標高ニュース
ポー川ガイド養成 現地実習
7月9日(金)初夏らしい日差しの中、先日行ったガイド講座の実習として、ポー川史跡自然公園へ行きました。
本日は、現地実習です。といっても、2年生にとっては、2度目のポー川なので、今回は特別に学芸員の小野さんに案内と説明をいただきました。
まずは、資料館でのガイドです。
湿原でのガイド
次は、外へ。天然記念物標津湿原を低層~中間~高層湿原に向けて歩きながら、小野さんからガイドのポイントを教えていただきました。この時期は、花がとても多く、生き物の生き生きしている様子を感じられます。アヤメ、ツルコケモモ、ノリウツギ、エゾイソツツジ、モウセンゴケ、エゾゴゼンタチバナと貴重な植物たちが咲き誇っていました。
さらに湿原を進みポー川に架かる橋。そして、カリカリウス遺跡へ。
当時の暮らしの様子を思い描きながら、小野さんの説明を聞き、アイヌ文化と自然とのつながりを実感しました。
さて、この後は、高校生ガイドとしてガイドの心得や伝え方、知識をさらに身につけて実際にガイドができるように頑張ります。
生物多様性学習
7/15(木)、自然環境系科目を選択している2年生を対象に生物多様性学習を行いました。
今回は、帯広畜産大学、環境生態学分野保全生態学研究室の赤坂卓美助教に「生物多様性の保護と保全ーこれまでとこれからー」という内容で講義をして頂きました。
生物多様性には、遺伝的多様性、種の多様性、生態系の多様性がありますが、それぞれについて説明を受けました。
種の絶滅についての講義を真剣に聞いてメモを取っています!
後半は、外来種の問題を扱っていただきました。外来種も地域に浸透しており、一概に悪とはいえず、多面的に見る必要があることを学びました。
講義の途中には、帯広畜産大学の修士1年の2人の学生も交えて「生物多様性や自然に関心がない人にどうやって伝えるか?」というテーマでディスカッションを行いました。
修士の学生の協力もあり、活発な意見のやりとりができました!
大学の先生の講義を高校で受ける非常に貴重な機会になりました。
今回の学習で学んだこと多様性に関する知識を、今後の学習に役立てていきます。
本授業は、標津高校環境学習の一環として、標津町林課と協力して実施しました。赤坂助教をはじめ、協力してくださった方々に感謝申し上げます。
ポー川史跡自然公園高校生ガイド養成講座
6月24日(木)5、6校時、ポー川史跡自然公園の学芸員 小野 哲也 氏を招いて養成講座を実施しました。
講座では、ガイドとしての心構えをはじめ、遺跡や自然景観の成り立ちについて、詳しく教えていただきました。
説明を真剣に聞きながらメモを取る生徒たち。
講義の後は、さらに知識を深めたい内容などについて、各自で調べました。
今後は、現地での学習も行い、ガイドを目指して勉強を続けていきます。
お忙しい中、講義をしてくださった小野様、ありがとうございました。
ソバの播種・発芽
6/14(月)、ソバの播種を行いました。
昨年度は散播(ばらまき)をしましたが、今年度は病害虫の防除のしやすさも考慮して条播(すじまき)にしました。
溝の中に種を撒いていきます。
圃場は4区画に分け、害虫に関する実験を行う予定です。最後に、防鳥テープを張って作業は終了です。
畑らしい見た目になりました!
今年度は、標津町の町民農園でもソバの栽培を行います。
こちらも丁寧に播種を行いました。
6/21(月)、播種から一週間後の様子です。
土の中からソバの芽が出てきました。
出てきたばかりの芽には殻がついていました。
全体として順調に発芽していますので、今後の生長が楽しみです。
栽培管理と観察を続けながら、収穫を目指してがんばります。
圃場の準備(1)
自然環境系科目では、今年度もソバの栽培を行います。
ソバの播種の前に、圃場の準備を行いました。
まずは、表面の草を剥がしたり、石を拾いながら、耕していきます。
鍬を使っての作業も少しずつなれてきました。
つづいて、土壌のpHを調整するために石灰(炭酸カルシウム)の散布です。
全体に均等に撒けるように心がけました。
最後に、肥料分なども含まれている培土を畑全体に入れました。
徐々に均等に広げられるようになってきました。
土を耕すのは重労働で、かなり疲れましたが、最後までやりきりました。
ここまでで作業の前半は終了です。
圃場準備は(2)へと続きます。
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