を行いました。
南知床標津町観光協会のガイドさんの案内のもと歴史民俗資料館と伊佐仁カリカリウス遺跡見学を行いました。
生徒たちは、ガイドさんの説明を聞きながらワークシートに記入していきます。
標津町の自然環境や風土、歴史について体験的に学びました。
最後にカヌー体験を行いました。ハプニングもありましたが、貴重な体験となりました。
ガイド協会の皆さん、標津町ポー川史跡自然公園の皆さん、この度はありがとうございました。
また、根室管内高等学校地理歴史・公民科の研究会としても実施し、参加した先生方もカヌー乗船等の体験を行っていただきました。
季節外れの・・・
ナメコが発生。
6月の冷涼な気候がナメコを呼び出したようです。今年は、春シイタケが豊作でしたが、ナメコまで出てくるとは思ってもいませんでした。
キノコの山 ほだ木の管理
6月14日(金)2年生の自然環境系科目の授業は、キノコのほだ木を見に行きました。
何とナメコのほだ木からシイタケが・・・
近くのシイタケのほだ木から胞子が飛んだのでしょうか???
キノコの山の管理は、ほだ木の整理整頓です。
立てかける棒を作り、ほだ木を立てかけます。これで綺麗にシイタケも育ってくれることでしょう。キノコの山のほだ木の管理、まだまだやることがたくさんです。
ノリウツギ学習
6月14日(金)ノリウツギに関する学習会を行いました。今回の講師は、標津町にお住まいの鈴木先生です。植物の専門家でもある東北大学名誉教授の鈴木先生です。
高校生に向けて、標津町のノリウツギについてわかりやすく講義をしていただきました。なんでノリウツギなのという素朴な観点からノリウツギが日本の文化財を守る為の重要な役割をになっていること、標津町には、ノリウツギが多く生育していることを学びました。
そして、ここからがポイント。このノリウツギを持続的に将来も安定して供給していくためにどうするべきなのか、そのために今やらねばならないことを教えていただきました。萌芽再生によるノリウツギの再生産、萌芽再生と成長についての基礎データの集積が今の課題。これを高校生達が担うことで、標津町のノリウツギを大切な資源として活用出来るに違いありません。
ということで、ノリウツギ・・・高校での課題の1つとなりそうです。調査が楽しみになってきました。
裏山散策 クロユリを探せ
6月11日(火)ギョウジャニンニクを採った裏山へクロユリ探しに行きました。
森は、すっかり初夏。さてクロユリは見つかるのでしょうか。
いつもの木道に行ってみると、木道の近くでクロユリ発見。
早速、計測です。高さや花の付き方などデータを集めます。さらに木道を進むと、湿原の食虫植物であるモウセンゴケが見られました。初夏の花であるエゾカンゾウも咲き始めました。
クロユリの花 両性花 雄花
6月3日(月)学校前の体育館の裏に毎年花を付けるクロユリがいよいよ開花しました。
独特な香りが漂いますが・・・それはまぁ我慢。
クロユリの花を観察して下さい。違いに気付きましたか???
どこかが違います。どこが違うか探してみて下さい。
鮭節を使ったオリジナルレシピ(3年フードデザイン)
5月16日(木)3年生フードデザインの授業にて、「鮭ぶしを使ったオリジナルレシピ」の調理を行いました。
標津町の特産品である鮭ぶしを使い、各グループごとにオリジナルレシピを考案しました。
作った試作品を校長室に持っていき、校長先生から講評を頂きました。
頂いた講評をもとに第二回試食会に向け、更なるメニュー開発を行っていきます。
校長先生のお気に入りレシピは、「鮭ぶし焼きおにぎり」「バニラアイスの鮭ぶし和え」「鮭ぶし塩ラーメン」「鮭ぶしのせ鮭茶漬け」でした!
他にも「じゃがいもの煮っころがし鮭ぶし和え」「レタスと鮭ぶしのナムル」「鮭ぶしジャーマンポテト」「大学いも鮭ぶしのせ」「鮭ぶしポテトサラダ」「鮭ぶしバナナヨーグルト」を調理しました。
全国募集の学校説明会に参加してくれた中学生に標津町から鮭ぶしのお土産をお渡しします。
その際に、こちらのレシピ集も配布しますので、楽しみにしていてください!
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